地方公立高校の合格実績
地方公立高校出身者の合格実績は以下のようになっています。
地方公立高校からの合格者が多い理由
地方公立高校からの合格者が多い理由としてまず挙げられるのは、松濤舎には全国の進学校からの入塾者が多いことが挙げられます。北海道から沖縄まで生徒がおり、その多くは進学校生(卒業生)です。
全国の進学校生の入塾が多いのは、地方には医学部・上位校受験に向けた専門的な指導が受けられる環境がないからです。松濤舎ではその点、地方在住であっても専門的な指導が受けられます。
地方在住の進学校生は、学校で指定される教材を使って自学することが当たり前だと考えている人が多いです。また、「教科書を徹底する」ことで志望校に合格した成功体験があり、松濤舎の指導方針を自然と受け入れる素地があります。
こうして、地方進学校生の塾生が多いことは理由として挙げられるでしょう。
地方公立高校の良いところ
まず地方であることのメリットは、選択肢が少ないという点にあります。逆説的ですが、東京には多数の塾があり、情報が氾濫しており、周りに惑わされたり流されたりする機会が多いのです。その点、地方は情報が少なく、惑わされることがありません。誘惑も少なく、勉強に集中できる環境にあることも大きいです。
また、公立高校であることのメリットは、学校で習う範囲が教科書範囲を超えないというところにあります。勉強は「やるべき範囲が無限にある」と考えるのと「やるべき範囲が限られている」と考えるのだと、後者のほうが圧倒的に成果が出ます。その点、公立高校では「学校でならったことが教科書範囲であり、教科書に書いていないことはやらなくていいのだ」という認識が持てることが非常に大きいのです。逆に、私立高校だと「学校で習ったことだけで十分なのだろうか?」⇒「学校の勉強だけで大学受験に足りるかわからない」⇒「塾に行かないといけない」といった思考回路になり、学校・塾ともに無駄な時間が発生してしまいます。
教科書傍用問題集が配られるというのも、公立高校の良いところです。教科書で授業が進むので、演習するための教科書傍用問題集が配られます。この教科書傍用問題集をしっかりやれば定期テストで点数が取れ、模試でも良い成績が出る、という学習観にもともとなっています。そのため、松濤舎の「市販教材をメインとして作られた課題を進める」という指導方法と相性が良いのです。
地方公立高校の悪いところ
情報が少なく、あらゆる場面で情報弱者になりがちな点が挙げられます。これはメリットにもなりうるのですが(=目の前の勉強に集中できる)、勉強の方針策定や出願校決めなど、情報量が判断の精度を左右する場面では不利になります。特に医学部や上位校受験となると専門指導があったほうが確実に合格可能性は高まります。
また、学校の進度が早くない(=遅くもないが)という点が挙げられます。決して遅くはなく、学校の進度に合わせていれば基本的に間に合うようになっていると考えてよいのですが、先生によっては高3の12月になってやっとすべて習いきるということもあります。これは流石に遅すぎます。
地方公立高校から医学部・上位校合格に必要なピースを
地方公立高校に在籍者は、勉強しやすい環境にあり、今やっている勉強の延長線上に医学部・上位校合格があります。足りないのは、専門家による正しい方針策定や、納得感の強い課題作成、適切な志望校決めといった「残りのピース」です。なぜそう言い切れるかというと、松濤舎代表自身が、地方公立高校出身だからです。
地方公立高校生で医学部・上位校受験をする人は、ぜひ松濤舎の門戸を叩いてください。