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【決定版】『新数学スタンダード演習(スタ演)』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』で取得可能な偏差値

『新数学スタンダード演習』で偏差値72.5まで取得可能です。

*全統記述模試(河合塾)の偏差値

『新数学スタンダード演習(スタ演)』を使った合格実績

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

・医学部医学科

大阪大学、横浜市立大学、筑波大学、金沢大学、新潟大学、熊本大学、浜松医科大学、鳥取大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、東京医科大学、東邦大学 など

・他学部

東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、慶應義塾大学、早稲田大学 など

※代替可能な問題集を使った合格実績も含む。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』の習得レベル(松濤舎の定義)

レベル15割以上の問題が、手を止めずに解ける
レベル28割以上の問題が、手を止めずに解ける:偏差値72.5

『新数学スタンダード演習(スタ演)』の使い方

問題を解く

自力で問題が解けるかトライします。わからなければすぐに解答を見てOKです。

本書『新数学スタンダード演習』のような難易度の問題集は「ウンウン考えることが重要」と言われることもありますが科学的なエビデンスはありません。本書を使う目的は、①フォーカスゴールドや青チャート、レジェンドのような教科書傍用問題集には載っていない新たな解法を習得すること、②教科書傍用問題集の穴を見つけること、の2つです。よって、わからなければすぐに解答を見てOKです。

解けた問題には◯マーク、解けなかった問題には×マークを累積し、1周したら×マークの問題だけを復習するようにしましょう。

教科書傍用問題集と紐づける

解けない問題があった場合、それは教科書傍用問題集に穴があるからかもしれません。必ず戻って類題を確認し、同じ考え方で解けなかったか確かめるようにしてくだあnさい。

『新数学スタンダード演習』で初めて出てきた新しい解法かもしれませんが、何かしら紐づけられるはずです。人間は既有知識(=すでに持っている知識)と紐づける形でしか新しい知識は習得できないことがわかっています。必ず相違点・類似点を確認するようにしましょう。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』を進める順番について

必ずしも最初からやらないといけないわけではありません。苦手分野から優先的に進めてもOKです。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』1問にかける時間

1問20分以内

『新数学スタンダード演習(スタ演)』の特徴

『新数学スタンダード演習(スタ演)』の特徴①|標準的・典型的な入試問題が精選されている

網羅系の教科書傍用問題集を習得した後、初見の入試問題への橋渡しを本書が担います。意外と入試問題の良問を網羅的に選定した問題集はありません。あっても、網羅的の教科書傍用問題集と被りが多いか、難易度が高すぎてオーバーワークになってしまう問題集が多いです。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』の特徴②|問題編と解答編が分かれている

これは『1対1の対応の演習』との比較ですが、各章(分野)ごとに問題編と解答編を分けて掲載されている点が使いやすいです。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』の特徴③|各問題にタイトルがついていない

網羅系の教科書傍用問題集や『1対1対応の演習』では問題にタイトルがついており、それがヒントになってしまいますが、『新数学スタンダード演習』では単に問題が羅列されているだけなので、ヒントなしで解けるかの確認ができます。一方、解答編には、各問題にタイトルがついていてテーマがわかるようになっています。解答編は別解も豊富です。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』の特徴④|総合演習の章がある

総合演習の章があるため、複数の分野やテーマが複合している問題にも対応できるようになります。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』の前にやる問題集

『Focus Gold(フォーカスゴールド)』、『NEW ACTION LEGEND(ニューアクション・レジェンド)』、青チャート(『チャート式基礎からの数学』)といった網羅系の教科書傍用問題集で、典型問題の解法をひと通り身に付ける必要があります。

このステップを飛ばして『新数学スタンダード演習』に入っても得られるものが少ないばかりか、上滑りして伸び悩むリスクが高いです。

あくまでも網羅系の教科書傍用問題集で身につけた知識を初見の入試問題で活用できるか確かめるために『新数学スタンダード演習』を使うというのが第一目的であることを忘れないようにしましょう。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』の次にやる問題集

市販教材は『新数学スタンダード演習』『数学3スタンダード演習』までやったら終了してよいです。それ以降は、志望校の過去問、あるいは志望校のレベル・形式に近い他大学の過去問をやるのがよいでしょう。

松濤舎では「分野別マスター」というオリジナル補助教材に入ります。みんなが苦手とする分野の問題を網羅的に収集しており、当該分野の理解を集中的に深めることができます。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』か『1対1対応の演習』か?

結論、『新数学スタンダード演習』を推奨します。理由は、『1対1対応の演習』の例題は、教科書傍用問題集と被っているものが多く、改めてやるのはやや重複が多すぎるからです。下の演習題は難易度が高すぎて、入試に出たら捨て問になるものも多いです。

こうしたことから、松濤舎では教科書傍用問題集を習得したら『新数学スタンダード演習』『数学3スタンダード演習』に入ります。

なお、『新数学スタンダード演習』と『1対1対応の演習』は掲載されている問題レベルはほぼ同じですが、以下のような相違点があります。

・『新数学スタンダード演習』のほうが、『1対1対応の演習』より難易度が若干高い
・『新数学スタンダード演習』は、問題にタイトルが書かれていない
・『新数学スタンダード演習』には、複数分野に跨がった総合問題が掲載されている

『新数学スタンダード演習(スタ演)』に関するQ&A

わからない問題が多いのですが、時間をかけて解いたほうがいいですか?
いいえ。わからなければすぐに解答を見てよいです。本書を使う目的は主に2つで、1つは教科書傍用問題集の穴を見つけること、もう1つは教科書傍用問題集には入っていない新しい解法を習得することです。いずれにせよ長く考えるのは時間がもったいないので、わからなければ解答をすぐに見て理解することと、教科書傍用問題集に戻って類題を探し、同じような問題がなかったか、どうして教科書傍用問題集では解けて『新数学スタンダード演習』では解けなかったのか、といった観点で振り返りをしましょう。
解けなかった問題には×マークをつけて、×マークのついた問題を復習するという教科書傍用問題集と同じ方法で勉強したらいいですか?
はい。繰り返し復習して解ける問題を増やしていってください。

『新数学スタンダード演習(スタ演)』の目次・問題掲載数

問題数
数と式14
方程式・不等式16
集合と論証・命題12
関数(1次・2次)10
数列17
場合の数14
確率19
整数25
座標19
平面のベクトル14
空間のベクトル20
三角・指数・対数関数19
図形29
微分法・積分法(数式)15
微分法・積分法(応用)20
総合演習(数式)20
総合演習(図形)20

【決定版】数学の勉強方法と年間スケジュール

数学の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。