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【決定版】『速読英単語必修編(速単必修編)』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

 

『速読英単語必修編(速単必修編)』で取得可能な偏差値

『速読英単語(必修編)』で偏差値67.5が取得可能です。

*全統記述模試(河合塾)の偏差値

『速読英単語必修編(速単必修編)』を使った合格実績

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

・医学部医学科

大阪大学、横浜市立大学、筑波大学、広島大学、金沢大学、新潟大学、熊本大学、岐阜大学、浜松医科大学、鳥取大学、愛媛大学、大分大学、高知大学、富山大学、弘前大学、秋田大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 など

・他学部

東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、神戸大学、千葉大学、筑波大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、東京理科大学、MARCH など

『速読英単語必修編(速単必修編)』の習得レベル(松濤舎の定義)

レベル1リスニングで内容が理解できる
レベル2パラレルリーディングしながら内容が理解できる
レベル3黙読し日本語を介さず理解できる偏差値67.5

『速読英単語必修編(速単必修編)』の使い方

リスニング

まずはリスニングです。3回聴くようにしてください。最初は話の全体像を掴むことを目的に、2回目以降は聴き取れなかった部分を聴き取りましょう。3回聴いたらSTEP1は完了です。

スクリプトを確認

次にスクリプトを確認します。

聴き取れなかった単語、知らない単語、音が省略されていた単語(a,theなどの前置詞)を確認します。また、複雑な文についてはこの時点で構造を理解するようにしてください。

最後に、右ページの全訳を見て内容の確認をしたらSTEP.2は完了です。

パラレルリーディング

スクリプトを確認したら、英文に目を通しながら音源に合わせて発音していきましょう。これをパラレルリーディングと言います。パラレルリーディングの目的は音韻処理の自動化です。

全文の意味を理解しながらパラレルリーディングできるようになったらOKです。

[注意]必ず、意味を理解しながらパラレルリーディングするようにしてください。ただ音を真似るだけでは成績は伸びません。自分が書いた文章かのように感情を乗せてパラレルリーディングすると、より効果的であることがわかっています。

黙読

最後に黙読し、日本語を介さずに英語を英語のまま理解できるようになっているか確認します。できるようになっていれば、英語を英語のまま理解する回路が鍛えられた証拠です。

『速読英単語必修編(速単必修編)』の状態ゴール

目指すべきは、①英語の語順通り、②ナチュラルスピードで、③日本語を介さずに英語を理解できている状態です。

返り読みせず、一方通行で読み進めるということです。

英語は語順通り読むことで、どんどん情報が限定されていくように配列されています。そういった感覚に、多数の長文を通して慣れていく必要があります。

また、多聴(リスニング)することは、語順通りに読むスキルを向上させます。音はどんどん流れていくので、原理的に返り読みができないからです。

ナチュラルスピードとは、ネイティブが音読する際の自然なスピードのことです。

これは多聴(リスニング)することで掴めるようになります。黙読していると速読できている気になりますが、実は非常に遅い可能性があります。音源を使えば、どれくらいのスピードで読めればいいのかが一発でわかります。

さらに、後述する「パラレルリーディング」をすることで、音韻処理の自動化ができるようになり、素早く読めるようにもなります。

もっとも掴みづらいのがこれです。日本人は日本語を通して物事を理解しているので、「日本語を介さずって一体どうやるのか」や「日本語を介さずにできているかわからない」と思う人もいるかもしれません。

ここでは具体的な例を挙げてイメージできるようにしましょう。たとえば、

I play soccer.

という英文があります。この各単語を、日本語を介さず、イメージ(≒視覚的なイメージ)が直接想起される訓練積むのです。

まず、Iというのは私自身のことですね。「私」という漢字を思い浮かべるのではなく、私自身のことを指しているということがわかればOKです。

続いてのplayですが、単語帳には「遊ぶ」「(楽器などを)演奏する」「(スポーツなどを)する」といった複数の意味が書かれていると思います。

これらを、第一義、第二義、第三義・・・などとして覚えるのは絶対にやめましょう。英単語と日本語は1対1対応するようなものではなく、英単語にはその英単語が持っている独特なニュアンスがあります。それを敢えて日本語に無理やり訳すとしたら、文脈によって「遊ぶ」「(楽器などを)演奏する」「(スポーツなどを)する」となる、というだけです。

よって、playという単語を見たら、私なら、アクティブに体を動かしたり表現したりすることを想起します。いちいち「遊ぶ」「(楽器などを)演奏する」「(スポーツなどを)する」といった日本語を想起することはしません。

最後にsuccerという単語は、そのままサッカーですね。「サッカー」というカタカナを想起するのではなく、グラウンドでサッカーの試合をしているようなイメージが想起されます。

以上を踏まえて、改めてI play succer.という英文を見てみてください。今度は日本語を介さずに理解できるようになっているはずです。

このように英語が理解できるようになると、非常に早く英語が読めるようになります。

『速読英単語必修編(速単必修編)』のリスニングについて(補足)

下記に、リスニングについて2点補足します。

長文読解が継続しないのは、英語だけの文章を読むのが苦痛だからです。日本人にとって英語のみからなる文章は見るだけでストレスフルです。

しかし、リスニングで音を聴いている分にはそういったストレスは感じません。あまり勉強をしている感じがなく、ラジオや音楽を聴いている感覚に近くなるはずです。

そこで、まずはリスニングから始めます。最低でも3回は聴くようにしましょう。1回目は、細かい部分より全体像を把握することに重きを置き、2回目以降は聴き取れなかった部分を聴き取ろうとしてください。同じ場所をリピートしても構いません。

「これ以上繰り返し聴いても聴き取れなそう」と思ったら一旦止め、英文と全訳を確認します。この際、英文構造も把握するようにしてください。また、聴き取れなかった単語や、ほぼ発音されなかった単語(a,theなど)を確認します。

ここまで終われば、再びリスニングに戻り、今度は何を言っているか100%理解できるまで繰り返しましょう。音だけで完璧に理解できるようになったらリスニングは終了です。

面白いことに、リスニングをすることで英文がスクリプトに見えてきます。文章を読んでいる感覚ではなく頭の中でセリフが流れるようになって、長文に対する抵抗感が一気に消えるようになるのです。

このように、リスニングは長文読解と比べてハードルが低いため毎日続けやすいのです。また、長文に対する抵抗感も下がるという副次的効果も得られます。

「リーディング(長文読解)対策したいのに、リスニングなんかして意味あるの?」と思ったかもしれませんが、そもそもリスニングはリーディング対策を内包しています。

リスニングでは「音⇒文字⇒理解」という過程を経ますが、リーディングは後半の「文字⇒理解」に該当するからです。

しかも、リスニングの方がリーディングよりも負荷の高い学習です。

というのも、リスニングでは音がどんどん流れていくので返り読みしません。結果、英語を語順通り理解していくトレーニングになります。また、ナチュラルスピードで読み上げられるので速読のペースも掴めます。スピードが速いので英語を日本語に訳している暇もありません。

こうして、リスニングでは語順通りに速いスピードで文章が流れていくので、日本語を介して理解しようとしなくなり、英語を英語のまま理解しようとする回路が鍛えられるのです。

注意しなければならないのは、理解していない情報を頭に入れてもまったく意味がないということです。ただ英文を聴き流したり、音から英文を思い浮かべるだけをしても、まったく意味がないので注意が必要です。

『速読英単語必修編(速単必修編)』のパラレルリーディングについて(補足)

パラレルリーディングについては3点補足があります。

パラレルリーディングとは、「テキストを読みながら・音を聴き・声に出す」ことを指します。

声に出しながら…音声聴く音声聴かない
テキスト見るパラレルリーディング音読
テキスト見ないシャドウイング暗唱

「なぜ長文読解のトレーニングをしたいのに発音するの?」と思ったかもしれませんが、パラレルリーディングには語順通り読んでいく、ネイティブスピードで読み進めるようになる、日本語を介さずに意味を読み取るようになるといったリスニングで得られたのと同様の効果の他に、音韻処理を自動化する効果があるからです。

人は文章を読むとき、それが日本語であろうが英語であろうが、心の中で音読します。今まさに読んでいるこの文章も、心の中で音読しているはずです。

文字を素早く音に変えることができなければ黙読も遅いわけなので、素早く発音する練習を繰り返してください。「黙読しているときはスラスラ読めているから大丈夫」と思うからもしれませんが、実際やってみるとスムーズに発音できないことが露わになります。

文字を見てそれを音に変えることを音韻処理といいます。

素早く発音するトレーニングを繰り返すことで音韻処理が自動化され、スムーズに長文を読んでいくことができるのです。

パラレルリーディングでは、必ず意味を理解しながら読むようにしてください。文章が自分の意見かのように感情を乗せて読むと効果的です。

『速読英単語必修編(速単必修編)』の1長文にかける時間

1長文30分

『速読英単語必修編(速単必修編)』の特徴

『速読英単語(必修編)』が多読多聴用教材として最適なのは次の2つの特徴があるからです。

①音源がある

リーディング対策にリスニングは必須です。『速読英単語(必修編)』には音源が存在します。従来のリスニング教材で長文読解対策がしにくかった理由に、リスニング教材が簡単すぎたということが挙げられます。しかし、『速読英単語(必修編)』はもともと多読用教材ですので、この難易度で音声が聴ける点は大きいです。

②全訳が近くにあって使いやすい

『速読英単語(必修編)』は左ページが英文、右ページが全訳という構成になっています。多読多聴は理解可能な文章を読むことが必須条件です。わからなければすぐ右ページの全訳が読めるので大変便利です。

『速読英単語必修編(速単必修編)』の前にやるもの

『Rise3』に取り組んでから『速読英単語(必修編)』に入ります。

また、『速読英単語(必修編)』に入るためには、『システム英単語』の見出し語を2,200語覚えていなければなりません。

『速読英単語必修編(速単必修編)』の後にやるもの

『Rise4』に入ります。

『速読英単語必修編(速単必修編)』と交互に進める長文問題集

『英語長文Rise 読解演習』シリーズと交互に進めていくことで、偏差値が2.5刻みで上昇し、偏差値72.5まで取得可能です。

・Rise1(12問)   :偏差値55
・速単入門編(68長文):偏差値57.5
・Rise2(15問)   :偏差値60
・速読英熟語(74長文):偏差値62.5
・Rise3(15問)   :偏差値65
・速単必修編(70長文):偏差値67.5
・Rise4(15問)   :偏差値70
・速単上級編(48長文):偏差値72.5

『英語長文Rise 読解演習』と『速読英単語』を交互にする理由

『速読英単語』シリーズで多読多聴し、長文読解量を確保しなければ、「英語の語順のまま、日本語を介さず、ナチュラルスピードで意味を取る」ができないからです。

一方、『英語長文Rise 読解演習』を使わなければ「問題を解くための読み方」を習得できません

『英語長文Rise 読解演習』と『速読英単語』を交互に使っていくことで、偏差値が2.5刻みで、段階的に上がっていくのです。

『速読英単語必修編(速単必修編)』と語彙量のバランス

多読多聴は、語彙量が一定ある状態でやるからこそ、単語を想起する訓練になり、意味の想起がスムーズにできるようになります。各レベルの問題集が終了した時点で入っていたい語彙量は以下となります。

語彙量が足りていない場合は長文読解を止め、長文にかけていた時間を単語暗記に充ててください。

・Rise1   :シス単1,000語
・速単入門編 :シス単1,200語
・Rise2   :シス単1,500語
・速読英熟語 :シス単1,800語
・Rise3   :シス単2,200語
・速単必修編 :シス単派生語&熟語
・Rise4   :VENN4000 3,600語
・速単上級編 :VENN4000 4,200語

『速読英単語必修編(速単必修編)』は多読多聴の教材として使用する

『速読英単語(必修編)』は本来、「長文中で英単語を暗記する」というコンセプトで作られた単語帳です。収録されている長文70文(80~250wordsに、約1,900語の英単語が散りばめられています。松濤舎では本書を、多読多聴教材として使用しています。

『速読英単語必修編(速単必修編)』で英単語は覚えるべきか?

『速読英単語(必修編)』はあくまでも多読多聴教材として使用するため、本書に掲載されている単語を覚える必要はありません。覚えたらラッキー程度でOKです。

文章中で単語を覚えることは、下記の点で非効率です。

・文章中に英単語を入れることを優先しているため、コロケーションが最適化されていない。また、文章を完成させるため覚える必要のない単語も入っており、そこまで効率が高いとは言えない。

・単語は文脈からは独立した形で覚えるべき。なぜなら文脈がヒントになってしまい、別の文脈で意味の想起ができない可能性があるから。「単語は文脈で覚えると効率が良い」という言説は科学的に否定されている。

『速読英単語必修編(速単必修編)』に入る前に改めるべき「間違った英語観」

「英単語を覚え、文法問題も解き、精読もしたのに、英語の成績が伸びない」という人はたくさんいます。その原因は明らかで、次の2つが影響しています。

・日本語を介して英語を理解しようとしているから。英語を英語のまま理解する回路を鍛えなければならない。
・単語や文法知識は多数使うことで、スムーズに想起できるようにならければならないが、それができていない。

要するに、英語を英語のまま理解する機会が圧倒的に不足しているということです。

日本の英語教育のクリティカルな問題点は、リーディングやリスニングを通した英語のインプット不足にあります。

その上、英単語を覚え、文法というルールを覚え、英文構造を解析していければ、英文も読めるようになるし、英作文も書けるようになるという誤った英語観を植え付けています。英語はプログラミング言語ではないので、このような勉強をいくら続けていても英語がスムーズに読める・聴けるようにはなりません。

英作文やスピーキングなどのアウトプットは少量で良いこともわかっていますので多量のインプット(多読多聴)と、少量のアウトプット(ライティング・リーディング)が英語学習におけるポイントなのです。

補足:英単語も文法知識も重要

当然、英単語と文法知識も必要です。

英単語に関して言うと、多読多聴を通して語彙量を増やすことは非効率であることがわかっているので、別途単語帳を使って暗記しなければなりません。

また英文法に関しても、多読多聴を通して理解していくのは非効率ですし、細かな文法問題は大学受験において依然として出題が多いため、これも文法問題集で対策しなければならないのです。

『速読英単語必修編(速単必修編)』が英単語を”潜在知識”にする

英単語や文法の知識がなければ英語長文は読めないため、英単語は単語帳を、英文法は文法問題集を使って意識的に暗記しなければなりません。

このように、意識的な暗記を通して得た知識を顕在知識(けんざいちしき)と呼びます。

(参考)意識的な暗記 ⇔ 不随意暗記

ちなみに、意識的な暗記の対義語を不随意暗記と言います。

不随意暗記とは、普段生活する中で意図せず覚えることをいいます。母語(日本人にとっての日本語)は、このような不随意暗記を通して言語習得しますが、それには膨大な時間が必要になります。しかし、高校生・受験生は、英語だけに膨大な時間をかけることはできませんし、英語漬けの環境を用意することも難しいです。よって、意識的な暗記を通し、単語や文法を暗記していく必要があるのです。

顕在知識は、最初からスムーズに使うこと(思い出すこと)はできません。覚えたての英単語が長文中に出てきても「うーん、なんて意味だったかな」と思い出すのに時間がかかるはずです。

顕在知識は、たくさん触れること(多読多聴すること)によって素早くその発音や意味が思い出せるようにしなければいけません。単語を見聞きした瞬間に、その意味が無意識に出てくる状態です。

このような状態になった知識のことを潜在知識(せんざいちしき)と呼びます。多読多聴を行うことによって顕在知識が潜在知識に変わり、スムーズに英文が読めるようになるのです。


【決定版】英語の勉強方法と年間スケジュール

難関大学受験生向けに、英語の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。