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【合格体験記】筑波大学 医学群医学類(1浪・男性)

▼入塾時期

1浪の11月に入塾されました。

入塾前の成績

第2回駿台全国模試(偏差値)

英語:60台
数学:40台
化学:40台
物理:40台

▼合格校

筑波大学 医学群医学類
国際医療福祉大学 医学部医学科

▼使っていた参考書/問題集

英語

VENN4000

数学

Focus Gold 1A,2B,3

化学

リードα化学

物理

良問の風
名問の森

国語

古文単語330
漢文早覚え速答法

▼勉強時間

▼英語の勉強で重要だったこと

※帰国子女で英語が得意だったため、入塾時期が11月だったこともあり『VENN4000』による単語暗記のみ実施。

▼数学の勉強で重要だったこと

演習。インプットも大事だが、特に時間制限のあるテストにおいては、アウトプットが大切になってくる。私は典型問題の演習があまりにも不足していた。松濤舎に入っていなかったら、頭でっかちのまま入試に臨んでいたと思う。

▼化学の勉強で重要だったこと

松濤舎の補助教材も使えば、理論分野で敵は無い気がする。

高校2年生以下ならまず数学と英語に力を入れた方がいい。理科はどうにかなったけど、数学はならなかった。

▼物理の勉強で重要だったこと

概念や用語などの本当の基礎がしっかりとわかっているかが重要になってくると思う。数学に現れる式と、物理の式は全く違うことを意識しなければならない。物理は因果関係、比例関係などを基本的には表現しているのであって、3×2=6 を表しているのではない。また、理論は実際の現象から構築されるものだと意識しないといけない。

しかし、これも数学と一緒で、時間制限のあるテストにおいては、アウトプットも大切になってくる。

物理の問題は特に同じような類題が多く出る科目なので、例えば円運動の絡む問題ならこの手順、と一般化した手順を作ると強い。

一見見たこともないような問題であっても、落ち着いて、一つずつ類題へと変換して解くためには、典型問題がスラスラ解けないと、変換する問題を見つけ出すのに時間が足りなくなってしまうのもあって、演習を積む必要がある。

▼国語の勉強で重要だったこと

現代文:何を問われているのかしっかり確認すること(言い換えるのか、なぜを答えるのか)。

古文:まず単語。成り立ちや、図解などで感覚的にも理解できるような単語帳(古文単語330など)を使うとよい。

漢文:ある程度古文の学習が進み、「漢文早覚え」を一読すれば、一定の点数は取れるようになると思う。

▼地理の勉強で重要だったこと

来年から課程が変わるので、なんとも言えないが、ひたすらに演習することが大事に思う。

学校の授業や、自分の常識などで、ある程度の知識が出来上がっていると思うので、過去問を解きまくると良い。常に60点以下の場合は知識不足と思われるので苦手な分野を見つけ出して、問題集などで知識を補強。

▼松濤舎の指導でよかったこと

▽個別の課題作成、スケジュール立て

課題を作成してくれることで、やらなければならない事がとてもクリアになり、科目の偏りもなくなるのがいいと思う。

▽指定教材の選定

自分で参考書を吟味する必要がなくなる。

▽勉強のやり方、問題集の使い方

問題集の使い方で悩んだことがある人は多いと思う。この使い方がいいよ、と言ってくれるだけで、一切自分の身にならない使い方はしないので、安心できる。

▽週1面談、電話サポート

自分の進捗を確認してくれるので、勉強のモチベーションにもなるし、困ったことがあっても相談しやすい。

▽進捗管理シート、過去問管理シート

自分で進捗管理シートや過去問管理シートがあるおかげで、自分の勉強の進み具合がよくわかり、修正の相談や、何が足りないのか視覚的にわかる。

▽志望校決め、進路相談

ここは出していいと思う、という言葉に安心できる。

▽受験情報の収集・提供

自分では手の回らない所が補強されて、より良い準備ができる

▽過去問演習時の指導

過去問ばかりではなく、フォーカスゴールドに戻ったりしなさい、という指導のおかげもあって、最後まで成績が伸びたのだと思う。

▽小論文対策

前日にでさえ添削や、電話でのサポートをして頂けて、試験に臨むときの心もちが大分よくなった。不安が軽減され、いいパフォーマンスを発揮できた様に思う。

▽面接対策

もしかするとこの面接対策が一番助かったかもしれない。一対一でしっかりと対策を立ててくれるので、家族と練習している時は指摘されない(いつもの事で引っかからない)ことや、自分では気づかなかった、相手に伝わりやすいアピールポイントを教えてくれる。

具体的には、少し喋り方がラフだが、帰国生だということを先に知ってもらえれば、心証のマイナスはないだろう、言わなくてもそれほど気にするものではないが。と、いう感じ。

▽英語添削

ひたすらにありがたい。チャットGPTを使うこともできるはできるけれど、やはり人に添削してもらうと、アドバイスの質が高い気がする。

▽私立受験後の振り返り

国公立に向けて、私立の受験を一切無駄にすることがなかった様に思う。

▽各種相談への対応、メンタルサポート

いつでも対応してくださって、非常に支えになる。

▼特に好きだった参考書

古文単語330

▼役に立った松濤舎の記事

各参考書の使い方のページ

▼入塾後に変わった勉強方法、考え方、学習観

演習大事。インプットだけでは時間内に解く、という入試の特性にハマらない。

▼松濤舎はどんな塾でしたか?

勉強する習慣をつけれる塾。

▼これから受験する人へのアドバイス

理系なら、まず英語、数学。「時間があれば解ける」は、入試においては解けないのと同じ。だから演習が必要。同じような問題で面白くない、暗記のようだ、と言わずに、検算の方法を考えたり、別解(これも検算の一つ)を考えたりして、速く、確実に正解する力をつけていってください。ぼーっと暗記オンリーになってはだめですよ。

前期試験当日に体調が終わっても大丈夫なはずです。一人で抱え込まず、本音を吐露しながら、受験を乗り切ってください!独りで抱え込まないのが大事ですよ!

▼役に立ったオリジナル教材

FocusGoldの補助教材

自分の思う大事なポイントが、先生の思うポイントとずれてないか確認できる。

VENN4000

え、これ他の人知ってんねや、、、みたいのが割とある。

分野別マスター化学

予想配点集

非常にありがたい。割と丸ついたな、と思っても、配点が少ないことがあるので、どこで粘るべきか、どこでさっさと見切りをつけるべきか、と言った感覚が出てくる。

小論文の小定理

自分は学科の不安が大きかったので、これで基本がわかるのはよかった。大学別になっているところも。

医学部面接対策

実は入退出ができてなかった。これで確認できたのがよかった。

▼松濤舎代表による振り返り

残り2ヶ月からでも難関医学部に合格可能な事例

入塾時期が11月で、適切に出願校を選べば国公立医学部に合格することは可能であるものの、筑波大学医学群などの難関医学部は厳しいかもしれない、と考えていました。

ただ、残り少ない中でも演習時間を確保し、共通テストでは高得点を獲得(790点台)。

共通テスト利用での私立医学部の滑り止めも来るだろうと予想し、さらに国公立後期で滑り止まると考え(=琉球大学医学部医学科に出願)、国公立前期は第一志望だった筑波大学医学群に出願しました。

過去問演習では、筑波大学医学群は合格最低点前後を取っている状態ではありましたが、筑波大学医学群は「面接+適性検査」の配点が大きく採点基準等も不透明だったため、結果が予想できない状況でした。

共通テスト対策の正しいやり方とは?

全統記述模試の偏差値を下に、取得可能な共通テストの点数を各科目で予想。その点数が取れるまで共通テストパックを使った演習を行いました。これによって無駄な演習を減らしつつ、演習さえ積めばもっと得点できる科目の演習を増やすことができました。

過去問演習の正しいやり方とは?

過去の合格最低点から自分の共通テストの点数や面接・適性検査の予想点を引き、差分を2次試験で取るべき「下限得点」としました。この下限得点を各科目に配分し、安定的に取る演習を過去問で繰り返しました。「捨てる練習」をすることができ、確実に合格最低点を上回れるようになります。

面接・小論文対策の必要十分な対策とは?

面接や小論文対策は最小限に押さえるべきです。理由は、対策時間に対して跳ね返ってくる結果がそこまで変わらないからです。必要十分な対策でよく、残り時間は筆記対策に使うべきなのです。

上記のように残り2ヶ月を無駄なく過ごした結果、見事合格。

受験直前期でも合格可能性が上げられ、さらに上位医学部でも合格可能であることの好例です。

以上、参考になれば幸いです。

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