過去問をやっても成績が頭打ちするワケ
京大の過去問は癖が強いため、過去問から学ぶしかないことが多いです。
しかし、従来の過去問は、単に「100点の答案」を載せているだけでした。予備校講師が教科書外の知識を盛り込んだり、誰も思いつかないような知っている必要もないような解法を載せたりと、勉強にならない解説ばかりだったのです。
本来は、①その答案が思いつくまでの思考の過程と、②必要な抽象知識(=こういう特徴があったらこう解く)を教えてくれてる「学べる教材」でないといけないと思うのです。
そんな思いから製作したのが、松濤舎オリジナル『京大過去問解説』です。
数理の特徴|抽象知識を掲載(その手の問題をどう解くか?)
従来の過去問解説の一番微妙なところは、いきなり解説が始まるところです。
「すごくスマートに解いてるけど、なぜそんなふうに解いてるのかわからない」
「どういう思考が根底にあると、そういう風に解いていけるか知りたい」
といった経験をしたことがあると思います。
理系科目の場合、こういう特徴の問題はこう解くといった抽象知識を提示することで、応用性が高まり、初見の問題にも対応できるようになります。
そもそも過去問と同じ問題は絶対に出題されないのです。その問題をどう解くかではなく、その手の問題をどう解くかを教えてもらわないと全く意味がないわけですね。
社会の特徴|知識と思考を分離して掲載!
文系科目の場合、記述問題の答案を見て、
「立派な答案だけど、自分に同じものが作れるとは思えない。作る過程もブラックボックスが多い」
と思ったことはありませんか? 教科書外の知識を盛り込んでいたり、100点満点の答案すぎて自分には再現できないものだったり、その結果、どこまで勉強しなければならないかわからなくなったりしたことはありませんか?
そこで、その問題を解くために必要な知識と、その知識を使ってどう思考したかを明確に分離。
知識については、おそらくほとんどの人が知っている知識になるはずです(知っていなければ覚えましょう。教科書に載っている知識だけしか必要ありません)
思考については、問題文のどこに注目し、そのような答案を作ったのかを明示。これによって、思考の過程をトレースでき、再現性が非常に高まります。
そして、答案は8割ほどの完成度でOKとしています。そもそも満点は必要ありませんし、狙えるものではないですし、満点を追求するより他科目に時間を回したほうが効率的です。
効率的に社会科目を合格点に持っていくための教材、この教材を通してどう思考したら答案が作れるか、頭の中を見せる教材、に仕上がっています。
価格
各科目3,300円(税込み|PDF販売)
※世界史、日本史は完成済み。その他は早くて5月中の完成予定です。
※塾生は月謝内で利用可能です。
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