▼入塾時期
高3の6月に入塾されました。
▼入塾前の成績
進研記述模試高2一月(偏差値)
英語:60台
数学:70台
化学:60台
物理:60台
▼合格校
大分大学 医学部医学科
▼使っていた参考書/問題集
数学
ニューアクションレジェンド1A,2B,3
英語
システム英単語(カード)
VENN4000
英文法・語法 Vintage
速読英単語(必修編)
化学
宇宙一わかりやすい高校化学(理論/無機/有機)
セミナー化学
分野別マスター(松濤舎オリジナル教材)
物理
宇宙一わかりやすい高校物理(力学・波動/熱・電磁気・原子)
セミナー物理
良問の風
国語
古文単語330
漢文早覚え速答法
地理
きめる!共通テスト地理
▼勉強時間
▼英語の勉強で重要だったこと
全ての英語力の土台となるので、まずは単語をしっかり覚えるのが大切でした。
多読多聴も大事でした。共通テストの英語Rは毎年文章量が増加しており、ある程度速く読まなければなりません。リスニングは負荷のかかる読解であり、そのように英語をそのままの語順で訳す練習を積むことが速読に繋がると思います。また多聴のおかげでリスニング力も向上し、共テリスニングの得点にも繋がると思います。
▼数学の勉強で重要だったこと
網羅系問題集でとにかくパターンに触れることでした。どんなに簡単な典型問題でも、初見で入試会場で解けるとは思えません。入試までにいかに多くの問題に触れるかが大事です。
▼化学の勉強で重要だったこと
網羅系問題集でボトムアップ式に学習することです。
松濤舎のオリジナル教材「分野別マスター」は絶対にやる方が良いです。
▼物理の勉強で重要だったこと
網羅系問題集でボトムアップ式に学習することです。
僕はほぼセミナーと良問の風のみ(電磁気のみ名問まで)で共テで9割超えました。
公式暗記ではなく理解した上で立式できるようになるのが大切だと実感しました。
▼国語の勉強で重要だったこと
古文は単語、文法が分からなければ読めるはずもありません。しっかり押さえた後で問題演習に励むのが良いと思います。
(余力があれば助動詞の接続、助詞、係り結びの文中用法などまで覚えると個人的には良いと思います)
漢文も文法(句法、用字)を押さえてら問題演習に励むのみです。
共テ国語で最も点数が安定するのは評論と漢文なので、漢文対策はしっかりするべきです。
▼地理の勉強で重要だったこと
地理は過去問演習が大切だと思います。
解いて復習までをやればやるほど点数が伸びます。
▼松濤舎の指導でよかったこと
▽個別の課題作成、スケジュール立て
▽指定教材の選定
▽勉強のやり方、問題集の使い方
受験まで何を勉強すれば良いのかが分からなかったのが入塾を決めた理由だったので、上の3つは非常にありがたかったです。
▽問題集の質問対応
特に化学関連の質問に多く対応していただきました。学習を進める中で疑問点は必ず出てくるので迅速な質問対応にはとても感謝しています。
▽進捗管理シート、過去問管理シート
問題集の進捗が一目で分かり便利でした。モチベーションにも繋がって良かったです。
▽過去問演習時の指導
過去問演習の体系(※塾生限定記事)によって迷いなく過去問演習に取り組めました。
▽各種相談への対応、メンタルサポート
気になることがあればいつでもメールで船登先生に相談でき、安心できました。
▼役に立った松濤舎の記事
難関大学合格者の方々の学習観
モチベーションに左右されず勉強する方法
入試本番の自信は、もっとも重要な合格要因の一つ
エビデンスと実践に基づく「記憶法」
医学部・上位校合格者の「当たり前」とは?
全科目完全攻略法
▼入塾後に変わった勉強方法、考え方、学習観
上記の記事で学んだこと、特にモチベーション観。モチベーションに左右されずに淡々と課題を進めるのが大事であるということ(それ以前はモチベーションによく左右されていた)
▼松濤舎はどんな塾でしたか?
求めていた学習環境を提供して頂けました。豊富な補助教材も非常に良かったです。
▼これから受験する人へのアドバイス
必要なことは全て準備されているので、あとは自分がやるかやらないかです。特に「モチベーションに左右されずに勉強する方法」を役立てて、志望校に向けて努力していって欲しいです。みなさんが志望校に無事合格することを応援しています。
▼役に立ったオリジナル教材
VENN4000
長文中に知らない単語が出てきた時に、それが覚えておくべき単語なのかそうでない単語なのか判断するのによく使用しました。
分野別マスター
苦手な理論化学の分野を得意に出来たのは、ひとえにこの教材のおかげです。どれも実際の入試問題で構成されており、入試問題の難易度が理解して解けるようになれました。
▼松濤舎代表による振り返り
地方の進学校から、地元の国公立医学部に合格したいなら松濤舎
国公立医学部志望で地元医学部への進学を希望されていたこと、学校での評定がよかったこと、県内進学校に通っていたことから、大分大学医学部への総合型選抜を出す前提で一般選抜の対策をすることになりました。
大分大学医学部医学科の総合型選抜には共通テストの点数も必要なので、いずれにせよ一般選抜に向けた対策をメインで行うことになります。
幸いなことに、通っていた学校から毎年何人も大分大学医学部医学科の総合型選抜で合格者を出しており、先輩方の情報や学校でのサポートも充実していたので、面接対策や小論文対策を松濤舎でやりつつ、グループディスカッション対策などは学校に任せることにしました。
(なお、松濤舎から昨年度大分大学医学部医学科に進学した卒業生に、総合型選抜で合格した同じ高校の先輩を紹介してもらい話も聞いたのですが、やはり学校に情報がたくさんあり、それを活用すれば問題ないということも確認しています)
基礎から始め、教科書範囲を徹底する
ご本人が「受験まで何を勉強すれば良いのかが分からなかったのが入塾を決めた理由」と言っていますが、やることはシンプルで、基礎から穴なく積み上げていき、教科書範囲を徹底的に網羅することです。これが国公立医学部合格の王道パターンです。
結果、共通テストで高得点が取れ(770点台)、面接も問題なく終わり、見事合格しました。
使った教材一覧を見ていただければわかるように、難しい問題集は一切使っていません。基礎から教科書範囲を徹底すれば、必ずその範囲から出題され、狙った点数が取れるようになるのです。
現役生の場合、総合型選抜や学校推薦型選抜の選択肢が多いです。今回もこういった制度をうまく使って難なく合格した好例です。
以上、参考になれば幸いです。