[推奨]松濤舎の指定問題集です。
『大学入学共通テストへの道 倫理』の前にやること
『蔭山の共通テスト倫理』を通読しておきましょう。共通テストで8−9割以上取得できる網羅性を備えており、教科書を読むよりも圧倒的にわかりやすいです。
本書『大学入学共通テストへの道 倫理−問題と解説』で問題演習をし『蔭山の共通テスト倫理』で知識を体系化するという具体−抽象往復学習をしてください。
『大学入学共通テストへの道 倫理』に関する前提
- 本シリーズは、松濤舎スタッフ(理三現役合格)が推奨する問題集です。本書と参考書を使えば、最短で大学入学共通テスト8割以上が取得可能です。
- 本書をやるだけでは、知識が「点」でしか得られないので、『蔭山の共通テスト倫理』と併用することで、知識を体系化し、初見の問題にも対応できるようにします。
- 本書を使って勉強することは過去問演習も兼ねていますが、最終的には時間を測り最新の過去問3年分を解いたら対策は完了します。
『大学入学共通テストへの道 倫理』の特徴
センター試験本試験・追試験を小問ごとに分割し、各章に再構成しています。これにより、従来の過去問演習で必要だった知識の整理が不要となります。超網羅的に過去問演習(問題演習)ができ、かつ、知識の体系化まで行うことができるのが本書の特徴です。
『大学入学共通テストへの道 倫理』の使い方
『蔭山の共通テスト倫理』をまずは通読して全体観を掴みます。
『蔭山の共通テスト倫理』を開きながら、本書で問題演習します。問われている箇所を『蔭山の共通テスト倫理』で調べながら進めることで『蔭山の共通テスト倫理』に書かれている内容のどこが重要で、どのように問われるのかを掴みながら勉強していけます。必要な知識は『蔭山の共通テスト倫理』にメモしていくようにしてください。
問題演習を最後までやったら、再び『大学入学共通テストへの道 倫理』の最初に戻り、問題が解けるか確認していきます。解けなければ『蔭山の共通テスト倫理』でインプットしましょう。
上記のように「問題を見て参考書の重要な箇所を捉えていく」「だいたい捉えられたと思ったら問題を自力で解いてみる」ということを繰り返すことが効率的な学習法です。
『大学入学共通テストへの道 倫理』の習得レベル
レベル1:50%以上の問題で正解を選ぶことができ、かつ、他の選択肢が不正解である理由も述べられる。
レベル2:80%以上の問題で正解を選ぶことができ、かつ、他の選択肢が不正解である理由も述べられる。
『大学入学共通テストへの道 倫理』の目次・問題掲載数
章 | 問題数 |
---|---|
1章 青年期の課題と自己形成 | 合計:48 |
1-1 青年期の性質 | 42 |
1-2 自己の探求 | 3 |
1-3 進路・職業選択と教育 | 3 |
2章 思想の源流 | 合計:190 |
2-1 ギリシア思想 | 75 |
2-2 キリスト教 | 25 |
2-3 イスラム教 | 14 |
2-4 仏教思想 | 31 |
2-5 中国思想 | 45 |
3章 国際社会に生きる日本人としての自覚 | 合計:139 |
3-1 日本の風土と古代日本人の思想 | 36 |
3-2 中世の思想 | 18 |
3-3 近世の思想 | 40 |
3-4 近現代の思想 | 45 |
4章 現代に生きる人間の倫理 | 合計:179 |
4-1 西洋近代思想の成立 | 41 |
4-2 近代思想の展開 | 62 |
4-3 西洋現代思想 | 76 |
5章 現代の諸課題と倫理 | 合計:75 |
5-1 生命倫理 | 6 |
5-2 環境倫理 | 15 |
5-3 家族・地域社会 | 12 |
5-4 情報社会 | 5 |
5-5 世界の様々な文化の理解と国際化 | 3 |
5-6 人類の福祉 | 10 |
5-7 都市化・社会かと大衆社会 | 8 |
5-8 その他総合問題 | 16 |
6章 趣旨を問う問題 | 合計:29 |
6-1 思想の源流 | 5 |
6-2 日本の思想 | 5 |
6-3 現代に生きる人間の倫理 | 12 |
6-4 現代の諸課題と倫理 | 7 |
問題数は、センター試験の小問単位です。
『大学入学共通テストへの道 倫理』の次にやること
センター試験の過去問演習を1年単位で追加し、目標点数が安定して取れるようになるまで続けます。
これがもっとも無駄のない勉強方法です。