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【決定版】『英語長文Rise 読解演習』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

 

 

 

 

『英語長文Rise 読解演習』を使った合格実績

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

医学部医学科

大阪大学、横浜市立大学、広島大学、金沢大学、新潟大学、浜松医科大学、愛媛大学、大分大学、富山大学、弘前大学、秋田大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 など

他学部

京都大学(文系)、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、神戸大学、千葉大学、筑波大学、東京学芸大学、岩手大学(共同獣医学科)、鳥取大学(共同獣医学科)、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学 など

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『英語長文Rise 読解演習』で合格できる大学

『英語長文Rise 読解演習』で偏差値70まで取得可能*です。

(*)ロジック:実際に生徒が到達した習得レベルと合格校の平均偏差値や、全統記述模試で取得した偏差値を比較し、現実的な偏差値を割り出しています。

『英語長文Rise 読解演習』で偏差値70が取得可能ということは、河合塾のボーダー偏差値**で、偏差値67.5の大学まで対応可能を目安と考えてよいです。

(**)ボーダー偏差値は河合塾が発表している値で「昨年、その偏差値を取った人の50%が合格した偏差値」が定義です。科目別では発表されません。パスナビで表示される偏差値も、この河合塾のボーダー偏差値です。

『英語長文Rise 読解演習』で取得可能な偏差値

松濤舎では、問題集ごとに独自に習得レベルを定義しており、習得レベルと偏差値の関係まで割り出しています。

『英語長文Rise 読解演習』の習得レベル

レベル1正しい解き方で問題をひと通り解いた。

『英語長文Rise 読解演習』シリーズは計4冊ありますが、いずれもひと通り解いたら終わりにしてよいです。間違えた問題を解き直すことはせず、一度取り組み、しっかり解説を読んだら、新しい長文に入っていってください。

[注意]長文問題集は解き直さない

長文問題集を解き直しても意味がありません。うまく訳せなかった和訳問題が訳せるようになっているか確認したり、広く長文問題に応用できそうなTIPSがあったら付箋を貼ったりしておく程度ならいいですが、ガッツリと解き直しても意味がありません。

Riseシリーズを使う目的は、正しい解き方を身につけるためです

初見の長文を、最初と最後の文を読んだり、各段落の最初の文章を読んで概要を掴み、関係ないところはザッと読むスキルを身につけるために使います。内容を知っている長文でやっても意味がないので、2度解く必要はありません。

また、結果としての正答率も気にする必要はありません。過程としての解き方に注意を払いましょう。

語彙量や多読多聴の量、解き方の習得が伴ってくれば、正しい読み方をしているうちに、だんだんと読めるようになってきます

Riseシリーズは合計4冊、全56長文あります。56長文を通して長文の読み方を完璧に習得しましょう。

『英語長文Rise 読解演習』1〜4で取得可能な偏差値

・『英語長文Rise 読解演習 1. 基礎編』
高2〜センター試験基礎レベル(約300words):偏差値55

・『英語長文Rise 読解演習 2. 基礎〜標準編』
共通テストレベル(約450~500words):偏差値60

・『英語長文Rise 読解演習 3. 標準〜難関編』
共通テスト〜難関国公立・難関私立レベル(約500~800words):偏差値65

・『英語長文Rise 読解演習 4. 最難関編』
東大・早慶上智レベル(600~1,000words):偏差値70

『英語長文Rise 読解演習』の問題数

・『英語長文Rise 読解演習 1. 基礎編』
高2〜センター試験基礎レベル(約300words):12題

・『英語長文Rise 読解演習 2. 基礎〜標準編』
センター試験レベル(約450~500words):15題

・『英語長文Rise 読解演習 3. 標準〜難関編』
センター試験〜難関国公立・難関私立レベル(約500~800words):15題

・『英語長文Rise 読解演習 4. 最難関編』
東大・早慶上智レベル(600~1,000words):15題

『英語長文Rise 読解演習』1問にかける時間

1問30分

『英語長文Rise 読解演習』を課題に組み込む

以上のように、「志望校が決まる」⇒「偏差値が決まる」⇒「問題集の習得レベルが決まる」⇒「読むべき長文数が決まる」というロジックが成り立ちます。

松濤舎ではこのロジックをもとに、定量的な課題を作成して、徹底した管理指導を行い、高い合格率を誇っています。

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『英語長文Rise 読解演習』の使い方

本書『英語長文Rise 読解演習』は、問題を解くための読み方を身につけるために使用するので、正しい使い方をしなければ意味がありません

必ず、以下の手順で解くようにしてください。

最初と最後の文を読んだあと、各段落の第一文を読む

概要を掴むために、

①最初と最後の文(最終文だけでわからない場合、最終2~3文でもOK)を読む
②各段落の最初の1文を読む

を行います。ディスコースマーカーに注目する読み方など、テクニカルな読み方が色々と提唱されていますが、そういった型にはまらない文章はよく出題されます(特に難関大の場合)

そういった場合でも、このSTEP.1の手順を踏めば、文章展開の可能性を大きく絞ることができます。

文章展開の「推測」に認知容量を使わなくて済むため、内容理解に集中できるようになります。

問題を読み、該当部分までザッと読み、問いに答える

続いて、小問(1)に目を通し、文頭から該当の下線部までザッと読みます。ザッと読めるのは、STEP.1において文章全体でどんなテーマになっているか(最初と最後でどんな話が書かれているのか)がわかっているからです。下線部まで読んだら、問いに関する箇所をしっかり読んだ上で、解答します。

続いて、小問(2)に目を通し、先ほど読んだところから該当の下線部までザッと読む・・・これを繰り返していきます。

この方法で解いていくことで、問題で問われている部分だけをしっかり読めるようになります

【松濤舎の塾生限定】補助教材を確認する

松濤舎の塾生には、正しい読み方で読んだ際のオリジナル解説を作成しています。問題を解いたら、Riseの解説を読む前に補助教材を読むようにしましょう。

一般に、長文問題集の解説は「この問題はこれが答え」ということしか書かれておらず「初見の長文に通用する考え方や解き方」については触れていないものが多いです。

オリジナル教材では、正しい解き方で解いたときに東大生(=英語が得意な人)がどのように考えて解いていたか、一般的にその手の問題はどのように考えて解くのか、などが書かれており、大変勉強になります。

解説で「英文の主題」を確認する

解説を読んで丸付けしましょう。その際、解説の一番上に書かれた「英文の主題」も確認するといいでしょう。STEP.1がきちんとできていれば、大意は掴めているはずです。

文章構造も確認する

本書『英語長文Rise 読解演習』は長文の解き方習得が主目的ですが、和訳対策や説明問題対策も行えます。解説に載っている文章の構造解析には必ず目を通し、きちんと構造が見抜けていたか確認するようにしましょう。

知らない単語は『VENN4000』で調べる

英語でもっとも重要なのが語彙量です。単語帳を使った英単語暗記は効率的ですが、絶対量としては足りません。長文問題集を通して語彙量を増やすことは、本書に限らず必ずやるようにしましょう。

ここでは『VENN4000』を使用します。『VENN4000』に掲載されている英単語はみんなが覚えている可能性が高いもので、掲載されていない英単語はみんなが覚えていない可能性が高い英単語(=文脈判断すべきもの)と判断できるからです。

また、多読を通じ、語彙量が増えるだけでなく語彙の想起スピード、語彙のコアイメージも鍛えることができます。多読に寄って”使える語彙”をどんどん増やしていきましょう。

参考記事

『英語長文Rise 読解演習』と並行する長文問題集

『英語長文Rise 読解演習』だけで偏差値70まで取得できるわけではありません。『速読英単語』シリーズと交互に進めていくことで、偏差値が2.5刻みで上昇し、偏差値70まで取得可能です。

『英語長文Rise 読解演習』と『速読英単語』で取得可能な偏差値

・Rise1(12問)   :偏差値55
・速単入門編(68長文):偏差値57.5
・Rise2(15問)   :偏差値60
・速読英熟語(60長文):偏差値62.5
・Rise3(15問)   :偏差値65
・速単必修編(70長文):偏差値67.5
・Rise4(15問)   :偏差値70

『英語長文Rise 読解演習』と『速読英単語』を交互にする理由

『速読英単語』シリーズで多読多聴し、長文読解量を確保しなければ、「英語の語順のまま、日本語を介さず、ナチュラルスピードで意味を取る」ができないからです。

一方、『英語長文Rise 読解演習』を使わなければ「問題を解くための読み方」を習得できません

よって、『英語長文Rise 読解演習』と『速読英単語』を交互に使っていくことで、偏差値が2.5刻みで、段階的に上がっていくのです。

参考記事

『英語長文Rise 読解演習』と並行する単語帳・文法問題集

英語の偏差値は長文を読むだけでは上がりません。「語彙量」「文法」「長分量」の3要素が必要です。

『英語長文Rise 読解演習』と並行すべき単語帳・問題集を以下に記載したので、よろしければご確認ください。

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『英語長文Rise 読解演習』の前にやるもの

『システム英単語』の見出し語1,000語を覚えてから、『Rise1』に入ります。

長文は一定の語彙量がなければ意味が掴めないからというのもありますが、語彙量がない状態で長文読解を進めても効果が薄いという理由が大きいです

長文読解は、語彙量が一定ある状態でやるからこそ、単語を想起する訓練になり、意味の想起がスムーズにできるようになります。語彙量が少なければ、想起するトレーニングにならないのです。

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『英語長文Rise 読解演習』と語彙量のバランス

『Rise1』に入る前だけでなく、要所要所で「十分な語彙量を覚えられているか」を確認する必要があります。

語彙量が足りていない場合は、長文を止め、長文読解にかけていた時間を単語暗記に充ててください。

・Rise1(12問)   :偏差値55 ・・・シス単1,000語
・速単入門編(68長文):偏差値57.5
・Rise2(15問)   :偏差値60 ・・・シス単1,500語
・速読英熟語(60長文):偏差値62.5
・Rise3(15問)   :偏差値65 ・・・シス単2,200語
・速単必修編(70長文):偏差値67.5
・Rise4(15問)   :偏差値70 ・・・シス単の派生語+熟語

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『英語長文Rise 読解演習』の後にやるもの

『Rise4』まで習得したら、市販教材は終了です。過去問に入りましょう。

人によっては、駿台実戦模試の過去問や、『VENN4000』で語彙量を増やすこともあります。

早慶MARCH志望の場合

例外的に、早慶MARCHを受験する人は『話題別英単語 リンガメタリカ』に入ります。ここで扱うテーマが入試で出題されることが多く、ひと通り触れておくべきだからです。

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『英語長文Rise 読解演習』の特徴

『英語長文Rise 読解演習』の特徴1:汎用性の高い読み方・解き方が載っている

レベル3に限って言うと、長文を読むのに必要な、汎用性の高い知識が押さえられている点が大きな特徴です。例えば、次のようなコンテンツが載っています。

  • 隠れたディスコースマーカー(=見えない論理展開を意識して読む)
  • コロン、セミコロンの用法
  • 内容一致問題の解き方
  • 物語文は、情景描写や会話を通じて登場人物の心情が述べられている
  • 下線部なしの内容説明問題では、指示文が大きなヒントになる
  • 字数制限のある内容説明問題は、実際に解答を作ってから字数調整する

長文問題集は往々にして「この長文問題を解くための解説」が書かれており、解いてみたものの何を学んだかと言われると・・・やってよかったかと言われると微妙・・・といった感想を抱きがちです。本当に必要なのは「どんな長文問題が出ても解けるようになるための解説」です。

本書『英語長文Rise 読解演習』のレベル3には、特に難関大の英語で必要となる知識が網羅的に押さえられており、これだけしっかり載っている問題集はありません。

『英語長文Rise 読解演習』の特徴2:答案例とその理由

和訳問題・内容説明問題は独学しにくいですが、Z会から出版されているだけあって、複数の答案例とその添削、採点基準、減点理由などが明記されています。これによって、より和訳問題・内容説明問題に対応しやすくなります。

『英語長文Rise 読解演習』の特徴3:構文解析

複雑な文章は5文型で文章を解析し、構造を可視化してくれています。原則として返り読みは推奨しませんが、複雑な文章では解説にあるように返り読みしてOKです。

【決定版】英語の勉強方法と年間スケジュール

難関大受験生向けに、英語の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。