補助教材ラインナップ
問題集の使い方を伝えるだけでは限界がある
これまで数百人の生徒を指導してきましたが、ただ問題集を指定し、ただその使い方を教えるだけでは限界があることに気づきました。「演習中心の学習」が効率的であることに違いはありません。しかし、最終的に「問題集の作り込み」が律速となり、ここが学習効率の限界を規定してしまいます。
自分ひとりでは気づけないことがある
問題集を解いていて、自分ひとりでは気付けないことも多々あります。問題集に載っている「その問題」が解けるようになるだけではダメで、広く一般的に「この手の問題」が解けるようになる必要があり、そこまで知識の抽象化ができるかどうかは、独学では本人に任せることになります。
最後まで気付けなかったり、気づけたとしても非常に時間がかかったりします。
講義ではなくペライチの紙を
高度な指導を行う塾であれば、こうした問題の抽象化というものを授業中に行い、演習を十分に行っている生徒であれば知識が点で繋がるという経験もできるのですが、そのような授業をしてくれる塾は皆無です。また、授業を聴くことで演習時間が取れなくなるという原理的な矛盾も抱えています。
何より、そういった抽象化した知識は授業でなく、ペライチの紙にまとめてほしいというのが難関大合格者の希望です。
そこで、松濤舎では問題集の抽象化をはじめ、問題集の効率的な習得をサポートする様々な補助教材をオリジナルで作成しています。塾生限定でのみ提供しています。
補助教材こそが、効率的に演習中心の学習を進められる秘訣であり、松濤舎の高い合格率を支えている教材なのです。
補助教材の例
Focus Gold 1A,2B,3
数学は、問題集に載っている「その問題」を解くための具体知識ではなく、「この手の問題は、こう解く」というif-thenの一般知識がなければなりません。松濤舎では、Focus Goldのすべての例題に、その問題を解くために必要な知識を記載。また、類題(同じ知識で解ける問題)を、分野横断で記載。少ない一般知識で、より多くの問題が解けるようになります。もちろん、よく来る質問とその回答も載せており、非常に効率的に学習が進められるようになっています。
速読英単語シリーズ
松濤舎では、速読英単語シリーズを「多読多聴」教材として使用しています。ただ、英単語だけを確認したいという人もいるため、英単語や例文だけを取り出した補助教材を作成しました。
良問の風
物理は数学と同様、どのような知識や経験則があればその問題が解けたのか、ということを明確に伝えることが応用性を高めるのに非常に有効です。そのため全問に「この問題を解くために必要な知識」を載せています。また、繰り返し同じ知識が出てくるので、1つの知識で非常に多くの問題が解けることが実感できます。
名問の森
名問の森に入る人たちは、物理の基本法則や公式運用は一定できるようになっています。名問の森は解説が少々読みづらいため、松濤舎では要点だけを端的にまとめた解説を作成。また、問題の位置づけや重要性といったメタな情報も記載しているので、そういった意味でも非常に参考になります。
化学の新演習
多くの難関大生が使用しているように言われる問題集ですが、実態は最難関大学でしかいりません。そんな最難関大学を目指す人達が、本書でつまずかずに進められるよう、「その問題を解くために知っておきたい一般知識」をまとめました。新演習に載っている難問がただ解けるようになったところで、同じ問題はまず出題されないため意味がありません。難問を通して次につながる学びを得るためには、補助教材が不可欠です。
これまで新演習に挫折していた人たちも、補助教材があれば難なく進められるようになります。
エクセル化学・物理・生物
教科書傍用問題集の中で松濤舎が推奨しているのがエクセルシリーズです。標準搭載されている解説もわかりやすいのですが、要点が端的にまとまっているため非常に進めやすくなっています。
物理では「この章に出てきたすべての知識を重要度順に並べる」といったことをしていたり、生物ではすべての知識を問題集で扱うことはできないので、覚えておきたい周辺知識も掲載するなど、問題集の弱点を補う教材になっています。
和文英訳教本
英訳・英作文対策として非常に優れている教材ですが、テスト形式で進めにくいという弱点がありました。また、見出し文だけでなく、文中に出てくる例文も覚えようとするときに使い勝手が悪かったです。そこで、本誌で扱われているすべての英文と和訳を抜き出し、テスト形式でアウトプットできるような補助教材を作成しました。
やっておきたい英語長文・Rise読解演習
「長文問題を解くための読み方」を身につけるために本書を使用していますが、実際にどのように解いているのかを示さなければ、正しい読み方が出来ているのか不安になります。そこで、松濤舎の推奨している読み方で読んだ場合に、どのような目を動きをし、どのような情報が得られ、どのように情報処理し、問題を解いているかを言語化した補助教材を作りました。これにより、正しい読み方へとスムーズに移行することができます。
松濤舎のオリジナル教材(販売中)
超網羅英単語帳「VENN4000」
「どの単語帳をやるか、ではなく、もっとも多くの単語帳に載っている単語を覚える」というコンセプトで作られた単語帳です。合計23冊の有名単語帳を分析し、最頻出単語(=20冊に掲載)から順に4,000単語を掲載。
共通テスト国語教材「リミット」
共通テスト国語(評論・小説・古文)は150点取れれば十分で、それ以上取ろうとすると一気に効率が下がります。150点取るために必要なのは、膨大な演習量でもなければ、漠然とした読解力でもなき、正しい読み方です。シンプルで効果絶大な読み方を知り、その方法で数年分の演習を積むだけで、150点取れるようになります。
医学部小論文対策教材「小論文の小定理」
医学部受験において小論文というのは合否を大きく分けるものではありません。結局、筆記試験が合否の99%を決めます。小論文対策に必要なのは「大原則」といった大それたものではなく、「小定理」といった程度のもの。小論文の小定理を知れば自信を持って本番に臨むことができ、勉強時間の多くを筆記試験対策に使えるようになります。
英語長文教材「レントゲン」
受験英語において得点占有率がもっとも高いのが英語長文です。英語長文を素早く、かつ正確に解けるようになるためには、長文問題をただたくさん解いても意味がありません。正しい読み方を身に着けることが非常に重要なのです。松濤舎ではこの読み方を「レントゲン読解法」と読んでいます。この読み方に従って、各大学の過去問を解説したのがこの補助教材になります。
東大過去問・京大過去問の解説補助
東大・京大は出題形式が非常に独特なため、最終的には過去問を通して学んでいかなければなりません。しかし、一般的な過去問解説は「模範解答」であって、「そのように解けるようになるにはどんな知識が必要か」といったことは書かれていません。また、過去問と言えどもすべての問題が解ける必要はなく、どれが捨て問で、どれが必答問題なのか、その境界がわからなければ意味がありません。このように、合格最低点を取ることを志向し、次につながる知識がまとまった解説補助をオリジナルで作成しました。過去問を最強の問題集に変える補助教材になっています。
合格者の声
横浜市立大学医学部医学科(女性)
Focus Goldの問題がそのまま出題されることはあまり無いので、抽象化することが重要でした。例えば、最大値を求める方法は何があるかなど、分野をまたいでif-thenの知識を身につけるようにしました。
浜松医科大学医学部医学科(男性)
数学のFGの補助教材に、If-thenをすべてまとめてくださっているので、ありがたかった。“問題から得るべきこと”を認識しながら進められた。
昭和大学医学部医学科(男性)
問題を解いた後に解答と併せてに確認することで、自分は引き出すべき知識を引き出せているかの確認ができ学習効率を高められたと感じた。
また多数ある問題に共通する少数の考え方がポイントとして示されていることで、解法暗記のための記憶容量が圧縮されたように感じた。
加えて、瑣末な知識、優先度の低い問題はその旨を示してあるので、時間を掛けないための判断がしやすかった。
青山学院大学経済学部(男性)
Focus Goldの補助教材では独学では気づきにくいポイントがまとまっていたのでとても有用だった。
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