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『やっておきたい英語長文』の習得レベル
レベル1:設問の8割を解くことができる
レベル2:黙読で長文を読み下し、意味を掴むことができる
レベル3:音読で長文を読み下し、意味を掴むことができる
『やっておきたい英語長文』の特徴
定番商品なので「保険」にはなる
本書は、昔から使われている長文問題集です。ただ、それ以外に特筆すべき特徴がないというのも正直な感想です。
「過去でたくさん使われているから今も使われている」「シェア率が高いから保険として自分もやっておく」ということには一定の意味はありますが、それ以上でもそれ以下でもありません。
英語の問題集は、他教科と比べ、前から使われている問題集が長く使用される傾向にあります。しかし、毎年新しい問題集が出版され、より読みやすく、より得られるものが多い問題集も多いです。
「Advice」が役立つ
長文問題を解く際に広く役立つアドバイスが、解説の「Advice」というコンテンツに載っています。
例えば、「日本語による内容一致問題」の解き方のコツ、「英語による内容一致問題」が出たときのポイント、「タイトル選択問題」が出題されたときの考え方、といったような設問形式別のアドバイスなどが載っており、有益です。
要約が載っている
ややスタンダードになりつつありますが、解説に「要約」が載っているので、速読・多読をして要旨を掴むことができたかをチェックすることができます。
長文問題集なら基本的に載っているコンテンツ
下記コンテンツは、長文問題集なら必ず載っているコンテンツです。
- 英単語まとめ
構造解析(一部 or 全文)- 各設問の解説
- 全訳
- 最新のテーマ/今後も出題されるであろうテーマを扱う
ただし、『やっておきたい英語長文』シリーズに構造解析は載っていません。速読・多読は「SとVを探しながら読む」「カタマリを意識しながら読み下す」という方法でやる必要がありますが、個々人の力量に依存してしまいます。
『やっておきたい英語長文』の使い方
『イチから鍛える英語長文』シリーズの読み方を踏襲してください。
長文を読みはじめる前に設問と選択肢に目を通します。だいたい30秒くらいで「どんなテーマを扱っているのか」がわかればOKです。
『イチから鍛える英語長文』で身につけた方法で勉強していってください。つまり、SとVを見つけながら、カタマリごとに読み下していきます。単語がわからなかったら解説で調べましょう。
設問を解いてみましょう。解説の「Advice」は役に立つのでしっかり目を通し、定着させてください。
解説には「要約」も載っているので要旨が掴めたかの確認もしてください。
音読してください。当然、SとVを探しつつ、カタマリを読み下す、という方法は忘れないように。さらに、意味を理解しながら音読することが、長文読解の回路を作ることになります。ただ文字を音声に変換するだけの作業には絶対にしないでください。
単語の意味や構文でわからないことがない状態になったら、あとはSTEP.5を繰り返します。最終的に、音読しながら自然と意味が読み取れるようになったら完了です。
『やっておきたい英語長文』に関する前提
長文の読み方を習得していない状態で『やっておきたい英語長文』シリーズをやっても効率が悪いです。
読み方についての解説はほぼ載っていないので、すでに読み方を知っている人が多読用として使用してはじめて意味のある問題集です。
『やっておきたい英語長文』を勉強する目的
長文問題の多読用です。
長文の読み方を指南してくれるわけではなく、解説に特徴があるわけでもありません。本書を積極的に使用する理由はあまりありません。
本書をやるなら、志望校の過去問を解いたほうが実用的でしょう。
『やっておきたい英語長文』の問題掲載数
『やっておきたい英語長文300』
30題
『やっておきたい英語長文500』
20題
『やっておきたい英語長文700』
15題
『やっておきたい英語長文1000』
10題
【決定版】英語の勉強方法と年間スケジュール
難関大学受験生向けに、英語の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。
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