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【決定版】『セミナー生物』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

『セミナー生物』で取得可能な偏差値

松濤舎では、習得レベルと偏差値(全統記述模試)の関係性がわかっています。

習得レベル1:プロセスが8割以上、手を止めずに解ける
習得レベル2:基本例題/問題が8割以上、手を止めずに解ける:偏差値60
習得レベル3:発展例題/問題が5割以上、手を止めずに解ける:偏差値65
習得レベル4:発展例題/問題が8割以上、手を止めずに解ける:偏差値67.5

こちらをもとに、定量的な指導・課題作成を行っています。

『セミナー生物』に入る前に押さえておきたい、生物の特徴

知識・典型問題の網羅性が、他科目よりもダイレクトに点数に響く

生物は、基本的な用語や典型的な実験があらじめ解けるようになっておけば、その類題が出題されるため、固く得点できる科目と言えます。よって、できるだけ網羅的に、用語や典型問題に触れられる問題集をやるべきです

『セミナー生物』をはじめとする教科書傍用問題集は、まさにこうした目的のもとに作られた問題集なのです。

知識を網羅するためにも、教科書が超重要

先述の通り、生物はわかりやすく知識量が成績に直結します。

そのため網羅系問題集(教科書傍用問題集)でひと通り問題に触れようと考えるわけですが、それでも限界はあります。つまり、問題集で問題として扱われない用語や実験、典型問題がどうしても存在します。

だからこそ、生物は教科書が重要なのです。理系で唯一、教科書を使う科目と言ってよいでしょう。

応用問題に対応するためにも、教科書が超重要

教科書は、応用問題に対応するためにも必要です。

なぜなら、難関大になるほどその場で考えさせる問題・・・いわば「生物をネタにした論理問題」が出題されるのですが、どこまでが知識として知っている必要があり、どこからがその場で考えるべきことなのかの線引きが明確にできているかどうかが、応用問題をスムーズに解けるかどうかを決定づけるからです。

次に『セミナー生物』の使い方をまとめますが、教科書も並行してインプットしていく前提で読み進めてください。

『セミナー生物』の使い方

「プロセス」を解く

ここで基本的な用語の確認や公式の確認を行います。

解けなかった問題には×マークを、解けた問題には◯マークをつけます。

×マークがついた問題は、模試範囲をひと通り解いた後、再び戻ってきて解きます。解けなかったら×マークを累積し、解けたら◯マークを書きます。

×マークしかついていない問題を減らすことが勉強の中心となります。◯マークがついた問題は放置し、模試の前、あるいは入試前に確認しましょう。

また、学習の基本は分散学習です。×マークがついた問題の復習もできるだけ間隔をあけるようにしましょう。◯マークをつけていい基準は、3日以上置いてから復習した場合にしてください。

「基本例題」「基本問題」を解く

続いて「基本例題」「基本問題」に入ります。

ここで勉強するのが、いわゆる典型問題と言われるものです。ほぼすべて解ける状態になっている必要があります。入試問題でそのまま出題されるような知識・問題が多数掲載されています。

こちらも同様に、解けなかったら×マーク、解けたら◯マークをつけていきます。

「発展例題」「発展問題」を解く

「発展例題」「発展問題」に入ります。

典型問題ではないものも多く、そのまま出題される問題は少ないかも知れませんが、ひと通り解ける状態にします。

『セミナー生物』を使うタイミング

生物を習うタイミングは次のどちらかである高校が多いです。

  • 高1で生物基礎、高3で生物
  • 高1か生物基礎、高2で生物

つまり、発展科目に入るのは高2以降である高校がほとんどであり、既習範囲が一定以上になるのは高2の秋以降になります。

よって、高2秋までは、定期テスト対策期間(=定期テストの2〜3週間前)に勉強をすればよく、それまでは英語や数学の習得レベルを上げておき、高3以降にしっかり理科に時間が使えるようにしましょう。

実際、理科が模試で出題されるのは高2秋の進研模試からで、全統模試で出題されるのは高2の2月末にある「全統高2記述模試」からとなります。出題範囲も生物基礎のみです。

『セミナー生物』の特徴

『セミナー生物』は、他の教科書傍用問題集と大きくは変わりません。

  • 基本的な用語の確認(プロセス)
  • 基本例題&基本問題
  • 発展例題&発展問題

の構成となっています。

『セミナー生物』の前にやるべき問題集

特にありません。

『セミナー生物』には「プロセス」という、基本的な知識を確認するコンテンツがあるのですが、これが非常に優秀です。一定勉強してきた人も、「プロセス」で解けない問題があり、知識の穴が埋められたと言います。

「プロセス」以上に戻るべき基礎は存在しないので、『セミナー生物』より前にやるべき問題集はありません。

『セミナー生物』と並行すべき教材

教科書を並行しましょう。

「生物」という科目の性質上、教科書をインプットすることは必須です。

人は、ただ読むだけでは頭に残りにくいことが科学的に知られています。よって、松濤舎では演習中心で勉強するよう伝えていますが、教科書はインプットせざるをえません。

問題集に載っていない箇所は何度も読むことで覚えていきましょう。

また、最近の教科書は非常にボリューミーで、詳しいことまで載っているので、資料集代わりとしても使っていってください。他に資料集や、資料集のような参考書は不要です。

『セミナー生物』の後にやるべき問題集

『生物の良問問題集』に入ります。

この問題集の特徴は、非常に網羅的に生物のトピックを扱っているということと、それを過去問ベース(=典型問題からちょっとずらした問題)として掲載されていることにあります。

「生物」が、事前に網羅的に用語や典型問題に触れておくべき科目であることから、網羅的であることは必須の特徴なのですが、それが過去問ベースになっているところが非常に良いです。

どうしても教科書傍用問題集は”おとなしい問題”になりがちです。それが教科書傍用問題集のいいところなのですが、だからこそ2冊目としては、ややずらした問題を解き、知識の穴や浅い理解に気づく必要があるのです。

『生物の良問問題集』まで入れば、偏差値75まで取得可能であることがわかっています。ほとんどの難関大はここまでで十分に対応できることを、合格者の声も裏付けています。

『セミナー生物』と他書との比較

『セミナー生物』と並ぶ教科書傍用問題集に、『エクセル生物』『リードα生物』『センサー生物』『ニューグローバル生物』がありますが、いずれもほぼ同じです。

もし何も持っていなかったり、ゼロからはじめるのであれば『エクセル生物』を推奨します。理由は、市販で購入しても解答が付いてくるからです。また、網羅性もこの中では比較的高く、解説も他書と比べてわかりやすいという点が挙げられます。

しかし、学校ですでに『セミナー生物』が指定されている人が、わざわざ『エクセル生物』を購入するほどでもありません。同じような問題を二度解くことのほうが非効率です。

なお『ニューグローバル生物』を指定する高校もありますが、やや難易度が低くて簡単なので、志望校や状況(=学校でどこまで使用するか)に応じて、『エクセル生物』に変更すべきと指定することがあります。