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【決定版】化学の完全攻略法

1)典型問題を網羅せよ

化学は扱うテーマや実験が限られているため、理解すべき事象や解けるようになっておくべき問題に限りがあります。すなわち典型問題を網羅するのが最適な戦略となる科目が化学なのです。

逆に言えば、どうして事前に解いたことのない実験問題が入試で解けると思えるのでしょうか? 不確実性を残したまま入試に臨むことは可能な限り避けなければなりません。

2)論点は、典型問題をいかに網羅するか?

では、どの問題集をやれば網羅性がもっとも担保されるのでしょうか? そもそも国公立大学は教科書外からは出題されないので、教科書準拠であることが望ましい。その中でもっとも網羅性が高いのが、エクセル化学です。

エクセル化学は実際に問題数が多く、厚さも教科書準拠問題集で随一です。桜蔭や開成などで指定されており実績は折り紙付きで、さらに教科書準拠問題集の中で唯一、市販で解説がついてくるため誰でも手に入れられます。

こうした特徴から松濤舎ではエクセル化学を指定教材としています。

2)典型問題集だけで偏差値67.5まで取得可能

エクセル化学だけで、全統記述模試で偏差値67.5が取得可能であることがわかっています。そのため、ほとんどの大学のボーダー偏差値を超えることができ、過去問演習にスムーズに入ることができます。

基本的な用語確認から、基本問題、応用問題と1冊で引き上げられる素晴らしい問題集です。

3)参考書を活用する

問題集だけでは、ただ問題が解けるだけになる危険性があります。理解が伴わなければ定着に時間がかかり、応用もできません。

例えば、理論化学はミクロな世界で起きていることからマクロな事象を理解する分野なので、原子や分子の挙動がイメージできなければなりません。しかし、問題集だけでは公式に値を代入するだけだったり、近似の意味がわかっていないけれど操作だけ覚えて答えが出るといった状態になりがちです。

そこで、ミクロな世界で起きていることがイメージできる参考書があるとよく、宇宙一わかりやすい高校化学シリーズを推奨しています。

無機化学はひたすら理屈のない物質の色や性質を覚える必要があるため、語呂合わせやビジュアル化を通して記憶に定着させる補助が必要で、それを参考書が担っています。

有機化学は、最終的に構造決定の問題が解けることが主なゴールとなっており、それに向けて様々な官能基の特徴を覚えたりしていく必要があります。こうした大枠の流れや暗記補助を行ってくれるのが参考書です。

宇宙一わかりやすい高校化学シリーズ

4)エクセル化学を補完して盤石にする良問問題集

エクセル化学から過去問に入っても全く問題ないのですが、問題の解き方をそのまま覚えてしまったので別角度から問うてもらいたいと思ったり、入試問題を通して理解の穴をなくしたい場合には、化学の良問問題集を使います。

1冊丸々やらなくても、苦手意識のある分野だけ取り組んでもいいですし、エクセル化学では取り扱いが少なめである有機の構造決定問題だけをやってもよいでしょう。