『京大入試に学ぶ 和文英訳の技術』の習得レベル
レベル1:1周した
レベル2:過程が理解できている状態で、5割以上の和文を英訳できる
レベル3:過程が理解できている状態で、8割以上の和文を英訳できる
『京大入試に学ぶ 和文英訳の技術』の特徴
理由を添えた説明に納得感があり忘れにくい
『例解 和文英訳教本』シリーズの特徴でもあるのですが、すべての表現に対して理屈を添えて説明しているところが素晴らしいです。
”数少ない模範解答の丸暗記”にならない
また、代替可能な表現とその適切さ(◯、△、×)なども書かれているため、模範解答の丸暗記(=和文英訳には適さない勉強法)になりません。
本書の知識が何度も登場することが実感できる
「これについては§84で詳しく触れますが…」といったような文言を数多く目にします。本書1冊を完璧にすれば、その組み合わせで他の問題も解けることがわかり、納得感をもって本書1冊を完璧に仕上げようと思える内容になっています。
『京大入試に学ぶ 和文英訳の技術』の使い方
まずは『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』を1冊やり、納得した状態で和訳問題が解ける状態になっておく必要があります。
最低限の和文英訳ができる状態で本書に入っているはずなので、まずは自分なりに和文英訳してみてください。
たたき台として「自分はこう考える」というものがあったほうが、解説を読んでから学びが多く、頭に残りやすいからです。
「表現研究」には、どんな表現がおかしくて、どんな表現が正しいのかが理由も添えて載っています。ここに必ず目を通し、おかしな表現は使わないようにします。
1周したら、再び最初に戻って書いてみます。思考の過程が思い出せなければ解説を読み、インプットしましょう。
これを自分の感覚に”なじませる”イメージで、何度も繰り返します。
『京大入試に学ぶ 和文英訳の技術』に関する前提
本書は『例解 和文英訳教本』シリーズの上級者向け和文英訳教材となっています。
『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』で扱っている知識を前提として解説されている箇所が多々あるため、本書に入る場合は『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』を終わらせてからにしましょう。
『京大入試に学ぶ 和文英訳の技術』の対象
東大・京大レベルの和文英訳問題・英作文問題が出される大学志望の人が対象です。特に京大志望生は、過去問演習するなら本書を使った方が応用性の高い知識が得られるでしょう。
赤本などは解説が非常に淡白なので、過去問演習をするなら本書のような手厚い解説が載っているものを使ったほうが効率的です。京大受験生にとっては必携の問題集と言えます。
『京大入試に学ぶ 和文英訳の技術』の目次
章 | 目次 |
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第1章 | 文法確認編 |
第2章 | 頻出表現編 |
第3章 | 英作文助っ人表現編 |
第4章 | 差をつける表現編 |
第5章 | 基本語彙活用編 |
第6章 | あぶり出し編 |
第7章 | 論理的思考編 |