[推奨]松濤舎の指定問題集です。
『きめる!共通テスト地理』で取得可能な点数
共通テスト地理で8割台が取得可能です。
『きめる!共通テスト地理』で合格可能な大学
共通テストで8割台が取得可能なので、東大・京大・難関医学部を志望する地理選択者に適しています。
内容は基礎から盛り込まれているため、共通テスト地理の平均点である6割前後を目指す受験生にとっても本書が適しています。
『きめる!共通テスト地理』の対象者
共通テストでのみ地理が必要となる受験生が対象です。個別試験で地理が必要な人にとっては不要です。
『きめる!共通テスト地理』を購入するタイミング
共通テストで地理を選択すると決めた日から購入しましょう。早く持っておけば、簡単な予習や定期テスト対策時、模試の復習時に使用することができ、効率的です。
『きめる!共通テスト地理』の特徴
『きめる!共通テスト地理』の特徴①|網羅的
共通テストとは簡単に言えば「教科書範囲内であればどこからでも出題します」といったテストです。そのため、網羅性が担保された参考書を使用することが大前提となりますが、本書はその網羅性が十分担保されています。
また、地理は他科目と比べ、高校で習う内容が大きく違うことがあります。それは世界史や地理、倫政と違い、覚えないといけない内容がきっちり決まっているわけではないことに起因します。
また、先生によってどれだけセンター試験、共通テストを研究しているかにもバラツキがあります。しっかり傾向を押さえている先生は過去問の出題傾向に沿って授業をしますが、そうでない先生の授業を聞いても、共通テストの点数とのつながりが見えづらく、勉強しにくいです。
もともと地理は対策しづらい科目ですので、こういった質のバラツキは学習効率に直結します。
その点、本書はセンター試験・共通テストの過去問を踏まえた上で作られており、なおかつ網羅的ですので、高校ごとの質のバラツキを軽減する作用もあります。
授業では扱いが少なかったテーマを本書で補ったり、改めて本書を読み直すことによって穴埋めをしていきましょう。
そういう点で本書は、すべての共通テスト地理受験者にとって持ってほしい参考書となります。
『きめる!共通テスト地理』の特徴②|読みやすい
多くの共通テスト参考書が文字ばかりで読みにくいところ、本書は文字が大きく、地図やグラフ、図解が多く掲載されていて非常に読みやすいです。
読みやすさが重要なのは特徴①にも関連します。本書は一度地理を授業で習った人も、頭から通読したほうがいい参考書となるので、読みやすいことは必須なのです。辞書的に使用する参考書であれば知りたい箇所だけを読むので、より詳しいほうがいいのですが、それは本書の役割とは異なります(通読したあとは辞書的に使用していくことにはなりますが)
そもそも他書で読みにくいものが多く、地理だけに多くの時間を使っていられない人にとって、そのような参考書は非常に使い勝手が悪いです。
『きめる!共通テスト地理』の特徴③|別冊の一問一答
別冊に一問一答形式で要点の確認ができるようになっています。
地理は、世界史・日本史と違い、一問一答系の問題集を購入する必要はありません。用語の意味が問われるわけではないからです。しかし、重要なキーワードというものは存在しますし、それを問題形式で知っているかどうか確認できたらベターです。
本書の別冊を使って、必要十分な確認ができるようになっています。
『きめる!共通テスト地理』の使い方
まずは通読しましょう。すでに全範囲を習い終わっている人は全範囲を一周します。
既習範囲が限られている人は、既習範囲だけでOKです。
センター試験・共通テストの過去問が載っているので、通読しながら問題に出会ったらその都度解くようにしましょう。
参考書ただ何度も通読したり、ノートにまとめたりしても学習効率が悪いです。問題を通して参考書に戻り、インプットするほうが効率的なので、問題集にあたり『共通テストへの道 地理』を並用しましょう。
問題を解き、正解したとしても、該当箇所を本書『きめる!共通テスト地理』で確認し、問題で扱われなかった周辺知識も含めてインプットしてください。
問題で問われたところだけを復習すると、過去問で問われたのと同じ箇所しか対策していないことになります。必ずその周辺まで確認するようにしましょう。
『きめる!共通テスト地理』の習得レベル
レベル1:ひと通り通読した。
レベル2:確認問題が8割以上解けた。
『きめる!共通テスト地理』と並行する問題集
『共通テストへの道 地理』を並用しましょう。
本書はセンター試験・共通テストの過去問を小問単位で分解し、関連するテーマで再度まとめ直した問題集になります。
そもそも共通テスト対策はセンター試験あるいは共通テストの過去問を使って勉強するのが一番効率的です。なぜなら、良問であり勉強になるからです。共通テストを模したテストではどうしても難易度や質にバラツキがあります。
かといって、過去問は試験のために作られたものなので、解いても頭の整理になりません。その点、『共通テストへの道』シリーズはテーマごとに再編成されているため、同じテーマの中でいろんな角度から問われて勉強になりますし、同じような問題が何度も出題されていることにも気づけます。そういった問題は当然重要ですし、もう一度出題される可能性も高いのです。
こうした理由から、松濤舎では『共通テストへの道 地理』を問題集として並用することを推奨しています。
『共通テストへの道 地理』で勉強した箇所を、本書『きめる!共通テスト地理』で確認します。問題で扱われなかった知識もこのタイミングでインプットすることで、今後新たに出題される可能性のある知識をインプットすることができます。