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【合格体験記】弘前大学医学部医学科(現役・女性)

▼入塾時期

高3の10月

▼入塾前の成績

第2回全統記述模試(偏差値)

英語:60台
数学:50台
化学:60台
物理:40台

▼合格校

弘前大学 医学部医学科

▼使っていた参考書/問題集

英語

速読英熟語
Write to the point 英作文(※学校指定)

数学

Focus Gold1A、2B

化学

宇宙一わかりやすい高校化学
セミナー化学

物理

宇宙一わかりやすい高校物理
セミナー物理

国語

きめる!共通テスト現代文
漢文早覚え速答法

倫理

共通テストへの道 倫理

▼勉強時間(推移)

▼英語の勉強で重要だったこと

日本語を介さず、英語を英語のまま理解すること。速読英熟語を指導の通りに使うことで英文を理解するスピードが上がった。

共通テストの形式が苦手だったが、卒業生で医科歯科に通われている方の共通テスト英語実況動画を見てから点数が安定した。 

英作文は短い例文をたくさん知っていることが重要で、それらの組み合わせで長い文章も書くことができる。

▼数学の勉強で重要だったこと

応用問題も、構成要素はそれぞれフォーカスゴールドの基礎的な問題に帰着することができる。

受験勉強のときは正直よくわからなかったが、共通テスト本番で「これFGに載ってた例題の進化形だな」という感覚をはじめて掴めた。自信を持って冷静に解き進めることができた。

▼化学の勉強で重要だったこと

理論の応用問題が苦手だったが、原因は単に網羅系の問題集に穴があること、基礎的な問題でもたくさん間違えていることだったと気づけた。

無機は壁学習を活用した。

有機は、受験勉強の息抜きによく分子模型で遊んでいた。また本番までには、計算ミスや有効数字のミス、混合溶液の濃度が半分になるなど自分が起こすであろうあらゆるミスを把握しておくことが大切。化学は時間が足りないことが多くミスが起こりやすい。

▼物理の勉強で重要だったこと

典型的な問題がひと通り解けることは大切。しかし今年の共通テストは公式の意味が分かっているかどうかあらゆる角度から問うような問題も多かったと感じる。

問題を解いて疑問に思った部分は、逐一宇宙一わかりやすい高校物理を参照して、何が起こっているのか理解を深めようとする姿勢が大切だと思う。

私は2次試験に物理が課されない大学を受けたが、2次試験対策の勉強の土台にもなると思う。

▼国語の勉強で重要だったこと

国語は8割以上を狙って取るのではなく、7割程度を手堅く取る。

漢文と評論は指導に従えば得点源にすることができる。

私は本番で第2問小説で失敗し10/50 だったが、他の科目で挽回した。対策していても取れないこともあるから時間をかけすぎるべきではない。

▼倫理の勉強で重要だったこと

とにかく時間がなかったので倫理を選択した。

社会科目の中では一番丸暗記の要素が強く、分散学習で負荷をかけながら、夏頃からコツコツやっていくしかない。

私は哲学に興味が湧き、遊び感覚で休憩中に覚えることができたので、自分の興味に従って科目選択するのも一つの手ではあると思う。

▼松濤舎の指導でよかったこと

▽個別の課題作成、スケジュール立て

状況に合わせて最適化された時間配分、細かい問題集の使い方がとてもよかった。無理なく終わる量で挫折せずに済んだ。

▽指定された教材

どれも実力に直結した。フォーカスゴールド等の網羅系問題集は終わりそうもないと思って当初は敬遠していた。

しかし、完璧にしたい期限までの半分の期間で一周したい、星3つだけ解くとすると1日あたり何問で一問何分とすると何時間かかって…というのを説明していただき、この通りにやれば絶対終わるんだと強く納得して始められた。あとはやるだけの状態を作っていただけた。

▽志望校決め、進路相談

入塾してすぐ(高3秋でしたが)、志望校を2次試験が総合問題である弘前大学に絞り、数学Ⅲの時間配分を下げて共通テストの勉強をメインに進めるという大胆な作戦を勧めていただけたのが本当によかった。

弘前大学でなければ絶対に時間切れになっていたと思うので、先生のお陰で作戦勝ちできた。

▽過去問演習サポート

弘前大学の過去問を使い果たしたとき、傾向が似ている大学を探してもらえた。

▽各大学の入試終了後の電話サポート

筆記試験後に電話を頂き、良い精神状態で翌日の面接試験に臨むことができた。

▽受験全般の相談、サポート

孤独な受験において、電話面談の最後に頑張ってねと言っていただけるのがすごく嬉しくて元気が出ました。

▼役に立った松濤舎の記事

▼これから受験する人に向けた応援メッセージ

難関大合格者の“当たり前”と、普通の人の“当たり前”には、往々にして想像をはるかに超える大きな開きがあると思います。私がそうでした。電話面談のたびに感動していました。みなさんには一刻も早く参考書・問題集中心の学習に切り替えてほしいと思います。

志望校と今の自分の実力に開きがあっても、ある程度の時間があって船登先生がいて自分の野心があればどこでも目指せます。断言します。頑張ってください。

▼松濤舎代表による指導レポート

入塾タイミングが10月と遅かったため、もともと横浜市立大学を志望していましたが、現実的なラインで志望校選択することから始めました。

特に、残り4ヶ月で数3まで習得することは難しいと早々に判断し、共通テストでしか数学を使わない弘前大学に決めました。

弘前大学の個別試験は昨年度から「総合問題」に変わり、ほぼ英語の試験となっています。この判断が今回の短期間での医学部合格に繋がりました。

勉強そのものと同じくらい、進路指導が重要であることがわかる好例です。

なお、入塾時は物理の成績がよくなかったため、数学と物理にほとんどの時間を割り振りました。結果的に、共通テストでは超難化した数学でも大きく崩すことなく、物理においては93点と非常によかったです。

数学、物理は偏差値50台から、残り4ヶ月で、国公立医学部に入ることもできるということです。

なお、入塾時点で英語・国語・社会の成績が一定良かったというのも事実です。

全科目が得意である必要はありませんが、3〜4科目くらいはまともに勉強していなければ国公立医学部に短期間で合格することは不可能です。

以上、参考になれば幸いです。

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