0. はじめに
「松濤舎では何をしているのか?」について、入塾後の様子がイメージしやすくなるようまとめました。
1. 課題作成
学習可能な時間(1週間)をもとにしながら、次の全統記述模試(年3~4回)に向けた課題を作成します。
課題は市販教材を使うことが多いですが、オリジナル教材を指定することもあります。
課題は1日あたりにやるべき問題数で指定しており、使い方や目指すべき状態ゴール(=習得レベル)も明確にお伝えしています。
生徒は、明確な課題を淡々と進めるだけの状態になります。納得感の高い課題のため、情報収集に時間を使ったり、周りを気にすることなく、目の前の勉強に没頭できるようになります。
2. オリジナル教材の提供
松濤舎オリジナルの補助教材を製作しています。
学校の指定教材を最大限活用するために、主に市販教材で課題を作成しているのですが、独学で進めるよりも短い時間、少ない周数で習得できるようにするためです。たとえば、Focus Goldを進めていくとき、Focus Goldの補助教材を見ながら進めていくことで、独学で進めるより圧倒的に理解が深まり、定着しやすく、少ない知識で広く応用できるようになります。
こういったオリジナル教材は毎年アップデートされており、最新のもっともわかりやすい補助教材が手に入れられるようになっています。
市販教材の補助教材だけでなく、市販教材にはない理想の教材も製作しています。たとえば、『VENN4000』はまさに市販教材にはない、松濤舎があるべきと考えた理想の英単語帳となります。
3. 週1回の面談、電話サポートで進捗確認
計画通りに学習が進んでいるか、課題の修正は必要ないか、何か困っていることがないか等を把握するため、通塾コースでは週1回の面談を実施しています。通信コースの場合は電話サポートを行います。
通塾コースでは問題集の中を確認したり、確認テストを行うことで、より細かく状況を把握したり、学習のサポートを行っています。
4. 24時間の質問対応
面談日以外にも質問や相談がいつでも可能です。
通塾コースであれば常駐しているサポートスタッフに質問できますし、メールでの質問も可能です。
課題をつまずくことなく進めていく上で必要なサポートはすべて行っています。
5. 模試の結果を踏まえた次の課題作成
課題は次の全統記述模試に向けて作っているわけですが、実際に模試を受けた後は、まず自己採点結果を報告していただき、過去の平均点・標準偏差から、予想の偏差値を出しています。なぜなら、模試返却までには1ヶ月ほど時間がかかるためです。
この結果を踏まえ、また次の模試に向けた課題を作成します。次の模試の出題範囲を対象に、現在の成績や志望する学部などを考慮の上、科目間の時間配分や問題数、レベルを決めています。
6. 出願校決め
以上のように、3~4ヶ月ごとにある全統記述模試の偏差値をもとに現状把握と課題作成を行い、受験生の10月中旬に最後の模試(第3回全統記述模試)を受けていただきます。すべての成績が揃っているため、これをもとに出願校を決めていきます。
国公立受験生は、11月から共通テスト対策と私立併願校の過去問演習をし、共通テスト(1月中旬)後に、正式な国公立大学の出願校を確定します。私立専願の場合は、11月から私立併願校の過去問演習を開始します。
7. 過去問演習
まずは合格最低点を調べてもらい、それを取るために必要な各科目の点数を出します。
その点数を超えるべく、時間を測って過去問を解いていきます。まずは試験時間を1.5倍にして「時間があれば解ける状態なのか?」を確認します。適切な志望校であればこれはクリアするはずです。次に試験時間通りにして解き、合格最低点がクリアできるか確認していきます。
過去問演習でもっとも重要なのは「捨てる練習」です。合格最低点を取るために、解くべき問題を優先的に、確実に解く練習をします。解かなくていい問題に手をつけてしまると、大学入試はほぼ100%失敗するのです。
過去問演習が終わり、自己採点する際には「予想配点集」が用意されています。普通、配点は公表されていませんが、松濤舎のサポートスタッフに合理的に配点を考えてもらっているため、精緻に採点することができます。
なお、英作文や国語は添削が必要なので、松濤舎に送っていただき、添削した上で返信します。
8. 志望理由書の書き方指導や添削
意外と時間が取られるのが志望理由書の作成です。
これはフォーマットがあるので、そのフォーマットに沿って作成していただいています。添削も行っているため、安心して出願できます。
9. 面接対策・小論文対策も
医学部受験では面接・小論文が課せられる大学があります。
面接・小論文指導も月謝内で行っています。合格に必要な指導はすべて月謝内で行います。
10. 効率的に学習したい人にとってすべてが揃っている
結論、効率的に学習したい人にとって必要なすべてが揃っているのが松濤舎です。
無駄の多い集団講義は行わず、演習中心の個別課題を出し、独学で進めるより効率になるよう補助教材やオリジナル教材を用意しています。それでもわからないものがあれば、いつでも質問をして解決することができます。
模試の偏差値という定量的なデータをもとに成績把握を行い、次の模試に向けて納得感の強い課題が作成されます。
模試がひと通り終わったの出願校決めでも、偏差値という定量データを使って論理的に出願校決めを行います。過去の合格者の偏差値や細かいデータも年々積み重なっているため、ただ論理的であるだけでなく、経験則も蓄積しています。
過去問演習では、合格最低点を調べたうえで、最低限取る点数を上回るという「守りの受験」を指導しています。独学で過去問演習をすると採点などもナアナアでやってしまいがちですが、第三者が入ることで定量的にきちっと対策ができます。
志望理由書や面接・小論文対策などはマインドシェアが取られがちですが、非常にシンプルで効果的な対策方法があるので、それを伝授することでもっとも重要な学業に専念できるようになっています。
以上はすべて、独学で東大現役合格した松濤舎代表が「自分にとって理想の塾」と考えたものを形にしています。
足りない指導やサポートがあれば、今後も追加していく予定です。
11. ロジカル受験メソッド
私たちは「効率的な受験勉強」をロジカルに追求しています。
一貫したロジックをもとにすべてを組み立てるため、生徒たちは迷いなく、強い納得感を持って勉強しています。
いまや不安ビジネスと化してしまった教育産業において、私たち松濤舎はこれからも本質を追求し、論理的で透明性の高い、子どもたちに寄り添う塾でありたいと考えています。
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