Z会 (2006-03-10)
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『解体英熟語[カード型]』の習得レベル
レベル1:50%の問題を、カードを使った問題形式で、答えることができる
レベル2:80%の問題を、カードを使った問題形式で、答えることができる
『解体英熟語[カード型]』の使い方
- カードで問題演習形式で覚えていくだけです。手で書く必要はありません。目で見て解けるか確認していったらOKです。
- 集中学習は非効率なので、間隔を置いた分散学習をしてください。
- 裏側には頭に定着しやすくする説明が載っていますので、必ず目を通し、出来るだけ有意味暗記しましょう。
英単語の効率的な暗記方法を下記にまとめたので、必ず読んでおいてください。
『解体英熟語[カード型]』の前にやること
『システム英単語』に相当する単語帳で、ひと通り語彙を覚えてから入るようにしてください。
『解体英熟語[カード型]』の次にやること
『英文法・語法 Vingate』で、語法・イディオムを固めます。
『解体英熟語[カード型]』と被っているものも多いですが、重複していないものはしっかり覚えるようにしましょう。
『解体英熟語[カード型]』に関する前提
使用対象者
本書は難関私立大学(私立大学)をメインターゲットとして作られており、難関国公立大学には物足りないというのが正直なところです。
本書は、過去10年分の難関42大学およびセンター試験を調査して作られています。難関42大学は下記となります。
北海道大学、東北大学、筑波大学、千葉大学、御茶ノ水大学、東京大学、東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京学芸大学、首都大学東京、一橋大学、横浜国立大学、名古屋大学、金沢大学、京都大学、京都府立医科大学、大阪大学、大阪市立大学、神戸大学、奈良女子大学、岡山大学、広島大学、九州大学、自治医科大学、青山学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、津田塾大学、東京女子大学、東京理科大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、南山大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、センター試験(本試・追試)
ただし、高1,2生で時間がある人が、主要な英熟語のみをカードで、効率的に暗記してしまうのは良いことです。本書「はじめに」にも書かれている通り、本書は本当に重要な熟語のみを網羅しており、あまり重要ではない熟語は省いてあります。高1,2生でまだ志望校も固まっていない人が細かい英熟語暗記に時間をかけるのは無駄が多いのですので。
なお、イディオムは最終的に『英文法・語法 Vintage』などの文法問題集と、『英文法ファイナル問題集(標準編)』『英文法ファイナル問題集(難関大学編)』で固めるので、全受験生にとって必須な教材ではありません。
使用目的
英語は、長文読解が点数の6−7割を占めます。スピーディーに長文読解するために英熟語を覚えるのが主目的であることを念頭に置いておいてください。
また、長文読解の設問には和訳問題や穴埋め問題、類語問題がありますが、熟語の知識を問うているものも多いです。特に、難関私立大学では英熟語の知識を問うところが多いので英熟語暗記は重要です。
そもそも、長文読解問題を難しくしようとした場合、語彙を難しくするが最も有効な方法の1つなのですが、語彙は難しくしすぎると学習指導要領を超えてしまうため英熟語の知識を問うことで難易度を上げる力学が働きます。難関大学こそ英熟語の習得は重要だということを認識しておいてください。
特徴
本書の最大の特徴は、カード型であるということにあります。英熟語をカード型で覚えられる市販の教材は本書『解体英熟語[カード型]』と『ターゲット英熟語1000』のみで、それだけでも購入・選択する理由になります。
本書には計1017語が掲載されており、過去問の穴埋め問題を解く形式で覚えていくので、約1,000題の入試問題を解くのに相当する勉強をしたことになります。
別に例文集[Index付き]も付属しています。メインはカードを使って勉強するのですが、例文集は以下の目的で使用してください。
- カードにない「その他の重要語[上級編]」(No.805〜No.984)を覚える
- 模試や過去問で出てきた英熟語がわからなかった際、巻末のIndexで本書に載っていないか調べ、辞書代わりに使う。載っていたら優先的に覚える。
【決定版】英語の勉強方法と年間スケジュール
難関大学受験生向けに、英語の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。
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