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【決定版】『蔭山の共通テスト 公共』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

『蔭山の共通テスト 公共』で取得可能な共テ点数

本書を参考書として使用し、共通テストの予想問題集や過去問で演習すれば、共通テストで9割取得が可能です。

『蔭山の共通テスト 公共』を使って合格した大学

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

・医学部医学科

大阪大学、東京医科歯科大学、横浜市立大学、筑波大学、広島大学、金沢大学、新潟大学、熊本大学、岐阜大学、浜松医科大学、鳥取大学、愛媛大学、大分大学、高知大学、富山大学、弘前大学、秋田大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 など

・他学部

東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、神戸大学、千葉大学、筑波大学 など

※蔭山シリーズで他の選択科目を選んだ場合の合格実績も含む。

『蔭山の共通テスト 公共』の習得レベル(+到達可能な偏差値)

レベル1:ひと通り読んだ

※参考書なので習得レベルは1段階のみとなります。

『蔭山の共通テスト 公共』の使い方

受験生向け

一読する

まずはざっくりと一読しましょう。1日1章、1章30分、1日30分で進めると、1週間で1周通読できます。

一読しても頭には入らないですが、全体観を掴むことが目的なので問題ありません。メインの用途は、問題を通して内容を理解したり、問題を通してどのような出題があるかを把握していくことにあります。

赤字や太字がたくさんあり、これを全て覚えようとすると膨大になるので絶対にやめましょう。何を覚え、何を覚えなくていいのかは、どのような問題が出題されるかにかかっています。Step2以降で実際の出題を踏まえながら、インプットしていくようにしましょう。

問題集と併用する

『共通テストへの道』などの問題を解きながら、本書に戻るという使い方が主な使い方になります。この課程で本書に戻り、覚えなくてはならなかったポイントなどを拾って頭に入れていきます。

公共は2025年度に始まったばかりで過去問が少なく対策がしづらいという特徴があります。

これは仕方がないので、可能な限り入手できる問題を入手し、問題を通して本書をインプットするようにしましょう。

高1,2生向け

授業前の簡単な予習や、授業の補足として使用しましょう。一般的な参考書として考えて入ればOKです。

『蔭山の共通テスト 公共』の1周目、2周目…の役割

1周目は全体観を掴むこと。分量や構成などを掴めばOKです。頭に残そうとは思わないでください。

2周目以降は、問題集と併用する前提です。本書だけを眺めたり、赤字や太字をすべて覚えようとすることは絶対にしないでください。キリがないですし、何が出題されるか、何が問われるかわかっていない状態での暗記は非常に危険です。

『蔭山の共通テスト 公共』の習得にかかる時間

主に辞書的に使用する参考書のため習得にかかる時間というものは基本的に考えなくてよいです。

ただし先述の通り、1周目にかけるのは1日30分で1週間を目安にしてみてください。それくらいスピーディーに1周でOKです。

『蔭山の共通テスト 公共』の特徴

とてもわかりやすいです。説明もそうですが、重要なところはフォントが大きくなっていたりして、文字中心のページでもとっつきやすくなっています。網羅性も必要十分であり、これ以上細かい知識は不要と割り切ってよいです。

『蔭山の共通テスト 公共』が指定教材の理由

情報が必要十分に載っていてわかりやすい、という参考書は他になく唯一無二です。

本書を参考書的に、辞書的に使用しながら、問題集や過去問を通してインプットしていく、というやり方がもっとも効率的に共通テスト「公共」をマスターする方法です。

『蔭山の共通テスト 公共』の欠点

問題が載っていないことにあります。これは「公共」の過去問がないことに起因するため仕方ありません。

今後の改訂を通して過去問や問題編がついてくると考えています。

『蔭山の共通テスト 公共』の前にやるべき参考書

特にありません。参考書は本書一冊でOKで、何冊かの問題集と並行しましょう。

『蔭山の共通テスト 公共』の後にやるべき参考書

特にありません。参考書は本書一冊で十分です。

『蔭山の共通テスト 公共』と並行すべき参考書

問題集として『共通テストへの道 公共・倫理』『共通テストへの道 公共・政経』などを併用しましょう。

『蔭山の共通テスト 公共』と代替可能な参考書

ありません。

『蔭山の共通テスト 公共』に関するQ&A

どこまで覚えたらいいかわかりません。
本書だけではどこまで覚えたらいいかはわかりません。問題集や過去問と併用し、どういった出題がなされるのかを踏まえて、本書の内容を暗記していくようにしましょう。
赤シートを使って赤字を暗記していったらいいですか?
本書の赤字箇所をすべて暗記する必要はありません。参考書として使用しながら、問題集を通して出てきた重要箇所にマーカーを引いたり、本書に重要な知識を集約するなどして使いましょう。

『蔭山の共通テスト 公共』の目次/問題数

第1講 公共の扉 社会的存在としての人間
日本という社会の文化と伝統
社会を構成する「私」とは1 ― 青年期と自己形成
社会を構成する「私」とは2 ― キャリア形成と自己実現
AIと社会のデジタル化 ― 職業選択環境の変化
社会の多様性
社会にとって「宗教」とは
幸福
自由
正義と公正
生命倫理
思考実験
善く生きる人間のあり方 ― 古代ギリシア・儒教・ヒューマニズム
先哲の思想1 ― 西洋の思想
その他・先哲の思想2 ― 日本の思想
第2講 公共的空間の基本原理とルール 民主主義
立憲主義
人権保障1
人権保障2 ― 人権保障の発展
法とは
日本国憲法1
日本国憲法2
平和主義
契約と消費者の権利
司法制度
第3講 政治のあり方 国会
内閣
地方自治
選挙制度
政党政治
世論形成とメディア
第4講 経済のあり方 市場経済1
市場経済2
企業の活動
国民所得と経済成長
金融
財政
戦後の日本経済
中小企業問題・農業問題
労働問題1
労働問題2
社会保障1
社会保障2
第5講 国際社会のあり方 国家の三要素と領土問題
国連の役割と課題
冷戦
軍縮
主な国際紛争
外国為替と国際収支
国際通貨・貿易体制の変化
地域的経済統合
南北問題とODA
経済のグローバル化
第6講 持続可能な社会づくり SDGsと課題探究学習
地球環境問題・公害問題
人口問題・資源エネルギー問題

『蔭山の共通テスト 公共』と同じカテゴリーの参考書との比較

他書と比較して情報量が必要十分なのと、見やすい紙面が特徴です。

「公共」は基本的に「公共・倫理」「公共・政経」で使いますし、配点比率は1000点中100点で、さらにその一部ですので、いかに時間をかけずに対策するかを考える必要があります。

そういう意味で本書は「必要なことはすべて書かれているけど、これをすべて覚えなくてはならないわけではない」という位置付けにするようにしましょう。