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【決定版】『総合英語 FACTBOOK』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

 

【決定版】英語の勉強方法と年間スケジュール

難関大学受験生向けに、英語の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。

『総合英語 FACTBOOK』を使用した生徒の合格校

医学部医学科

秋田大学、東京慈恵会医科大学、日本医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、埼玉医科大学、東海大学

難関大学

東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、立命館大学 など

『総合英語 FACTBOOK』の特徴

  • 文法の無用な暗記が減る。例えば助動詞「will」であれば、コアなイメージが「見通す」であることから派生して「予想」「意志」「法則」「過去の習慣」の用法があることを説明しています。暗記量が減る上に、適切な助動詞の運用にもつながります。
  • ”語順ルール”と”基本文型”という、もっとも重要かつシンプルな体系による説明が繰り返し取り上げられています。これにより、各Chapterの知識が有機的に結びつき、暗記量も少なくてすみます。従来の文法書は細かな規則と大量の例外を覚えさせる仕様となっており、長文読解やリスニング、スピーキングをスムーズに行うことにはつながりませんでした。
  • 長文を頭から読めるようになる。本書を読むとわかりますが「日本語には助詞があるので語順の自由度が高いが、英語は語順が重要」であり、「先に登場する語は、後ろに続く語を指定する。または、後ろに詳しい説明を追記するのが英語である」ことが繰り返し説明されています。これにより、英語を語順通りに頭から理解していくことができるようになります。
  • イラストが豊富でイメージしやすいため、細かいニュアンスが伝わります。例えば、一般的な文法書ではmustもhave toもshouldの使い分けがわかりにくいですが(日本語での説明はありますが、わかりにくいですよね)、本書ではそれぞれのコアなイメージがイラストも添えて説明してあるため、適切な利用場面が選べるようになります。
  • 「Fact プラス」「Tea Break」「Q 〜」「みるみる英語が使えるようになるヒント」「みるみる英語の理解が深まるヒント」といったコラムには試験に出やすいところがまとまっています。よく読むようにしてください。
  • 各Chapterの最後にEXERCISES(問題)が載っており、問題演習を通して理解の確認ができる

実際のところ、既存の文法書や文法問題集、授業でなされる説明と『総合英語 FACTBOOK』での説明は少々異なるため、学校の授業や文法問題集との接続性は低いという点は否めません

ですが、そういった従来型の解説は『文法・語法 Vintage』などの文法問題集の解説(右ページ)を読めばわかるはずです。

『総合英語 FACTBOOK』の使い方

  • 学校の進度に関係なく、本書を通して文法をひと通り学習しておきましょう。一般的な高校は、公立・私立に関係なく、高2の終わりにならないと文法を習い終わらないのですが、文法をひと通り習得しないと、英文解釈・長文読解など次に進むことができません。Introductionから読み進め各Chapterの終わりのEXERCISES(問題)を解き、全問解けるようにしてください。ひと通り問題を解いたら文法問題集に進み、辞書として使用します。
  • すでに文法書を持っている人にも本書を購入することを推奨しています。先述の通り、文法の暗記量が減ること、長文読解やリスニング、スピーキングにも繋がること、文法の事項の適切な運用に繋がることがその理由です。
  • 本書のコラムに「英語を実践で使う力を得るためには、音読を通じて学んだ文法事項を体に根づかせることが何よりも大切」(P5)とあるように、理屈で文法を理解したら、音読を通じて文法がスムーズに運用できるようになる練習も必要があります。本書はあくまでも、長文読解、ライティング、リスニング、スピーキングのための文法書であり、文法問題を解くための文法書ではありません(文法問題を解く点においても他書より優れていますが)。本書の例文には読者にとって身近で利用場面が想像しやすいという特徴があり、文法のニュアンスを掴む補助にもなります。例文暗記は英作文対策にもなります。英作文問題は、文法や語法知識の確認、適切な利用場面がわかっているかを試す問題でもありますので、本書の例文をまるっと覚えることで即点数につながります

『総合英語 FACTBOOK』は長文読解でも威力を発揮する

長文読解では頭から英語の語順で意味を捉えていくことが重要ですが、その方法が『総合英語 FACTBOOK』に書かれています。

具体的には最初の「Introduction」、最後の「この文法が与えた力」P490、P206,207の「Q名詞の前に分詞を置くと?」という箇所です。

ここに目を通すと語順の重要性、「指定」と「説明」の違い、語順の通りに意味を取っていく方法がわかります。是非目を通してみてください。

『総合英語 FACTBOOK』の習得レベル

レベル1:ひと通り読んだ

『総合英語 FACTBOOK』の目次

  • Chapter1 主語・動詞・基本文型
  • Chapter2 時を表す表現
  • Chapter3 助動詞
  • Chapter4 受動態
  • Chpater5 不定詞
  • Chapter6 動名詞
  • Chapter7 分詞
  • Chapter8 比較
  • Chapter9 関係詞
  • Chapter10 仮定法
  • Chapter11 否定
  • Chapter12 疑問詞・疑問文
  • Chapter13 強調・倒置・省略・話法など
  • Chapter14 名詞
  • Chapter15 形容詞
  • Chapter16 副詞
  • Chapter17 前置詞
  • Chapter18 接続詞

『総合英語 FACTBOOK』と併用する問題集

英文法・語法Vintage
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文法問題集を併用してください。色々ありますが『英文法・語法 Vintage』を推奨します。それは、右ページの解説がもっともわかりやすく、並べ方も工夫されているため、問題を通して文法事項の理解も促進するからです

問題を解くからこそ『総合英語 FACTBOOK』の内容が定着します。必ず併用するようにしましょう。

『総合英語 FACTBOOK』は長文読解演習時に使うとさらに効果的

長文読解に入ったら、再び『総合英語 FACTBOOK』を手にとってください。特に、

  • 「Introduction」で英語をご順通りに読むことの重要性
  • 修飾語には指定(前に修飾語がくるパターン)と説明(後ろに修飾語がくるパターン)の2つがあり、そのニュアンスを読み取ることの重要性 ※P207の「名詞の前に分詞を置くと?」というコラムが理解しやすいです。
  • 動詞句の基本文型(5文型)からすべての文章が成り立っていること

を再度思い出してください。そして、頭から文章を読んでいくことによって、少しずつ文章内容が明らかになっていく(展開されている)感覚を掴みながら長文読解していくようにしましょう。

『総合英語 FACTBOOK』の前にやること

 

英単語が入っていない状態で文法に入っても効率が悪いため、『システム英単語』の習得レベルを3章までは習得レベル3にしてから入るようにしてください。

詳しい使い方については下記URL先をご覧ください。