宅浪はコスパとタイパが高い
松濤舎では、宅浪は非常に効率的だと考えています。
それは、ほぼ100%の時間を演習に使うことができるからです。
しかし、宅浪にも問題点は多々あります。
本記事を通し、あらかじめ想定できる失敗は回避し、確実に合格する道筋を見つけてください。
「独断」こそが諸悪の根源
宅浪生の失敗の根源にあるのは「独断」です。
素人判断で、やるべき問題集から出願校までを独断で決めてしまうことが失敗の原因です。
かといって、判断の精度を上げるために情報収集に精を出した結果、勉強時間が削られたり、迷いが増えてしまって失敗するケースも非常に多いです。情報収集しなければさらに判断を誤ってしまうこともあるので、原理的に宅浪は失敗しやすい構造にあるのです。
通信コースの浪人生は8割以上が宅浪
松濤舎の通信コースの浪人生は、8割以上が宅浪です。
ほとんどの生徒が「一人で宅浪しなくてよかった」と言っています。少しでも不安なことがあれば、プロの力を借りて、勉強に没頭できる状態を作ったほうがよいでしょう。
参考記事
宅浪の失敗①:迷いが生じてしまう
宅浪でもっとも陥りがちな失敗は、自分が今やっていることに迷いが生じるということです。
- いまこの問題集をやるべきなのか?
- いまこの教科をやるべきなのか?
- このやり方で合っているのか?
- このペースで間に合うのか?
- 復習すべきか先に進むべきか?
こういった迷いが常につきまといます。
完璧な課題とは、一点の曇もないロジックの上に作られます。独断で作ったスケジュールに不安なことが1つでもあれば、不完全で隙きのある課題になっている証拠です。
宅浪の失敗②:うまくいっているか不安になる
勉強を進めていると「今のペースは問題ないのか、遅れているのか」「成績が伸びないのは難しい問題集をやっていないからなのか、簡単な問題集の復習が足りないからなのか」・・・こういったことがわからなくなってきます。
第三者のプロから、今の状況が問題ないかどうかを客観的に把握してもらうことで、安心して勉強に取り組むことができます。不安は勉強へのモチベーションに繋がりますが、過度な不安は勉強への集中を削ぐため注意が必要です。
宅浪の失敗③:情報収集に時間をかけすぎる
自身ですべての意思決定をしないといけないと、情報収集に時間を費やすことになります。
問題集選び、勉強のスケジュール、勉強法など、調べだしたらキリがありません。実際、浪人生活の多くを情報収集に費やし、気がついたら1年経っていたというのはよくある話です。
宅浪の失敗④:情報収集が足りずに失敗する
一方、情報収集しなければ、もっとも重要であるとも言える出願校選びで間違えてしまうといったことが起こり得ます。
松濤舎の入塾生にも毎年、出願校さえ間違えていなければ昨年度合格していたであろう人がたくさんいます。
情報収集をすれば勉強時間が減り、情報収集しなければ合格可能性が非常に下がってしまう、というジレンマに陥りがちなのが宅浪生なのです。
自分でやらざるを得ない勉強そのものは自分でやり、それ以外のサポートをプロにアウトソースするのがよいでしょう。
参考記事
最後に
宅浪ではあっても、すべての情報収集から意思決定までを独断で行う必要はありません。
勉強そのものと関係ないことはプロに任せ、あるいはいつでも相談できる状態にし、ほぼ100%の時間を勉強に没頭できる状況を作ることが、最効率な浪人生活に繋がります。
宅浪をすれば、無駄な講義や、友達との足の引っ張りから距離を置くことができます。宅浪を決めたということは「自分で机に向かってしっかり勉強してやろう」という意思の表れです。その頑張りを合格に繋げるために、プロの力を借りることをオススメします。
松濤舎では、やる気のある宅浪生の入塾をお待ちしています。
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