今年度からはじまる講義
物理
『名問の森』を題材として、力学・熱・波動・電磁気・原子の各分野における「統一的な解き方・考え方」を解説します。
・所要時間:18時間(=4講座×3時間)
・内容:力学、熱、波動、電磁気、原子
化学
指定教材と過去問を題材とし「事象理解」と「統一的な解法の習得」を目的とした講義を行います。
・所要時間:12時間(=4講座×3時間)
・内容:気体・水銀柱・ヘンリーの法則・凝固点降下・浸透圧・反応速度・化学平衡・溶解度積
演習中心の松濤舎がつくる”理想の講義”
松濤舎は、勉強時間の9割以上を演習に充てる、難関大合格者にとっては当たり前の「演習中心の学習」を行っていただく塾です。
しかし、「演習中心の学習」の前提にあるのは、学校でひと通り授業を受けて全体像を把握していること、テキストではなく音声と視覚によって概要を掴んでいること、です。
はじめから問題集のみで勉強することは非常にハードルが高いということは大前提にあり、だからこそ、松濤舎では学校の定期テスト対策にきちんと時間をとってもらっています。
あくまでも演習”中心”であって、演習”のみ”で勉強することがすべてとは考えていません。
特別講義を行う理由
「演習中心」を掲げる私たち松濤舎が、特別講義を用意した理由は、
①学校では教えてもらわず、
②参考書にも書かれていないことで、
③自力で見出すには時間がかかること、
については、第三者が介入して伝授したほうが効率的だからです。
まずは物理から。
物理は学校の授業や参考書で「事象」そのものの解説はされるのですが、初見の問題にも対応できるような解き方・考え方の習得については触れられず、学習者が多数の問題を通して得ることに委ねられています。
そこで、松濤舎が介入し、応用性の高い知識まで一気に引き上げるためにご用意したのが、今回の特別講義なのです。
以下のような特徴を持つ講義を行います。
効率的な講義は、次の3つのポイントを押さえなければならないと私たちは考えています。
①復習用教材を準備
講義形式は、最初に全体像を捉えたり演習のハードルを下げるといった効果はありますが、動画自体を何度も見返すのは非効率です。よって、講義と連動する復習用教材が用意されており、復習時には教材を繰り返せばいいようにしておくと非常に効率的です。
松濤舎の講義では、授業自体を何度も見返す必要がないよう、復習用教材をご用意しています。
②初見の問題が解けることを志向
大学受験とは、「知っている知識を使って、初見の問題が解けるか?」を試す試験です。
そのため、講義は初見の問題が解けるようになることを目指し、設計されていなければなりません。
たとえば、「演繹的な解説」はその手法の一つです。はじめに「この考え方でいけば大半の問題が解ける」といった考え方・解法を示したあと、実際にさまざまな問題がその方法で解けることを示していくのです。
逆に言えば、ただ当該問題の解説をなぞるだけの講義は、松濤舎が理想とする講義ではありません。
③思考プロセスの棚卸し
実況中継形式で、実際にどのような試行錯誤を経て解答に至ったのか知れることが、講義形式のいいところです。
テキストだけだと、どうしても無駄が省かれ、非常にスマートに答えにたどり着いているように勘違いしてしまいます。実際はそうではなく、問題に対峙した時の”実際のところ”を知れることが、講義形式ならではの価値となります。
以上、3つの要点を押さえた講義が効率的な講義であると松濤舎は考えています。
対象者
松濤舎の塾生限定
※塾生以外も受講いただけるよう準備中
最後に
以上のように、松濤舎では演習のみに囚われず、必要な学習コンテンツを整え、これからも理想的な学習環境作りをして参ります。