【難関大学受験生向け】おすすめの手帳とその使い方(2019年度版)

はじめに

難関大学合格者は、手帳を使って自己管理をしている

受験は自己管理能力を試す試験とも言えます。

長期的な展望を持ち、逆算して勉強計画を立て、好き嫌いに関係なくやるべきことを淡々とやっていくためには、手帳というツールは必携です。

松濤舎は「難関大学合格者が当たり前にやっていることをやる場所」をモットーとしています。難関大学合格経験者の多くは独学、あるいは主体的に勉強しており、当然のように手帳を使った自己管理しています。よって、松濤舎では手帳を使った学習管理方法についても指導しています。方針立てや時間配分、勉強方法などの指示は松濤舎側で詳細に行っていますが、それをもとに勉強を進めるのは生徒自身です。計画通りに学習が履行できるよう面談時に手帳の使い方の指導をし、自己管理能力を高めます。

手帳を使う目的

時間配分を最適化するため

受験では合計点で合否が決まる競争です。限られた時間を最適に配分し、合計点を最大化させることがもっとも重要となります。

よって、手帳を使って、まずは残された時間を把握する必要があります。特に現役の受験生は、高3年生になると定期テストと大量の外部模試でスケジュールが埋まっていき、残された時間が少ないことに気づくことでしょう。

イベントを最大限活用するため

予定を把握しておけば、各イベントを最大限に活用できるようになります。

例えば、定期テスト「新出分野を一度、高い習得レベルまで上げる機会」外部模試「一度できたことのある問題も一通り復習する機会」です。

こうした日程を把握し、万全の準備で臨むことで効率的に成績を上げることができます。後手に回ってしまうと、せっかくの成長の機会を有効活用できません

手帳に求める必須機能

上記の目的を達成するためには、難関大学受験生向けの手帳には下記機能が必須です。

年間カレンダー(見開き)

1年間の予定を見開きで把握できるので、時間配分の最適化がしやすくなります。受験までの残り時間が視覚化されるのでモチベーションアップにも繋がります。

見開きの年間カレンダーがついた手帳は、実はあまり販売されていませんが、必ず見開きの年間カレンダーが入っている手帳にしましょう。

月間カレンダー(見開き)

年間カレンダーより細かい粒度で、月の予定を一覧で把握できる機能は必須です。

バーチカル式

1日のタイムラインが記録できる手帳をバーチカル式と呼びます。

学習状況を改善するために1日の生活状況を見える化するのは高校生にとって必須ですので、手帳は必ずバーチカル式のものを購入するようにしましょう。

タイムラインには、問題集レベルで記録する必要はありません。

勉強時間がきちんと確保できているかを見える化することが目的なので、起床、移動、学校、部活、お風呂・ご飯、勉強、就寝の粒度で記録すればOKです。

早朝から深夜までの時間が記録できるものを

ビジネス手帳は、記録できる時間帯が短い(8時〜22時までが一般的)です。

受験生は、早朝起床(6時前後)、24時就寝の人が多いので、最低でも7時〜24時まで記録できるものを選ぶ必要があります。

夜中24時以降に勉強するのは非推奨ですので、手帳に合わせて24時までには就寝するようにしましょう。

月間カレンダーのあとに週間カレンダーがある

1年分の月間カレンダーが最初にまとまり、残りが週間カレンダーという構成になっている手帳も結構多いのですが、シンプルに使いにくいです。

当月カレンダーのあとに週間カレンダーがあり、続いて次月カレンダー・・・という構成の手帳を選ぶようにしましょう。

フリースペースが広く、柔軟性の高い手帳

手帳にはレフト式と呼ばれる形式のものがあります。左ページが週間カレンダー、右ページがフリースペース(自由記述できるスペース)という構成になっているものです。

レフト式の多くはバーチカル式ではないのですが、バーチカル式の手帳にもフリースペースの多い手帳はあります。フリースペースがあると柔軟性が高まり使い勝手が大幅にアップしますし、個々人にとって使いやすい手帳にカスタマイズできるので、必須な機能です。

ちなみに、受験専用の手帳も多く出ていますが、概してフォーマットが決まっていて欄外のスペースが狭く、自由度が低いので使いにくいものが多いです。

手帳にあるとベターな機能

ポケット

ものが入れられるポケットがついていると何かと便利です。受験票や予備の付箋などをしまっておけます。

マンスリーインデックス

ページの端にインデックスがついていると、該当の月に素早く移れて便利です。

ペンを収納する輪

手帳を開いてすぐに記録できるよう、手帳用のペン(消えるペンを推奨)、あるいはシャープペンシルが収納できる輪っかが付いていると便利です。

結論:「ラコニック 手帳A5ウィークリー」を推奨

上記の機能を備えた、難関大学受験生に最適な手帳を調べた結果、推奨するのは「ラコニック 手帳 A5 ウィークリー」です。

 

手帳の使い方

年間カレンダーに予定を書き込む(年一回)

現役生は学校で年間シラバスが配られていると思います。下記例にあるような、勉強時間に大きな影響のあるイベントは年間カレンダーに記載します。

  • 定期テスト
  • 学校行事(体育祭、文化祭、修学旅行など)
  • 模試
  • 英語外部検定
  • 長期休み(春休み、夏休み、冬休み)
  • 入試本番(センター試験(共通テスト)、大学別試験) など

浪人生の場合は、下記を記入しておきましょう。

  • 模試
  • 入試日程(発表され次第)

月間カレンダーに予定を書き込む/月1回

2ヶ月先の予定まで書き込むのが肝です。

今日が3月1日であれば、4月末までの月間カレンダーがすでに記入されている状態にしてください。当月の予定だけを把握していると、次月上旬に大きなイベントがあった場合に対応が遅れてしまうからです。

1週間の課題(TODOリスト)を記入する/週1回

週次カレンダーのページは、左ページがタイムラインになっています。

一方、右ページは自由記述できるフリースペースになっています。

まずは右ページに、1週間でやる課題(TO DO)を記入しましょう。やるべき問題集、どこまで進めるか、習得レベルの目標、単語は何ページ進めるか、などをメモします。

1日の振り返りをし、勉強時間のメモと、課題の消し込みをする

左ページのバーチカル(タイムライン)は、予定を立てるためではなく、時間管理をするために使います。毎晩その日を振り返り、何にどれだけ時間を使ったかメモし、1日の勉強時間を算出します。無駄な時間を過ごしていることも可視化されるので、改善しやすくなります。

なお、タイムラインは勉強した内容をメモするには狭すぎるので、細かい学習記録は右ページのフリースペースにしましょう

1日の振り返りをして気づいたこと、感じたこと、勉強法の改善点なども、右ページにメモにしておいてください

最後に

手帳を使って学習管理するのは難関大学合格者にとって当たり前のことです。

そんな”当たり前”が、当たり前にできるようになってください。