特別企画|第一回共通テストの振り返り
共通テストの地学基礎の特徴(正式発表)
共通テスト地学基礎の「問題作成の方針」には下記のような記載がありました。
- 日常生活や社会との関連を考慮し、科学的な事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則などの理解と、それらを活用して科学的に探究を進める過程についての理解などを重視する。
- 問題の作成に当たっては、身近な課題等について科学的に探究する問題や、得られたデータを整理する過程などにおいて数学的な手法を用いる問題などを含めて検討する。
要は、正しい知識を下地としつつ、考察問題が増えたり、身近なものを題材としたり、現実的な場面設定が登場するということです。
ただし、こういった思考力を問うような問題はセンター試験でも出題されていたので安心してください。
共通テストの地学基礎の配点(正式発表)
センター試験と変わりがないため、特に気にする点はありません。
- 配点:2科目100点(化学基礎、生物基礎、物理基礎、地学基礎から2科目選択)
共通テストの地学基礎の解答時間(正式発表)
センター試験と変わりがないため、特に気にする点はありません。
- 解答時間:2科目60分
共通テストの地学基礎の解答方法(正式発表)
センター試験と変わりがないため、特に気にする点はありません。
- 解答方法:全問マーク式
共通テストの地学基礎の難易度(試行調査とセンター試験の比較)
試験 | 得点率 |
---|---|
第2回試行調査 | 57.74% |
センター試験本試験 | 62.87% |
本番では正答率60%になるよう難易度調整されるため、同程度の難易度になるのではないかと予想されます。
共通テストの地学基礎対策
学校指定の「教科書傍用問題集」で基礎固め
理科基礎の対策は教科書傍用問題集を使うのが定石です。セミナー地学基礎などに載っている問題が自力で解けるようになれば40点台が取れる知識が身につきます。
センター過去問、共通テスト模試、予想問題集を
センター試験でも、思考力を問うような問題は数多く出題されています。そういった問題は解いておくとよいでしょう。
最終的に、共通テスト模試、予想問題集を使って形式慣れしておきましょう。