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【合格体験記】横浜市立大学医学部医学科(3浪・女性)

▼入塾時期

3浪の4月

▼最終成績

第三回全統記述模試

英語:170(73.9)
数学:178(77.3)
化学:94(83.8)
生物:94(87.9)

*カッコ内は偏差値

共通テスト本番

合計:811点(90.1%)
R:97点
L:97点
数1A:87点
数2B:94点
化学:92点
生物:89点
政経:88点
国語:167点

▼合格校

横浜市立大学医学部医学科
東京慈恵会医科大学医学部医学科
順天堂大学医学部医学科
日本医科大学医学部医学科
国際医療福祉大学医学部医学科
東京医科大学医学部医学科 など

▼使っていた参考書/問題集

英語

  • シス単
  • FACTBOOK
  • ネクステージ
  • 和文英訳教本
  • 速読英熟語
  • 速読英単語(必修編)

数学

  • Focus Gold1A、2B、3
  • 新数学スタンダード演習
  • 数3スタンダード演習

化学

  • 宇宙一わかりやすい高校化学
  • エクセル化学
  • 化学の良問問題集

生物

  • チャート式生物
  • エクセル生物
  • 生物の良問問題集

国語

  • 漢文早覚え速答法

政経

  • 蔭山の政経
  • 共通テストへの道

▼勉強時間(推移)

⇒プレッシャーのかかる場所で勉強するなど工夫をし、1年通して非常に長い勉強時間を確保していました。

▼英語の勉強で重要だったこと(松濤舎の教え)

・シス単を徹底的に固めること

昨年までも単語帳は完璧に習得したと思っていましたが、実際は順番や例文で覚えてしまっている部分も多かったです。

シス単カードは順番を変えたり、間違えた単語だけすぐに復習できたりと効率よく、抜けなく習得することができました。シス単を完璧にしたことで、模試や過去問を解く上で困ることはなくなりました。

あとは覚えていない単語を随時暗記していくだけで、十分対応できました。

・多読多聴をすること

昨年までは、文法や構文を習得したはずなのに試験では思うように得点できませんでした。上手くいかない度に文法や構文に固執していきましたが、この時の私がすべきことは多読でした。

速熟で多読多聴をしていくうちに英語を英語のまま理解できるようになり、英文を読む速度が上がりました。最初はどうしたら英語を英語のまま理解できるのかわかりませんでしたが、進めていくうちにできるようになったというのが実際のところです。頭で考えるのではなく、まずは塾生ページ通りに進めていくことが大切だと思います。

例文を暗記すること

和文英訳教本の例文を全て暗記したことで、和訳も英訳もできるようになりました。補助教材を活用して模試の前に一気に復習していました。

参考記事

▼数学の勉強で重要だったこと(松濤舎の教え)

・抽象化すること

Focus Goldの問題がそのまま出題されることはあまり無いので、抽象化することが重要でした。例えば、最大値を求める方法は何があるかなど、分野をまたいでif-thenの知識を身につけるようにしました。

・1度解けた問題は出来るだけ放置し、1度も解けなていない問題を優先すること

昨年までは、解ける問題は解けるうちに復習しなければならないと勘違いしていました。解ける問題を解くことは楽しいですし、自信になりましたが、入試では思うように解くことができませんでした。

原因は、解ける問題を何度も復習したことにありますが、当時は”やはり数学は才能やひらめき力が必要なのだ”と思い込み、自信があった分さらに自分を追い込んでいました。

今年は、1度○印のついた問題は放置し、×印のついた問題から優先的に復習したことで、より多くの問題を”解ける状態”にすることができました。

復習の回数を重ねることよりも、解ける問題を増やすことが合格する上でとても重要でした。

・壁学習をする

何度も×印のついた問題は、解法を壁に貼っていました。何度も目にすることで時間を無駄にせずに習得できました。

参考記事

▼化学の勉強で重要だったこと(松濤舎の教え)

・自分の言葉で説明できるようにする

エクセルや良問を習得すると模試では成績が取れるようになりましたが、それだけでは不十分な部分もありました。

宇宙一を理解することは本質を学ぶ上でとても重要だったので、文章を隠して空で説明できるようにしました。漠然と参考書や問題集の解説を読んでも本質を理解したことにはならないので、自分なりにアウトプットしていく必要があると思います。

また、宇宙一に出てくる公式は自力で導出できるようにしました。

・分散学習をする

昨年までは忘れることを恐れて、短期間のうちに何回も復習していました。その時は出来るような気になりましたが、長期的な記憶に繋げることができませんでした。

・壁に貼って覚える

どうしても覚えられ無いものに絞って、壁に貼っていました。無機分野は特に有効でした。

参考記事

▼生物の勉強で重要だったこと(松濤舎の教え)

・教科書を活用すること

教科書は強い味方でした。わからないことがあれば教科書に戻り、仕組みや抜けている部分を確認しました。

教科書に書かれていることは何を聞かれても答えられる状態にしたことで、生物は”何があっても大丈夫”という自信が生まれ、入試当日の精神安定剤になりました。

また私立医学部では細かい知識まで出題されましたが、教科書に記載されていないものは飛ばすと割り切ることができました。

・自分の言葉で説明できるようにする 

重要な語句(太字になっている語句)は、文章を隠して空で説明できるようにしたり、クエン酸回路などの仕組みは何も見ずに簡略化した図をかけるようにしました。説明を読んで太字のワードが出てくるようになったら、現象や仕組みを自分の言葉で説明できるようにしました。

・関連づけを行う

新しい知識を定着させる時は、既にある知識と関連させることで記憶に残りやすくなりました。

参考記事

▼松濤舎の指導でよかったこと

▽週1面談、週1電話サポート

船登先生に全ての指導をして頂けたことが1番よかったです。先生との面談を通して自身の認識のずれに気づき、正しい学習観に近づくことができたと思います。

難易度の高い問題や細かい知識をどこまで習得すべきか迷った時は、志望校や成績も含めてアドバイス頂けたので、迷って時間を無駄にすることも努力のベクトルを見誤ることもありませんでした。

自分の努力が志望校合格のために常に正しい方向へ向かっているという納得感がモチベーションになりましたし、受験当日の自信にも繋がりました。

参考記事

▽学習観の記事

難関大生の学習観を知り自身の認識を修正することが、医学部に合格するうえでとても重要なことでした。

昨年の私がそうでしたが、間違えた学習観を持っているとその上をいくら積み上げてもなかなかうまくいきません。努力しても結果が出せないと思っている人ほど、難関大生の学習観と自身の認識との間にギャップがあり、そこに気づけず苦しんでいるのではないかと思います。

特に私のように進学校では無い高校に通っていた人は、間違えた学習観を持ってしまいがちです。

>参考記事:学習観まとめ

▽志望校決め、進路相談

模試の成績だけでなく、多くの視点から指導して頂けたので不安になることなく出願できました。

実際に志望校に合格された方の話も教えて頂けて、より具体的に入試を想定して課題や過去問に取り組むことができました。

参考記事

▽受験情報の収集、提供

常に正しい情報だけを教えて頂けたので、過度に不安になったり、間違えた情報に振り回されることがありませんでした。これは他の受験生よりかなり大きなアドバンテージとなりました。

医学部の受験情報は正しくないものも多く出回っています。情報が溢れる中で、自分1人で正しいものとそうでないものを判断することは難しいと思います。

▽各大学の入試終了後の電話サポート

試験ではうまくいかない科目もありましたが、先生と面談したことで解き方を客観視することができ、次の試験に活かすことができました。またメンタルを維持する上でも有り難かったです。

▽進捗管理シート、過去問管理シートなどのツール

課題をどこまで習得できたのか一目で把握できたのでモチベーションになりました。

また、この参考書を習得するとどれくらいの偏差値になるのか具体的な数値が示してあったので、課題をこなす度に自信になりました。

参考記事

▽指定された教材

指定された教材を習得したことで、基礎から標準まで固めることができました。

シス単、速熟、FG、良問、チャート生物が特に良かったです。

参考記事

▽勉強のやり方、問題集のやり方

各教科の完全攻略法と、各教材の使い方の記事には全て目を通していました。

特に、英語の勉強法や分散学習の重要性に気づくことができたのは大きかったです。間違えた学習観を修正することが合格への近道だと思います。

参考記事

▽過去問演習サポート

最後の最後まで過去問のフィードバックをして頂きました。自分では気づかない視点からアドバイス頂けたので、本番で得点する力がつきました。

私立医学部の受験期は日程が詰まっていて復習することも多く、振り返りが試験前日の夜になってしまうこともありましたが、すぐにフィードバックを頂けたので安心して試験に臨むことができました。

参考記事

▼役に立った松濤舎の記事

・昨年までに合格された方の体験記は、正しい学習観を学ぶことができたので繰り返し読んでいました。各教科の認識のズレや甘さを修正することができました。

・教科の完全攻略法と教材の使い方の記事は全て大事でした。受験科目は全て目を通すべきです。

・生物は、医科歯科の方の記事を読んで実践したことで得意科目にできました。

参考記事

▼これから受験する人に向けた応援メッセージ

私は地頭も要領も全く良くないですが、松濤舎と船登先生を信じて課題に集中した結果、医学部に合格することができました。

今までかなり遠回りをしてしまったからこそ、松濤舎でご指導頂いたことは全て重要だったと確信しています。

正しい学習観を知れたこと、不安なことがあればいつでも質問や相談ができたこと、常に正しい情報だけを得られたことは、他の受験生より大きなアドバンテージとなりました。

私が合格できたのだから誰でもできると本気で思います。昨年の私のように学習観にズレがある人ほど大きく結果を変えられると思います。努力しているのにうまくいかず、苦しんでいる人も絶対に大丈夫です。頑張ってください!

▼松濤舎代表による指導レポート

入塾時の成績は非常によかったのですが、2浪時に合格が出ず、松濤舎に入塾しました。

要因はさまざま考えられましたが、使っていた問題集ラインナップから典型問題を網羅できていなかったこと、典型問題を少しずらした実戦的な問題を解く時間が確保できていなかったことが最大の原因と考えました。

そこで、数学はFocus Goldが終わったあと新数学スタンダード演習&数学3スタンダード演習を追加、理科はエクセルが終わったあとに良問問題集を追加しました。

政経選択で受験できる国公立医学部(横浜市立大学、新潟大学、信州大学など)であれば、これらの教材で十分対応できます。9月以降は、少しずつ過去問演習に入り、解ける問題だけを確実に解くスキルを身につけていきました。

このように、やるべき問題集をきっちりと習得するのはもちろんのこと、受験観や勉強方法、問題集の使い方など、あらゆる側面において”難関大合格者の当たり前”に合わせたことが、今年の結果に結びついた大きな要因だったと思います。これは彼女自身が振り返っているとおりです。

なお、今年は受験したすべての医学部(慈恵・順天堂・日医・国際医療福祉大学・東医ほか)で合格しました。

松濤舎で言われていることを100%理解した上で、1日平均13時間も勉強し、すべての大学で合格したのは素晴らしいとしか言いようがありません。

浪人を重ねても、まだまだ成績を伸ばし、合格できるという好例でした。

参考になれば幸いです。