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【決定版】『英単語ターゲット1200』の使い方とレベル

目次

『英単語ターゲット1200』で取得可能な偏差値

『英単語ターゲット1200』で偏差値55が取得可能です。

*全統記述模試(河合塾)の偏差値

『英単語ターゲット1200』で合格可能な医学部・上位校

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

・医学部医学科

大阪大学、東京医科歯科大学、横浜市立大学、筑波大学、広島大学、金沢大学、新潟大学、熊本大学、岐阜大学、浜松医科大学、鳥取大学、愛媛大学、大分大学、高知大学、富山大学、弘前大学、秋田大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 など

・他学部

東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、神戸大学、千葉大学、筑波大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、東京理科大学、MARCH など

※代替可能な問題集を使った合格実績も含む。

『英単語ターゲット1200』の習得レベル(+到達可能な偏差値)

瞬時に意味が思い浮かんだ単語数をカウントし、8割以上答えられるようになったら偏差値55が出ます。

『英単語ターゲット1200』の使い方

英単語の効率的な暗記方法は科学的に調べられています。結論、①想起学習、②分散学習です。つまり、テスト形式で勉強していき、復習期間は出来るだけ空けて勉強するのです。忘れてから思い出し直した方が長期記憶に定着します。これを踏まえて次のように使います。

テスト形式で進める

英単語をみて意味が想起できるかテストしていく。

覚えていたら⚪︎マーク、知らなかったら×マークを累積していく。

分散学習で進める

最初から最後まで1周したら、再び最初に戻り、⚪︎マークがついていない単語だけを復習する。

『英単語ターゲット1200』の1周目、2周目…の役割

1周目はすでに知っている単語かどうかの選別を行います。中学レベルの単語や基本的な単語も多いため、⚪︎マークがつく英単語も多いはず。1周目は出来るだけスピーディーに終わらせることがコツです。

2周目以降は定着させるための周回になります。とはいえ、定着させるためにやれる工夫はあまりありません。テスト形式で、復習までの期間は空けて、繰り返すだけ。⚪︎マークがついていない問題だけを復習すると効率的です。

『英単語ターゲット1200』の習得にかかる時間

1日180語、1語30秒、1日30分で進めると、1週間で1周できます。習得までにかかる時間は人によりますが、このペースで進めていけば、1ヶ月ほどでほぼ覚えきれるでしょう。

『英単語ターゲット1200』の特徴

『英単語ターゲット1200』は、中学英単語と高校初級の英単語を効率的にさえらえる

教科書や最新の入試問題を分析したうえで、よく使われる英単語を選定。高校必修の1,200単語、中学既習の200単語、重要な300熟語、合計1700語の英単語・英熟語が収録されています。つまり、他の英単語帳と比べて中学英単語の復習や高校初級の英単語をさらえることができる、「一冊目の英単語帳」になりうるということです。

『英単語ターゲット1200』は、一語一義で覚える形式

ターゲットシリーズと言えば「一語一義」主義です。一つの英単語に対して一つの意味だけを覚えたらいいという姿勢で作られています。第二義、第三義も小さく載っているのでいいですが、「英単語と日本語は一対一対応する」という誤った英語観に結びつきやすいというリスクもあります。もっとも覚えておく価値があると判断された意味が赤字で掲載されています。

『英単語ターゲット1200』は、でる順で掲載されている

「でる順」で掲載されている点も特徴です。ただし、ほとんどの単語帳も「でる順」で掲載されていますので、この点はさほど特徴ともいえないでしょう。

『英単語ターゲット1200』は、品詞・活用型も分析済み

入試問題をもとに「どの品詞・活用型が最も多く出題されているか」も分析してあります。

『英単語ターゲット1200』は、テスト形式で覚えやすい

ページを折ればテスト形式で覚えることができます。見出し語を見て、日本語の意味が答えられるかをテストしながら進めていくと「想起学習」できます。

『英単語ターゲット1200』は、スマホを使っても覚えられる

公式アプリ「ターゲットの友」があるので、スマホを使って覚えたい人には便利でしょう。すぐに音声が再生できるところはアプリだからこそ得られるメリットでしょう。

『英単語ターゲット1200』は、無料音源が付いている

英単語帳は英単語を覚えるために使ったらいいと考えますが、音声をダウンロードすることで音声を確認することもできます。

『英単語ターゲット1200』の欠点

『英単語ターゲット1200』は、一語一義主義

第二義、第三義も掲載はされていますが、どうしても「一語一義」主義で作られているというところは欠点だと感じます。「英単語と日本語は一対一対応するもの」と考えてしまうと、和訳がうまく作れなくなりますし、長文の読解スピードも落ちます。重要なのは「英単語が持つ独特のニュアンス、コアイメージを覚えていくこと」です。それによって「英語を英語のまま理解する」状態を達成し、その後に「適切な日本語を文脈によって選択していく練習」していったらいいのです。他の英単語帳も同じかもしれませんが、ここは欠点と考えてよいでしょう。

『英単語ターゲット1200』は、網羅性が低い

恣意的な英単語選定は、どうしても網羅性が低くなります。確かに教科書や入試問題を分析していると思いますが、そこから恣意的な選定がしてあれば、どうしても網羅性は下がります。出版社各社が声を揃えて「うちの英単語帳がもっとも出題頻度の高い英単語を選んでいる」と謳っているものの、収録単語が全然違うところに違和感を感じます。

『英単語ターゲット1200』の前にやるべき参考書

もし中学英単語を網羅的に勉強したいのであれば「MAX3200」(文英堂)をおすすめします。こちらはすべての教科書を分析し、そこに掲載されていた全英単語を掲載しているからです。ここに載っている英単語が「中学で覚えるべきすべての英単語」であり、それをやりきったという安心感も得られます。

『英単語ターゲット1200』の後にやるべき参考書

本書で中学〜高校必修程度の英単語を確認したら、本格的に大学受験レベルの英単語暗記を始めるべきです。『システム英単語』で派生語熟語まで覚えれば偏差値67.5、『VENN4000』まで覚えれば偏差値75まで対応可能です。次はこれらに入っていけばよいでしょう。

『英単語ターゲット1200』と並行すべき参考書

特にありません。このレベル帯(中学復習〜高校必修英単語)を勉強するなら、本書一冊でいいでしょう。

『英単語ターゲット1200』と代替可能な参考書

網羅性を重視したいのであれば、中学英単語の復習は『MAX3200』、高校英単語の学習は『VENN4000』を推奨します。どちらも最大限に網羅的です。英語の勉強をしていると必ず「どこまで覚えたらいいのだろう?」と思うものですし、長文を読んでいてわからない単語があると「これは知っていないといけなかったのか、それとも文脈判断すべきものなのか」と不安になりますよね。こういったストレスから解放されるためには、ある一定の選定ロジックをもとに「ここまで入れれば十分」という単語を徹底的に入れるしかないのです。そういう意味で『ターゲット1200』は網羅性を重視して作られた単語帳ではないといえます。

『英単語ターゲット1200』に関するQ&A

『英単語ターゲット1200』は推奨教材ですか?
推奨教材には入っていません。先述の通り、『MAX3200』『システム英単語』などを推奨します。
『英単語ターゲット1200』が学校で配られたのですが他に変えた方がいいですか?
必須なのであればやるしかありません。もし必須でなければ、医学部・上位校受験には足りないので、はじめから別の単語帳を使うことをオススメします。

『英単語ターゲット1200』の目次/問題数

Section 内容
1 中学で習った200語
2 基礎を固める300語
3 テーマで身につける500語
4 語法で覚える200語
5 入試によく出る200語

英語の完全攻略法