▼入塾時期
高3の9月に入塾されました。
▼入塾前の成績
第1回全統記述模試(偏差値)
英語:60台
数学:40台
化学:40台
生物:50台
▼合格校
国際医療福祉大学 医学部医学科
東邦大学 医学部医学科
▼使っていた参考書/問題集
数学
Focus Gold1A,2B,3
新数学スタンダード演習
数学3スタンダード演習
英語
VENN4000
化学
宇宙一わかりやすい高校化学(理論/無機/有機)
エクセル化学
良問問題集
分野別マスター(松濤舎オリジナル教材)
生物
宇宙一わかりやすい高校生物基礎
エクセル生物
良問問題集
▼勉強時間
▼英語の勉強で重要だったこと
基礎が固まってからは、長文で知らない単語が出てきた時に、覚える必要がある単語なのかどうかを見極めて知識を追加していくこと。闇雲に出てきたものを全て頭に入れようとしないこと。
▼数学の勉強で重要だったこと
基本的な問題は見たらすぐ解法が浮かぶ状態になるまで何度も繰り返すこと。発展問題は問題集レベルの問題の解法を組み合わせてできないか考えられるようにすること。
▼化学の勉強で重要だったこと
理論は問題集を繰り返して、苦手な分野は少し重点的に(=松濤舎の補教材などを使って)演習量を増やすこと。演習してる時に、同じ分野の問題に共通する解き方や考えるポイント(=浸透圧だったら質量モル濃度など)をまとめること。
有機と無機は暗記を定期的に確認すること。問題集で確認して、間違えが多ければインプットし直すこと。
▼生物の勉強で重要だったこと
教科書を読み直すこと。問題集で演習したり、他の教材でインプットしたりした後に必ず同じ範囲を教科書で確認すること。
▼松濤舎の指導でよかったこと
▽個別の課題作成、スケジュール立て
自分でスケジュールを立てるよりも客観的に、実現可能なスケジュールを立てることができるところや、個別で臨機応変に苦手な教科、分野を重点的に補強する課題作成をしてくださる点がよかったです。
▽指定教材の選定
指定された教材を使っているうちに、基礎が固まり、成績も上がっていきました。他の問題集に手を出したりせず、安心して使える教材を選定して下さる点が良かったです。
▽勉強のやり方、問題集の使い方
問題集ごとに使い方を丁寧に教えて下さるので、何回も繰り返すものなのか、発展的な問題を知っておくためのものなのかを解く前に知ることができ、効率的に勉強できる点がよかったです。
▽週1面談、電話サポート
電話サポートで毎週解き方の質問をしたり、週毎に勉強時間や成績に応じて課題内容を変更して下さる点が良かったです。
▽進捗管理シート、過去問管理シート
進捗管理シートは毎日の勉強がどのくらい進んでいるのかを知る目安になり、また出来具合を分野別で比較できるので勉強を進めやすかったです。
過去問管理シートは、取れた点数などに応じて本番での得点率を考えたり、出願校選びをする際にも役立ちました。
▽模試結果の解釈、模試を踏まえた課題作成
自分で分析した反省点だけでなく、先生からも模試の成績についてのフィードバックを頂けるので、自分では気づかなかった弱点なども見つけることができました。また、それに応じて課題を作成して下さるので次の模試や本番に向けて成績を上げていくことが出来ました。
▽志望校決め、進路相談
模試での判定だけでなく、得意科目やその配点についても考慮したり、直前期にはデータベースを使用して例年の志望者の学力層なども考え、志望校決めを行うことが出来た点がよかったです。
▽面接対策
実践形式でオンラインでも本番同様に面接対策を行うことができる点がよかったです。
▽英語添削
文法についての誤りだけではなく、使用する単語を少しのニュアンスでも変えるなど正しく、自然な英文を書けるよう添削でして下さる点がよかったです。
▼入塾後に変わった勉強方法、考え方、学習観
毎日勉強する問題数を決める、1日あたりの勉強時間を考える時は、一問あたり何分かを計算してから計画を立てる。
基礎を完璧になるまで繰り返す。
▼松濤舎はどんな塾でしたか?
普段に勉強計画だけでなく、本番当日の解き方まで万全に準備できる塾
▼これから受験する人へのアドバイス
計画を立てる時は無理のない計画を立てるようにして、焦らず、最後まで諦めずに頑張ってください。
▼特に好きだった参考書
エクセル化学、エクセル生物、フォーカスゴールド、漢文早覚え
▼役に立ったオリジナル教材
樹形図の森
ほとんどの問題に対応できる最も基本的な解法(樹形図に書き出す)を身につけることができる点。確率に対する苦手意識をなくすことができる点。
分野別マスター数学(複素数平面、2次曲線)
他の問題集では問題数が少ない分野を重点的に解ける点。
VENN4000
知らない単語が出てきた時にこれを見て、覚えるべきかそうでないかを判断できる点。
全網羅 論述問題集(化学/生物)
論述問題対策としても、知識の確認もできる点。
分野別マスター化学
問題集だけでは物足りない苦手分野の演習を行える点。
予想配点集
過去問を解いた後に採点できる点。自分が本番取るべき得点を科目別に考えられる点。
▼松濤舎代表による振り返り
捨てるべき問題/解くべき問題の判断がつくことも学力の一つ
入塾時、数学と化学は偏差値40台、生物は50台だったのですが、約1年半の指導を通して成績を大きく伸ばすことができました。1浪の末、国際医療福祉大学と東邦大学に合格されました。
私立医学部の本番ではやや苦戦したというのが正直なところです。おそらく捨てるべき問題で捨てることができなかったことが原因かなと思っています。
それでも、目標とする関東圏の医学部に合格できました。英語・化学・生物で偏差値70オーバーしていたことが、本番で多少うまく解けなくてもリカバリーできた要因のようにも思います。
偏差値40台からでも、やるべき教材に集中して取り組めば、関東圏の私立医学部に合格できる好例です。
以上、参考になれば幸いです。