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【決定版】『入試頻出漢字+現代文重要語彙 TOP2500』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

『入試頻出漢字+現代文重要語彙 TOP2500』の対象

個別試験で漢字の書き取り・読み取り問題が出題される人が対象です。

東大や(難関)私立文系が主な対象となるでしょう。個別試験を確認し、漢字の書き取り・読み取り問題が出題されていたら本書に早めに手を付けるとよいです。

大学入試をデータベースにしているので、漢字検定のドリルを代用するよりも納得感を持って使えるでしょう。また、本書には「現代文単語」も載っているので、現代文単語集を購入しなくて済む点も大きな利点となっています。

もし、個別試験で漢字の書き取り・読み取り問題は出題されないが、現代文キーワードの知識を増やしたいという人には、『読み解くための現代文単語』を推奨します。

『読み解くための現代文単語』

『入試頻出漢字+現代文重要語彙 TOP2500』の使い方

過去問の確認をする

全部で2,000字の書き取り・読み取り漢字が載っていますが、すべてやるのは非効率的です。漢字は出題されるものの配点自体はそれほど大きくありません。ただし、無視できる配点率というわけでもありません。

そこで、まずは志望校の過去問を何年分か確認し、本書の「最重要語」「重要語(A~Cランク)」のどのレベルで出題されているか確認しましょう。そして、いったんは該当するレベルまでの学習でOKです。

さらに過去問演習をする中で、より難しい漢字が出題され頻度も高いようであれば、追加で覚えるようにしましょう。

当然ですが、出題頻度の低い単語のほうが多いです。出題頻度の低い問題に対応しようとするほど覚えないといけない漢字が増えるので注意が必要です。

まずは頭の中で漢字のつくりが想起できるか確認

漢字練習で手を動かすと時間を大きくロスしてしまいます。まずは目視で、漢字が思い浮かぶか確認します。ぼんやりと浮かぶ状態ではなく、どんなつくりになっているかまで想起できるかが重要です。

もし想起できたのであれば、◯マークなどをつけておきましょう。

想起できなければ×マークをつけ、漢字のつくりを確認します。漢字全体をざっくり眺めるのではなく、どんなつくりをしているか確認し、頭に入れようとしてください。

分散学習する

漢字の暗記は基本的に機械暗記(丸暗記)です。そのため分散学習が有効です。短期的に復習をしても覚えた気になるだけで、長期記憶には寄与しないことがわかっています。同じ漢字・同じページを何度も繰り返すことはやめましょう。基本的には3日ほど空けて復習すると決めるとよいでしょう。

2周目も目視が基本

ひと通り上記のように回したら、再び初めに戻って進めます。

×マークがついているものは、1周目と同様、目視して漢字のつくりが想起できるか確認し、できなければ×マーク、できたら◯マークを累積していってください。

◯マークがついていたものは、実際に書けるか確認します。書けたら○を追加して◎にしておくなどすると「想起できて、書き取りもできた」ことがわかります。書き取りができなければ、◯マークの中に×マークを記入しておくなど、わかるようにしておきましょう。

上記を繰り返し、ほぼすべての漢字が書き取れるようになれば完了です。

『入試頻出漢字+現代文重要語彙 TOP2500』の特徴

特徴①:漢字暗記と現代文単語のハイブリッド

漢字練習と現代文理解が1冊で両方できるのが大きな特徴の一つです。また、従来であれば漢字検定のドリルを代用していたと思いますが(それでもよいですが)、大学入試問題をデータベースにしているので無駄なく納得感を持って勉強できるでしょう。

特徴②:出題頻度別でまとまっている

漢字の配点は「捨てるには大きく、やり込むには小さい」ので、どこまでやるかを決めなければ非効率になってしまいます。受験は総合点勝負なので、どこまで時間をかけるかは慎重に考えねばなりません。

本書は出題頻度(=重要度)順に並んでいるので、どこまでやるか意思決定しやすくなっています。

特徴③:紙面がシンプルで見やすい

こういったドリルはシンプルが一番です。ごちゃついていない必要十分な洗練されたデザインなので、勉強しやすく頭にも残りやすいでしょう。

『入試頻出漢字+現代文重要語彙 TOP2500』の習得レベル

レベル1:5割以上の漢字が書き取れている・読み取れている

レベル2:8割以上の漢字が書き取れている・読み取れている

『入試頻出漢字+現代文重要語彙 TOP2500』の目次

内容
1章最重要語(500語)
2章重要語(1,500語)
3章似形・同音・同訓(300語)
4章評論語(370語)
5章慣用句・和語・四字熟語(500語)