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【決定版】『共通テストはこれだけ! 日本史B』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

 

『共通テストはこれだけ! 日本史B』で取得可能な点数

共通テストで9割以上が取得可能

『共通テストはこれだけ! 日本史B』で合格可能な大学

東京医科歯科大学(医学部)など、最難関大医学部にも対応します。

『共通テストはこれだけ! 日本史B』の対象者

共通テストのみで日本史Bを使う受験生が対象です。

9割台を狙いたい人から、平均点(=6割台)でいい人まで、おすすめできます。

『共通テストはこれだけ! 日本史B』の特徴

特徴①|過去30年以上のセンター試験・共通テストを分析

本書は「日本史を単にわかりやすく教えてくれる参考書」ではありません。共通テスト対策に特化しており、実際、過去問を徹底分析しています。

その結果、7割以上を占めるのが「重要語句の理解」と「時期把握」であることを突き止めています。逆に、多くの受験生は「用語暗記」と「年号暗記」に膨大な時間を費やしがちです。

本書は、必要十分なこれらの知識を最も効率的な方法で提示することから逆算して作られているのが最大の特徴です。

特徴②|表解板書、講義

知識は、「図解」と「文章」の両方があると定着しやすくなることが、科学的にわかっています。

本書も、図解=「表解板書」、文章=「講義」からなります。特に日本史の参考書は文字ばかりで頭に入って来にくいのですが、それが「表解板書」によって整理されているので頭に入って来やすいのと、理解の齟齬が生まれません。

特徴③|これだけ!ワード、これだけ!プチ

用語選択でも出題される「これだけ!ワード」、知らないと問題が解けない「これだけ!プチ」が分けられています。このように出題形式によって重要度の識別をしてくれている参考書は実は少ないです。この情報があるだけで学習効率が上がります。

はじめに触れたように、共通テストでは重要語句の理解がポイントだったので、このように強調されているのは目的志向で非常によいです。

特徴④|時期識別ワード

こちらもはじめに触れたように、求められるのは年号暗記でなく「時期識別」なので、トリガーとなる用語が強調されています(=グレーのアミがかかった太字)

特徴⑤|これだけ!フレーズ

共通テストの正誤判断のカギになる箇所に赤い下線が引かれています。引っ掛け問題で出題される箇所であり、イコール、重要な箇所です。合わせて暗記していきましょう。

特徴⑥|講義はじめの「赤いフキダシ」

各講義の最初に赤いフキダシに概要が書かれています。このコンテンツが非常に有用なのは、例えば原始時代には、

原始時代の問題の9割は「時期識別」問題です。

2000年以降のセンター試験で用語そのものの暗記を要求した用語は、10~11ページの表解板書のうち、「1万年前・支石墓・甕棺墓・吉野ヶ里遺跡」だけでした。

というような試験情報が書かれています。

これによって、勘所や力の入れ具合が掴めるので非常に勉強しやすくなります。

『共通テストはこれだけ! 日本史B』の使い方

「講義」を読みながら「表解板書」を読む

すでにある程度、知識がある人は「表解板書」から見てもよいですが、改めてイチから勉強したいという人は、「講義」を読み進めながら、それは「表解板書」のどの部分に該当するか、照らし合わせながら読み進めてください。

最終的には「講義」を読まず、「表解板書」を見るだけで流れを思い出し、用語の解説もできるようになります。

共通テスト演習問題を解く

簡単な演習問題が載っているので解きましょう。

インプットしただけでは本当に問題が解けるようになっているかわかりません。

ただし、演習問題を解くだけでは演習量が足りないため、後述するように『共通テストへの道』を使ってアウトプットしていきます。

随時見返す

あとは、模試を受けたあと、過去問を解いたあとなど、随時本書に戻って知識を整理したり、インプットし直しましょう。

『共通テストはこれだけ! 日本史B』を使い始める時期

共通テストで日本史選択を決めた日から手元に置いておきましょう。

『共通テストはこれだけ! 日本史B』と並用する問題集

本書『共通テストはこれだけ! 日本史B』は参考書なので、アウトプットするための問題集が別に必要です。

松濤舎では『共通テストへの道 日本史』を推奨しています。センター試験・共通テストの過去問20年分を小問単位にバラし、同テーマを集めて再構成したという問題集です。

共通テスト対策には、良質な問題であるセンター試験・共通テストの過去問が最適なのですが、過去問をただ解くだけだと知識整理にならないという難点がありました。その難点が克服された、非常にいい問題集です。

多くの東大生御用達なので、是非使ってみてください。

『共通テストはこれだけ! 日本史B』の習得レベル

レベル1:「講義」と「表解板書」を並行して通読した。

レベル2:「共通テスト演習問題」が8割以上解けた。