
特別企画|第一回共通テストの振り返り

共通テストの化学基礎の特徴(正式発表)
共通テスト化学基礎の「問題作成の方針」には以下のように記載されています。
- 日常生活や社会との関連を考慮し、科学的な事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則などの理解と、それらを活用して科学的に探究を進める過程についての理解などを重視する。
- 問題作成にあたっては、身近な課題に関する科学的探究や、得られたデータの整理に数学的手法を用いる問題が含まれることが検討されています。
これにより、実験室での抽象的な問題ではなく、身近な題材を用いた問題が多く出題されることが予想されます。より本質を理解していなければ対応しにくくなると予想されます。
また、グラフの読み取り問題、実験問題も増えることが予想されます。
参考:大学入試センター|大学入学共通テスト
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/index.html
共通テストの化学基礎の配点(正式発表)
センター試験と変わりがないため、特に気にする点はありません。
- 配点:2科目100点(化学基礎、生物基礎、物理基礎、地学基礎から2科目選択)
共通テストの化学基礎の解答時間(正式発表)
センター試験と変わりがないため、特に気にする点はありません。
- 解答時間:2科目60分
共通テストの化学基礎の解答方法(正式発表)
センター試験と変わりがないため、特に気にする点はありません。
- 解答方法:全問マーク式
共通テストの化学基礎の難易度(試行調査とセンター試験の比較)
試験 | 得点率 |
---|---|
第2回試行調査 | 50.40% |
センター試験本試験(過去5年の平均) | 58.08% |
試行調査の方が8ポイントほど得点率が低かったのですが、想定の範囲内に収まっているといえるでしょう。本番でも試行調査と同程度の難易度になると思っておく必要があります。
ただし、理科基礎は平均点が毎年大きくブレるため、共通テストの平均点が何点になるか予想するのは大変困難といえます。
共通テストの化学基礎の出題形式(試行調査とセンター試験の比較)
センター試験と変わらず、正誤問題、組合せ問題、実験問題が出されました。
先述の通り、身近なものを題材にした問題、グラフ読み取り問題や実験問題が増えそうだということくらいしか、出題傾向に関して特筆すべきものはありません。
共通テストの化学基礎対策
学校指定の「教科書傍用問題集」で基礎固め
理科基礎の対策は教科書傍用問題集を使うのが定石です。セミナー化学基礎、リードα化学基礎に載っている問題が自力で解けるようになれば40点台が取れる知識が身につきます。
センター過去問や共通テスト模試、予想問題集を
センター試験でも、思考力を問うような問題は数多く出題されています。そういった問題は解いておくとよいでしょう。
【2017年度】化学基礎(本試験)大問2問5
【2016年度】化学基礎(追試験)大問2問4 など
最終的には、共通テスト模試や予想問題集を活用して、試験形式に慣れておきましょう。
共通テストの化学基礎|予想問題集
Z会の共通テスト実戦模試を使うことをオススメします(下記詳細)
共通テストの化学基礎|直前対策
「【決定版】共通テスト化学基礎で9割取る対策・勉強法・参考書・問題集」に関するQ&A
- 共通テスト化学基礎の特徴は何ですか?
- 共通テスト化学基礎は、身近な課題を題材にした問題が多く、科学的な概念や原理の理解を重視しています。実験問題やグラフの読み取り問題も増加するため、実践的な知識が求められます。
- 共通テスト化学基礎の配点はどのようになっていますか?
- 共通テスト化学基礎の配点は、センター試験と同様に2科目で100点です。受験生は化学基礎を含む2科目を選択し、合計点を競います。
- 共通テスト化学基礎の解答時間はどれくらいですか?
- 共通テスト化学基礎の解答時間は、2科目で60分です。時間配分を考慮しながら、効率的に解答することが重要です。
- 共通テスト化学基礎の難易度はどのように予想されていますか?
- 共通テスト化学基礎の難易度は、過去の試行調査とセンター試験の平均点から予想され、試行調査での得点率は50.40%でした。本番でも同程度の難易度が予想されています。
- 共通テスト化学基礎の出題形式にはどのようなものがありますか?
- 出題形式は、正誤問題、組合せ問題、実験問題が含まれます。特に身近な題材を用いた問題が増える傾向にあります。
- 共通テスト化学基礎の対策にはどのような参考書が効果的ですか?
- 教科書傍用問題集や、セミナー化学基礎、リードα化学基礎を使った基礎固めが推奨されます。これにより、40点台を目指す知識が身につきます。
- 共通テスト化学基礎の模試や予想問題集はどれを使うべきですか?
- Z会の共通テスト実戦模試がオススメです。模試を通じて、実際の試験形式に慣れることが重要です。
- 共通テスト化学基礎の直前対策には何が必要ですか?
- 直前期には、過去問や模試を繰り返し解くことで、問題形式に慣れ、解答スピードを向上させることが重要です。
- 共通テスト化学基礎の勉強法はどのようにすれば良いですか?
- 理科基礎の対策は、基礎知識を固めた後、過去問や模試を解くことで実践力を養うことが効果的です。
- 共通テスト化学基礎の勉強において注意すべき点は何ですか?
- 身近な事例を用いた問題が増えるため、単なる暗記ではなく、理解を深めることが重要です。特に実験やデータ整理のスキルを磨くことが求められます。