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【決定版】『アクセス生物』の使い方とレベル

松濤舎が推奨する指定問題集です。

アクセス生物』で取得可能な偏差値

松濤舎では、習得レベルと偏差値(全統記述模試)の関係性がわかっています。

習得レベル1:導入問題が8割以上、手を止めずに解ける
習得レベル2:基本例題/問題が8割以上、手を止めずに解ける:偏差値57.5
習得レベル3:基本例題/問題が5割以上、手を止めずに解ける:偏差値60
習得レベル4:基本例題/問題が8割以上、手を止めずに解ける:偏差値65

これを基に、定量的な指導や課題作成を行っています。

アクセス生物』を使った合格実績

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

・医学部医学科

大阪大学、東京科学大学、横浜市立大学、千葉大学、筑波大学、広島大学、金沢大学、新潟大学、熊本大学、信州大学、岐阜大学、浜松医科大学、鳥取大学、愛媛大学、大分大学、福島県立医科大学、群馬大学、高知大学、宮崎大学、香川大学、富山大学、弘前大学、秋田大学、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、帝京大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 など

・他学部

東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、一橋大学、神戸大学、慶應義塾大学、早稲田大学 など

※代替可能な問題集を使った合格実績も含む。

アクセス生物』に入る前に押さえておきたい、生物の特徴

知識・典型問題の網羅性が、他科目よりもダイレクトに点数に響く

生物は、基本的な用語や典型的な実験を事前に理解しておくことで、類題が出題され、安定して得点できる科目です。よって、できるだけ網羅的に、用語や典型問題に触れられる問題集をやるべきです

『アクセス生物』をはじめとする教科書傍用問題集は、まさにこうした目的のもとに作られた問題集なのです。

知識を網羅するためには、教科書が非常に重要

先述の通り、生物はわかりやすく知識量が成績に直結します。

そのため、網羅系問題集(教科書傍用問題集)で一通り問題に触れることが重要ですが、限界もあります。つまり、問題集で扱われない用語や実験、典型問題が存在するのです。

だからこそ、生物は教科書が重要なのです。理系で唯一、教科書を使う科目と言ってよいでしょう。

応用問題に対応するためにも、教科書が超重要

教科書は、応用問題に対応するためにも必要です。

なぜなら、医学部・上位校になるほどその場で考えさせる問題・・・いわば「生物をネタにした論理問題」が出題されるのですが、どこまでが知識として知っている必要があり、どこからがその場で考えるべきことなのかの線引きが明確にできているかどうかが、応用問題をスムーズに解けるかどうかを決定づけるからです。

次に『アクセス生物』の使い方をまとめますが、教科書も並行してインプットしていく前提で読み進めてください。

アクセス生物』の使い方

「導入問題」を解く

ここで基本的な用語の確認や公式の確認を行います。

解けなかった問題には×マークを、解けた問題には◯マークをつけます。

×マークがついた問題は、模試範囲をひと通り解いた後、再び戻ってきて解きます。解けなかったら×マークを累積し、解けたら◯マークを書きます。

×マークしかついていない問題を減らすことが勉強の中心となります。◯マークがついた問題は放置し、模試の前、あるいは入試前に確認しましょう。

また、学習の基本は分散学習です。×マークがついた問題の復習もできるだけ間隔をあけるようにしましょう。◯マークをつけていい基準は、3日以上置いてから復習した場合にしてください。

「基本例題」「基本問題」を解く

続いて「基本例題」「基本問題」に入ります。

ここで勉強するのが、いわゆる典型問題と言われるものです。ほぼすべて解ける状態になっている必要があります。入試問題でそのまま出題されるような知識・問題が多数掲載されています。

同様に、解けなかった問題には×マーク、解けた問題には◯マークをつけます。

「発展例題」「発展問題」

「発展例題」「発展問題」に入ります。

典型問題ではないものも多く、そのまま出題される問題は少ないかも知れませんが、ひと通り解ける状態にします。

『アクセス生物』を使うタイミング

生物を習うタイミングは次のどちらかである高校が多いです。

  • 高1で生物基礎、高3で生物
  • 高1か生物基礎、高2で生物

つまり、発展科目に進むのは高2以降の高校がほとんどで、既習範囲が一定以上になるのは高2の秋以降です。

よって、高2秋までは、定期テスト対策期間(=定期テストの2〜3週間前)に勉強をすればよく、それまでは英語や数学の習得レベルを上げておき、高3以降にしっかり理科に時間が使えるようにしましょう。

実際、理科が模試で出題されるのは高2秋の進研模試からで、全統模試で出題されるのは高2の2月末にある「全統高2記述模試」からとなります。出題範囲も生物基礎のみです。

アクセス生物』の特徴

『アクセス生物』は、他の教科書傍用問題集と大きくは変わりません。

  • 基本的な用語の確認(導入問題)
  • 基本例題&基本問題(基本例題、基本問題)
  • 発展例題&発展問題(発展例題、発展問題)

の構成となっています。

アクセス生物』の前にやるべき問題集

特にありません。

『アクセス生物』には「導入問題」という、基本的な知識を確認するコンテンツがあるのですが、これが非常に優秀です。一定勉強してきた人も、「導入問題」で解けない問題があり、知識の穴が埋められたと言います。

「導入問題」以上に戻るべき基礎は存在しないので、『アクセス生物』より前にやるべき問題集はありません。

アクセス生物』と並行すべき教材

教科書を並行しましょう。

「生物」という科目の性質上、教科書をインプットすることは必須です。

人は、ただ読むだけでは頭に残りにくいことが科学的に知られています。よって、松濤舎では演習中心で勉強するよう伝えていますが、教科書はインプットせざるをえません。

問題集に載っていない箇所は何度も読むことで覚えていきましょう。

また、最近の教科書は非常にボリューミーで、詳しいことまで載っているので、資料集代わりとしても使っていってください。他に資料集や、資料集のような参考書は不要です。

アクセス生物』の後にやるべき問題集

『生物の良問問題集』に入ります。

この問題集の特徴は、非常に網羅的に生物のトピックを扱っているということと、それを過去問ベース(=典型問題からちょっとずらした問題)として掲載されていることにあります。

「生物」が、事前に網羅的に用語や典型問題に触れておくべき科目であることから、網羅的であることは必須の特徴なのですが、それが過去問ベースになっているところが非常に良いです。

どうしても教科書傍用問題集は”おとなしい問題”になりがちです。それが教科書傍用問題集のいいところなのですが、だからこそ2冊目としては、ややずらした問題を解き、知識の穴や浅い理解に気づく必要があるのです。

『生物の良問問題集』まで入れば、偏差値75まで取得可能であることがわかっています。ほとんどの医学部・上位校はここまでで十分に対応できることを、合格者の声も裏付けています。

アクセス生物』と他書との比較

『アクセス生物』と並ぶ教科書傍用問題集に、『エクセル生物』『セミナー生物』『センサー生物』『リードα生物』『ニューグローバル生物』がありますが、いずれもほぼ同じです。

もし何も持っていなかったり、ゼロから始めるのであれば『エクセル生物』を推奨します。理由は、市販で購入しても解答が付いてくるからです。また、網羅性もこの中では比較的高く、解説も他書と比べてわかりやすいという点が挙げられます。

しかし、学校ですでに『アクセス生物』が指定されている人が、わざわざ『エクセル生物』を購入するほどでもありません。同じような問題を二度解くことのほうが非効率です。

なお『ニューグローバル生物』を指定する高校もありますが、やや難易度が低くて簡単なので、志望校や状況(=学校でどこまで使用するか)に応じて、『エクセル生物』に変更すべきと指定することがあります。

『アクセス生物』に関するQ&A

『アクセス生物』の特徴は何ですか?
『アクセス生物』は、基本的な用語確認から発展問題までを網羅する教科書傍用問題集です。導入問題、基本例題、発展問題の構成で、知識を効率的に習得できます。特に、導入問題は基礎を固めるのに役立ちます。
『アクセス生物』を使うタイミングはいつですか?
高校では、高1で生物基礎、高3で生物を学ぶことが一般的です。特に高2の秋からは模試も始まるため、それまでに基礎を固めることが重要です。
『アクセス生物』の使い方はどうすれば良いですか?
まず導入問題を解き、基本的な用語を確認します。その後、基本例題や発展問題に進み、理解を深めていきます。解けなかった問題は復習し、知識を定着させましょう。
生物の学習において教科書はなぜ重要ですか?
生物は知識量が成績に直結する科目であり、教科書は網羅的な知識を提供します。特に応用問題に対応するためには、教科書の内容をしっかり理解することが不可欠です。
『アクセス生物』を使う前に必要な問題集はありますか?
特に『アクセス生物』の前にやるべき問題集はありません。この問題集には基礎を確認する導入問題が含まれており、他の問題集で補う必要はないとされています。
『アクセス生物』の後にやるべき問題集は何ですか?
『生物の良問問題集』を推奨します。この問題集は網羅的で、過去問ベースの問題が多く、知識の穴を埋めるのに役立ちます。
『アクセス生物』の偏差値はどのくらい取得可能ですか?
『アクセス生物』を適切に活用することで、偏差値65以上を目指すことが可能です。特に、基礎をしっかり固めることが重要です。
『アクセス生物』と他の問題集との違いは何ですか?
『アクセス生物』は、導入問題が特に優れており、基礎知識の確認に特化しています。他の問題集と比較しても、知識の穴を埋めるのに効果的です。
生物の勉強で気を付けるべきポイントは何ですか?
生物は知識が成績に直結するため、網羅的に学ぶことが重要です。また、教科書を並行して学習し、理解を深めることが求められます。
『アクセス生物』の利用者の声はどうですか?
利用者からは、導入問題で基礎がしっかり固まったとの声が多く、特に知識の穴を埋めるのに役立ったと評価されています。