[推奨]松濤舎の指定問題集です。
『生物の良問問題集』で取得可能な偏差値
『生物の良問問題集』で偏差値72.5まで取得可能です。
*全統記述模試(河合塾)の偏差値
『生物の良問問題集』を使った合格実績
松濤舎での合格実績を以下に記載します。
・医学部医学科
新潟大学、岐阜大学、浜松医科大学、富山大学、弘前大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 など
・他学部
名古屋大学、北海道大学、早稲田大学、上智大学、東京理科大学、MARCH など
※代替可能な問題集を使った合格実績も含む。
『生物の良問問題集』の習得レベル(+取得可能な偏差値)
レベル1:5割以上の確認問題が自力で答えられる
レベル2:8割以上の確認問題が自力で答えられる
レベル3:5割以上の必須問題が自力で答えられる
レベル4:8割以上の必須問題が自力で答えられる
レベル5:5割以上のレベルアップ問題が自力で答えられる
レベル6:8割以上のレベルアップ問題をが自力で答えられる:偏差値72.5
『生物の良問問題集』の使い方
まずは問題が解けるか確認します。
解けたら◯マーク、解けなければ×マークを累積していきます。2周目以降は×マークしかついていない問題だけを復習します。
わからなければすぐに解答を読むようにしましょう。
本書『生物の良問問題集』は新しい知識や解法を学ぶために使うので、すぐに解答を見てOKです。
『生物の良問問題集』の特徴
『生物の良問問題集』の特徴①|基礎のおさらいを入試問題を通してできる
基礎知識の多くは、簡単な問題を通して勉強することが大半です。
しかし、『生物の良問問題集』はすべて入試問題で構成されているため、入試問題を通して基礎のおさらいができます。
知っている問われ方なら解ける問題でも、入試問題のような”ちょっと違った角度”から問われると解けないということも多いです。この「入試問題を通して基礎のおさらいができる」ところが『生物の良問問題集』の非常に重要な特徴です。
『生物の良問問題集』の特徴②|難易度の高いテーマまで網羅されている
良問問題集シリーズ全般に言えることですが、難易度の高いテーマやマニアックな分野まで網羅しているところが特徴です。
大学受験は「事前に出題されうる問題(=典型問題)を網羅して解けるようにしておくこと」が最良の戦略であり、それを標準レベル〜発展レベルでも実現させたのが本書『生物の良問問題集』です。
『生物の良問問題集』1問にかける時間
1問:平均20分
※瞬殺できる状態をゴールとしましょう。
『生物の良問問題集』の前にやること
教科書傍用問題集をやりましょう。学校で配られているものでOKです。これだけで偏差値65〜67.5が取得可能です。
『生物の良問問題集』と教科書傍用問題集との関係
まず、どちらも教科書範囲の知識が問われるという点では同じです。教科書範囲を超えた問題は掲載されていません。また、各テーマで必要な知識やよく問われるテーマが網羅的に扱われているという点も同じです。
一方、教科書傍用問題集が「整った問題」を集めた問題集であるのに対し、『生物の良問問題集』は入試問題をベースとした実戦的な問題を集めているという点が違います。
そのため、教科書傍用問題集を飛ばして『生物の良問問題集』に入ると知識の下地ができにくいですし、教科書傍用問題集だけで終わらせると応用性に乏しい知識となってしまいます。
この2冊を、教科書傍用問題集⇒『生物の良問問題集』という順番で使うことで、圧倒的に盤石な知識となるのです。
『生物の良問問題集』の次にやること
『生物の良問問題集』の次にやるべき教材①|分野別マスター生物
市販教材でやるべきものは『生物の良問問題集』以上にはありません。難しい問題をパラパラとやっても体系的な知識への寄与は小さいからです。
そこで、『生物の良問問題集』のあとは、松濤舎オリジナル教材「分野別マスター」に入ります。多くの人が苦手とする分野を類似問題を難問も解くことでこれ以上に出題はされないほど網羅的に問題に触れられる上に、集中して当該分野を潰すことができます。苦手分野が得意分野に変わることで、一気に点数が安定化します。
そもそも多くの苦手分野というのは、問題集のでの扱いが少ない、言わば「やってないから解けない分野」なのであって、理解が難しい分野ではないのです。
『生物の良問問題集』の次にやるべき教材②|全網羅 論述問題集
生物は計算問題が少ない分、「事象が言葉で説明できること」が非常に重要です。
論述問題の出題自体はそこまで多くないものの、テーマに関連する重要ワードをすべて用いて説明できるようになれば、教科書知識がよくインプットできている証拠になります。
国公立大学の過去問をひと通り確認し、考察問題以外の論述問題をすべてピックアップした教材が『全網羅 論述問題集』です。これで生物の仕上げをしていきます。
『生物の良問問題集』と代替可能な問題集
ありません。教科書範囲の典型問題を、入試問題ベースで網羅的に触れられ、解説もわかりやすいのは本書が唯一無二と言えるでしょう。
『生物の良問問題集』と並行すべき教材=教科書
生物選択者にとっても、もっとも重要な教材が教科書です。
問題集はページの制限があるため、教科書範囲内の知識がすべて問題としてカバーされているわけではありません。よって、問題を解きつつ、該当範囲を教科書で読み、問題で触れられていない内容もインプットしていかなければなりません。
教科書を読み込むメリットは、どこまでが教科書に書かれており、どこからがその場で考えるべきことなのかの線引きができるようになることです。生物の入試問題でもっとも難しいのは考察問題(実験問題)ですが、なぜ考察問題が難しいかというと、ここの線引きができていないからです。
教科書の内容がしっかり入っている人は「このテーマのポイントはここで、知っているべき知識はここまで。あとは、与えられた情報をもとに論理的に解いていくしかないんだ」と考えられるようになるのです。
生物の教科書を使った学習法については以下を参考にしてみてください。
『生物の良問問題集』と『重要問題集』の比較
本書『生物の良問問題集』は、『重要問題集』(数研出版)に対抗して作った問題集と思われます。『重要問題集』は少数の高難度な問題を扱っており、正直解説はわかりやすいとは言えません。
一方、本書は網羅性が高く、問題選びも秀逸で、解説もわかりやすいのでおすすめです。
『生物の良問問題集』の目次・問題掲載数
章 | 確認問題 | 必須問題 | レベルアップ問題 |
---|---|---|---|
1 細胞と分子 | 10 | 14 | 7 |
2 代謝 | 10 | 16 | 7 |
3 遺伝情報とその発現 | 11 | 18 | 9 |
4 生殖と発生 | 11 | 17 | 6 |
5 遺伝 | 6 | 10 | 5 |
6 体内環境の恒常性 | 14 | 21 | 10 |
7 動物の反応と調節 | 8 | 13 | 6 |
8 植物の反応と調節 | 4 | 6 | 2 |
9 生物群集と環境 | 8 | 12 | 4 |
10 生物の進化と系統 | 7 | 10 | 5 |
『生物の良問問題集』に関するQ&A
- 教科書傍用問題集を飛ばして『生物の良問問題集』からやってもいいですか?
- 教科書傍用問題集で基本用語や基礎知識を入れるところからやったほうがいいです。その上で、少しずらした演習を『生物の良問問題集』でやることに意味があります。
- 『生物の良問問題集』の代わりに『重要問題集』をやってもいいですか?
- 『生物の良問問題集』は「入試問題ベースでテーマを網羅する」というコンセプトで作られていますが、『重要問題集』は「重要だと思う入試問題を解く」というコンセプトで作られています。よって代替不可能であり、『生物の良問問題集』のほうが上位互換だと考えています。
生物の完全攻略法
生物の完全攻略法をまとめました。参考にしてみてください。