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【合格体験記】高知大学 医学部医学科(2浪・女性)

▼入塾時期

2浪の12月に入塾されました。

入塾前の成績

第2回全統記述模試(偏差値)

英語:60台
数学:50台
化学:60台
物理:60台

▼合格校

高知大学 医学部医学科

▼使っていた参考書/問題集

数学

青チャート1A,2B,3

英語

総合英語 FACTBOOK
速読英熟語

化学

宇宙一わかりやすい高校化学(理論/無機/有機)
セミナー化学

物理

宇宙一わかりやすい高校物理(力学・波動/熱・電磁気・原子)
エッセンス

国語

共通テスト国語教材 リミット(松濤舎オリジナル教材)

社会

ウイニングコンパス

▼英語の勉強で重要だったこと

ネイティブが書いた長文を速く正確に処理するために、英語の一文を戻ることなく前から処理できるようになることが重要だったと思います。松濤舎での速読英熟語、factbookを用いた勉強は英語のニュアンスやスピード感を身につけることができるので、すごく役立ちました。

長文問題は問題を解くという意識に変えてから、必要なところだけ読むようになって時短になったと思います。私は全部を理解したいと固執してしまっていたので、真面目な人は目的意識を持った勉強をしてみてもいいのかなと思います。

▼数学の勉強で重要だったこと

網羅系問題集を本質まで理解して、典型問題をすらすら解けるようになることが重要だったと思います。私を含め、人によって成績が伸び悩む理由は本質が理解しているようでできていないということだと思います。成績が伸び悩んでいたときに松濤舎の「受験の戦略」の「教科書にのっていることしか出ない」ということを見て、もう一度教科書に載ってる単元はどういう項目で構成されているか確認しました。そのあとで網羅系問題集の全ての問題が教科書のどの知識を反映してできているかを確認して、if-thenの形で身につけようとしました。

▼化学の勉強で重要だったこと

教科書で出てきた何の知識を使って問題を解くべきかを常に考えて演習を続けることです。

▼物理の勉強で重要だったこと

公式理解です。私の場合は教科書を使って単元ごとの説明の流れまで掴みました。あとは問題演習を頑張りました。

▼国語の勉強で重要だったこと

全体を通したテーマを一語で把握すること。国語の問題は作問者の意図を読み取ることが大事だと思います。まず、作問者が文献のどこからどこを切り取って問題を作ったのか考えるために最初の一文と最後の一文を読んでテーマを読みとります。あとは松濤舎で行われている「レントゲン読解法」に沿って練習を繰り返しました。

▼地理の勉強で重要だったこと

ウイニングコンパスの単元の最初にあるまとめの項目を細分化して覚え、地理の用語集を読んで有意味暗記をすることが大事だと思います。

私は去年まで知識をぼんやりとして捉えていたことに気づきました。例えば、系統地理では「企業的牧畜っていうのがあったな」と知識を整理するのではなく、農業形態の企業的農業は企業的穀物、企業的牧畜、プランテーションがあってそれぞれの対比関係と類似点を考えながら整理しました。

また問題を解くときは図やグラフの読み取りがほとんどなので、図の特長を読み取ることを意識しました。特に大小関係に注目することが大事だと思います。

▼松濤舎の指導でよかったこと

▽個別の課題作成、スケジュール立て

私は12月に入塾してできることが限られているなかでも、過去の模試の成績を見て必要な勉強を提示してもらえたので諦めずに進めることができました。

▽週1面談、電話サポート

精神が追い詰められてなかなか勉強が進まず、一週間の目標を達成できないことが多いことに、自分にうんざりしていました。そんな私に対して先生はもっと頑張れよと言うのではなく、次の週に達成できるようなアドバイスと励ましを続けてくれて、前向きに勉強を続けることができたと思います。電話サポートがなかったら途中で勉強が嫌になって何もできない期間が続いたかもしれないなと思います。

▽進捗管理シート

自分の成績を模試以外でも可視化できる目安となり、勉強を不安に思わず進めることができました。

▽志望校決め、進路相談

松濤舎の河合塾の全統記述の偏差値をもとにした統計のおかげで合格することができたと思います。私より共テの点数が高くても不合格だったということを聞き、出願選びは本当に重要だと思います。

▽各種相談への対応、メンタルサポート

受験が近づいている時はメールで相談に乗ってくれて、客観的なアドバイスをもらえました。そのおかげで勝手なマイナス思考をリセットすることができました。

▼役に立った松濤舎の記事

横浜市立大学医学部医学科合格(三浪、女性)

松濤舎の戦略

各問題集の進め方のページ

▼入塾後に変わった勉強方法、考え方、学習観

模試の結果に一喜一憂してこのままでは合格できないと諦めてばかりでしたが、入塾してから合格するためにやらなければいけないことを偏差値別のデータと共に示してくれて、安心して勉強を進めることができました。

▼松濤舎はどんな塾でしたか?

過大過小評価をせず、ありのままの生徒と向き合ってくれる信頼できる塾です。

▼これから受験する人へのアドバイス

勉強する中でしっくりこないなと思ったときは、どんな時期であっても自分の勉強の過程を振り返り、何が必要か自分を信じて決断することが大事だと思います。結局自分を変えることができるのは自分ということに気づいて自身で行動することが一番大切だと思います。

▼役に立ったオリジナル教材

医学部面接対策

医学部の面接は地域枠でない限り人柄重視されていると教えてもらい、そこを意識した練習ができたので、本番はあまり緊張せずに面接に取り組めました。

予想配点集

毎年の合格点数の傾向を教えてもらい、目標点数を立てることが容易となり二次試験の対策を合理的に進めることができました。

▼松濤舎代表による振り返り

12月下旬に入塾してもやれることがある

もともと今年の受験を諦め、次年度に向けて対策したいということで入塾されました。12/18に入塾だったため既に共通テストまで1ヶ月を切っていましたが、可能性はゼロではないと考え、目下の1ヶ月は共通テスト対策を進めることにしました。

共通テスト対策では、短期間で伸びるところに集中しました。つまり、英語や国語の読み方を改善すること、数学や理科の基本問題・典型問題の穴を埋めることです。これは共通テスト対策でなくてもやるべきことだったので、たとえ共通テストがうまくいかなくても1ヶ月が無駄にならないだろうと考えました。

国公立医学部は出願校決めが超重要

結果、共通テストでは出願校さえ間違えなければ可能性がある点数を取りました(700点台)。

出願先は詳細に分析した結果、高知大学医学部が候補に挙がりました。これまで検討もしたことがなかった大学だったようですが、この出願先選びが大きかったと思います。見事合格となりました。

勘所を押さえた学習が、短期間で成績を最大限伸ばす

彼女のすごいところは、松濤舎の受験戦略のポイントを瞬時に掴み、短期間で自分のものにしたところです。

英語は、語順通りに読むことがポイントだと見抜き、短期間で習得しました。
国語も「レントゲン読解法」が重要であることを知り、共通テスト本番では164点取ってきています。
数学と理科は、教科書範囲を徹底することが重要だと理解してから短期間で穴を潰しました。
地理も教科書範囲を徹底しようと、「ウイニングコンパス」を使って知識を正確に入れることに徹し、共テ本番では77点取れています。

共通テスト1ヶ月前の入塾でも、松濤舎の戦略を正しく理解し、素早くキャッチアップできれば、国公立医学部にも合格できることを示す好例です。

以上、参考になれば幸いです。

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