過去問を「解きはじめる」時期は?
過去問を「解きはじめる」タイミングは、志望校のボーダーを超えたらすぐというのが定石です。
「どの問題集までやれば、どれくらいの偏差値が出るか」は松濤舎のHPでも発信しているとおりです。指定教材を使い最短で偏差値を伸ばしたら、さっそく過去問に入りましょう。
特に、英語は大学ごとに特徴があるためできるだけ早めに入るとよいです。
過去問に「目を通す」時期は受験生の4月
過去問「演習」に入る前に、過去問に「目を通す」時期が必要です。
それが受験生の4月です。この時点ではまだ解く必要はありません(というより、まだまともに解けないはずです)
過去問を見る場合は東進の過去問データベースが使い勝手よいでしょう。ただし、過去問を実際に解く場合は赤本を購入した方が便利です。
過去問に目を通すメリット
どんな形式が出題されるか(=どんな知識を今後付けていくべきか)が、過去問を通してわかります。
例えば英語では、
- 単語を書かせる問題の有無
- 熟語の知識の有無
- 文法問題の有無
- 和訳問題の有無
- 和文英訳の有無
- 自由英作文の有無
- リスニングの有無
- 長文問題の長短 etc…
と様々あります。これがわかるだけで、残り1年の対策が立てやすくなりますね。また、普段の勉強の中でも気をつけるべき点がクリアに見えてくるようになります。
過去問に目を通す際の注意点
すべてを解く必要はない点に注意しましょう。合格最低点はだいたい6割弱〜8割弱なので「これが全部解けないといけないの、、」と思う必要はありません。
難しさに引っ張られて、焦って難しい問題集に手を出しがちな点にも注意が必要です。目安として、高3の夏までは徹底的に基礎を固めるつもりで取り組みましょう。