最難関大合格者は、正しい”学習観”を持っている

長年指導している中で、問題集や勉強法と同じくらい重要なのが学習観であることに気づきました。

学習観とは、学習というものをどう捉えているかという認識や信念のことです。学習観には、受験観や記憶観、英語観や数学観なども含みます。

これらを難関大生(東大・京大・一橋生)にヒアリングしていく中で、彼らの学習観はとても近い上に、いずれも正しかったのです。私自身、「確かにその科目ってそういうものだと捉えれば、時間の割き方も勉強方法も問題集の使い方も違ったのに・・・」というものばかりでした。

一方、どこの塾に通っていたか、どの問題集をどの時期にどのように使っていたかといった細かい手段が同じだった人は、一人としていなかったのです。

ここから言えることは、重要なのは以下の順序だということです。

①受験や記憶、英語や数学などの各科目に対して正しい認識を持つこと
②上記を踏まえ、正しい状態ゴールを見据えながら、勘所を押さえて勉強すること
③実績ある問題集を、正しい方法で徹底的に勉強すること

多くの人が①②をすっとばし、③の手段にばかり目がいきがちです。しかし、それでは目指すべきスイングがわからないまま、何が勘所かわからないまま、ただ素振りのトレーニングをしている人と同じでとても非効率です。

細かい手段に違いはあれ、受験そのもの、あるいは各科目に対して持っている認識はとても似通っています。塾生の皆さんも、難関大生の学習観に自分の学習観を”すり合わせ”、認識から変えるようにしましょう。