▼受験観
・少し大袈裟な趣味、くらいの感覚でやっていました。決められた目標を達成するゲーム的な感覚もありました。
・受験及び東大を意識し始めたのは、塾の先生になんとなく言われた高1の夏くらいだったと思います。とはいえ、当時はとても現実的な目標には思えませんでした。
・どうすればいいかよく分からなかったのですが、とりあえず高2までに英数を(当時明確な基準をもっていた訳ではないですが)センター9割くらいになるように、重点的にやってました。
▼記憶観
・記憶を定着させるには意味を理解することが必要だと考えており、そのようにしていました。
・特に英語や国語でよく見られたのですが、講義で先生が言ったことが音として?頭に残っていることが度々あったので、参考書などからの文字情報だけでなく音も利用して記憶を定着させました(今思えばいろいろな科目に応用したら面白かったかもしれません)
▼モチベーション観
・東大に入っておけば自分のやりたいことをやるときに色々な意味で有利になるだろうと思って受けました。
・そのため現役時は最小限の努力で受かろうと思っていましたが、結果的に見誤って失敗しました。浪人してからも、後半から力入れてサクッと受かろう、くらいの気持ちでいました。
・学校で1人も東大合格者が出ていなかったので、1人目になれるチャンスがある、と思って勉強していました。
▼国語観
現代文
・やり方も含め正解が掴みにくい科目なので、基本自分の感覚を信じてやっていました。
・東大の問題を解く上で知っておくべき知識があると知ってからはなるべくテーマを押さえながらやっていました。
古文
・毎回物語の流れを掴めず、かなり苦手意識がありました。古典常識が無いといけないことを知ってからはそれを意識的に覚えるようにしました。
漢文
・英語を読む感覚でやると読みやすいので、返点等にあまり気を取られすぎないようにしていた気がします。
▼数学観
・押さえるべき問題を解ければ、難しい問題があまり出来なくても問題ないし、難しい問題が出来るようになるにはかなりコストがかかると思ったので、そこそこのものを絶対解けるように意識して勉強しました。
▼化学観
・様々な過去問に触れ、自分の中でやったことのある、知っているテーマを増やしていくと、似ている問題も多いのでそれなりに出来るようになりました。
▼英語観
単語
・(鉄壁などで)単語のパーツ?のイメージを持ちながら覚えると忘れにくいです。
・音から文字を思い出すこともあるので発音も必ず覚えるようにしてました。
文法
・99%の英文はルール通りに書かれていると思い、なんとなく読みをやめて構文が分からないものは必ず調べるようにしていました。
和訳・精読
・東大の和訳はなるべく直訳ではなく文脈を理解した解答にすることを心がけていました。
和文英訳・自由英作文
・自由英作文を如何に確実に素早く書くかが英語全体の点数に直結すると考えていたので、よくばり英作文の例文400個くらいを丸暗記していました。(音も利用すると意外といけます)
・自由英作文で書く内容が思いつかない時も、例文を思い浮かべてそこから着想を得ることもありました。
長文
・文章の構成を意識しながら、全体を意識して各文(段落)が何の役割をしているのか考えて読んでいました。
・慣れで読解のスピードはかなり変わってくると思っていたので、毎日スマホで英文の記事を読むようにしていました。
リスニング
・読解の上位互換的なイメージで捉えていました。
・同じものを何度も聞いて英語の音を、リズムを耳で覚えるようにしました。
・また、接続などに規則があるので、それを学んだ上で意識しながら聞いてみるとスムーズに聴けるようになりました。
▼模試観
・日頃の勉強のアウトプットの場であり、競い合う楽しさも感じてました。
・ただ、模試で点をとることが目標では無いので、あまり対策はしませんし、実力を反映しきれなかったと感じてもあまり気にしていませんでした。(そして、実際そう感じることは多かったです。)