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【決定版】壁学習のすゝめ

壁学習で時間を味方につけよ

壁学習とは壁に貼っておくと勝手に覚える”勉強法”のことです。”勉強法”と表記したのは、もはや勉強しているという感覚がないからです。モチベーションも不要で、時間が経てば勝手に覚えているという究極の方法なのです。

トイレや机の壁など普段よく目にするところに覚えたいものを貼っておくと、1回1回の学習の深さは浅いのですが、触れる回数が多いためいつの間にか覚えるようになります。

やる気が湧かないもの、単純暗記しないといけないもの、嫌いな科目のものは積極的に壁学習しましょう。

ちなみに、覚えるまでは一定の時間がかかるため、高1から勉強を開始した人が恩恵にあずかれる勉強法です。繰り返し言っていますが、高1から始めることが本当に重要なのです。

単純暗記せざるを得ない科目に有効

数学や理科などの理解系科目でも壁学習は有効です。というのも、理解系科目も行き着くところ暗記になるからです。

例えば数学でも有名な証明を、その過程も合わせて貼っておけば、勝手に覚えることでしょう。しかし、ただ公式を貼って丸暗記しようとするのは、壁学習を有効に活用できていない一例といえます。

早めに1周し、単純暗記系は壁学習に回す

壁学習を有効活用したいのであれば、問題集はサッサと1周し、壁学習に回すものと机に向かって勉強すべきものに分別すると学習効率は大きく高まるでしょう。

数少ない単語帳の未暗記単語

例えば、単語帳に掲載されている2,000単語のうち、残り100語が覚えられていないとしたら、その100語だけを紙に書いて貼っておき、その単語帳を使っての勉強は完了としてしまいます。

数少ない未習得問題

例えば数学の星3個問題で、あと数個だけ覚えられないなら、その問題だけ紙に書いて貼っておきましょう。その作業をしているだけで頭に残りやすくなったりするのでオススメです。

壁学習の注意点

壁学習の注意点は、壁学習するための紙を作ることにたくさん時間を使わないようにすることです。例えば、英単語を覚えるためにたくさんの単語を紙に書く時間などです。

よって、覚えていないものが全体の残り数パーセントになってから壁学習用の紙を作るようにしてください。それ以外は、紙面をそのままプリントアウトしたものを貼るに留めましょう。