
[推奨]松濤舎の指定問題集です。
目次
- 『物理のエッセンス』で合格可能な医学部・上位校
- 『物理のエッセンス』で取得可能な偏差値
- 『物理のエッセンス』の習得レベル(+到達可能な偏差値)
- 『物理のエッセンス』の使い方
- 『物理のエッセンス』の1周目、2周目…の役割
- 『物理のエッセンス』の習得にかかる時間
- 『物理のエッセンス』のスケジュール
- 『物理のエッセンス』の特徴
- 『物理のエッセンス』の欠点
- 『物理のエッセンス』の補助教材
- 『物理のエッセンス』が指定教材の理由
- 『物理のエッセンス』の前にやるべきこと
- 『物理のエッセンス』の後にやるべきこと
- 『物理のエッセンス』と並行すべきこと
- 『物理のエッセンス』の位置付けと役割
- 『物理のエッセンス』と代替可能な参考書
- 『物理のエッセンス』の対象者
- 『物理のエッセンス』を購入するタイミング
- 『物理のエッセンス』と同じカテゴリーの参考書
- 『物理のエッセンス』と他書の比較
- 物理の完全攻略法
- 『物理のエッセンス』の目次/問題数
- 『物理のエッセンス』に関するQ&A
- 『物理のエッセンス』に関するQ&A
『物理のエッセンス』で合格可能な医学部・上位校
松濤舎での合格実績を以下に記載します。
・医学部医学科
大阪大学、東京科学大学、千葉大学、横浜市立大学、筑波大学、広島大学、金沢大学、新潟大学、熊本大学、信州大学、岐阜大学、浜松医科大学、鳥取大学、愛媛大学、大分大学、福島県立医科大学、群馬大学、高知大学、宮崎大学、香川大学、富山大学、弘前大学、秋田大学、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、帝京大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 ほか
・他学部
東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、一橋大学、神戸大学、慶應義塾大学、早稲田大学 ほか
※代替可能な問題集を使った合格実績も含む。
『物理のエッセンス』で取得可能な偏差値
『物理のエッセンス』だけで偏差値60まで取得可能です。
*全統記述模試(河合塾)の偏差値
『物理のエッセンス』の習得レベル(+到達可能な偏差値)
レベル1:講義部分の解説をひと通り通読した
レベル2:例題の8割以上が自力で解ける
レベル3:練習問題の8割以上が自力で解ける:偏差値60
*全統記述模試(河合塾)の偏差値
『物理のエッセンス』の使い方
まずは講義部分を読みます。この時点では解説の”有り難さ”がわからないので、さっと読んでOKです。
例題を解きます。問題を通して講義部分の内容が理解できたらOKです。
解けなければ、講義部分に戻りましょう。
なお、間違えた問題は優先的に復習するため、×マークをつけておきます。
続いて練習問題に入ります。例題と同じく、わからなければ講義部分に戻り、何が重要だったのかインプットします。
間違えた問題に×マークをつけることも例題と同様行います。
既習範囲をひと通り、上記のようにして進めたら、また最初に戻って×マークのついている問題に絞り、解き直します。
復習期間はできるだけ(=最低でも3日)はあけることをルールにしましょう。長期記憶には集中学習ではなく分散学習が有効であることが科学的にわかっています。
『物理のエッセンス』の1周目、2周目…の役割
『物理のエッセンス』は解説部分が非常に多く、問題集というより参考書の側面が強いです。ですが、そもそも物理は「事象理解」のための「問題」という関係にあるので、文章や解説でなんとなく事象を理解し、問題を通して理解を深め実戦的な知識にする、ということができるのが本書です。
そのため、1周目は自力で解こうとせず、解説部分を読み、問題の解説もそのまま読んで、内容をざっくり掴むことを優先しましょう。2周目以降で実際に手を動かして問題が解けるかテスト形式で進めるようにします。
『物理のエッセンス』の習得にかかる時間
・通読:5時間/周(※全320ページ、1見開き2分を目安)
・演習:12時間/周(※収録問題約350問、1問あたり5分を目安)
『物理のエッセンス』のスケジュール
『物理のエッセンス』の特徴
実戦的なTIPSが多い
『物理のエッセンス』の
薄くてコンパクト
『物理のエッセンス』の欠点
以下が本書の欠点として挙げられます。
紙面が見づらい
紙面が見づらいのがややわかりづらさや物理への忌避感を醸成する要因になっています。デザインの統一感であったり、区切りを使っていなかったり、コンテンツが多いことが要因と考えられます。
導入がなく唐突感が強い
なぜそれを学ぶのか、前に学んだこととの関係は何か、といった説明がなく、いきなり淡々と説明が始まります。そのため、キャッチアップするのが大変で、途中または最初からついていけないということになりかねません。
説明不足や言葉が足りない箇所がある
すべてを丁寧に説明しているわけではなく、途中で難しい言葉や文字、数式が出てきたりします。
『物理のエッセンス』の補助教材
上記の欠点を補うために、松濤舎では本書の要点を抽出し、さらに足りないものを追加した補助教材をご用意しています。TIPSすぎるものは本質的な説明で補うことで本質理解に繋げ、どんな問題にも対応できるようにしています。
『物理のエッセンス』が指定教材の理由
実戦的な「IF-THEN」知識が豊富
『物理のエッセンス』を指定教材とする最大の理由が、実戦的な知識が多いことです。いわば「IF-THEN」の知識が多く、どういう状況のときにどうしたらいいか、が載っていて問題が解きやすくなります。比較をすると、教科書傍用問題集は「IF-THEN」の知識が少なく、公式への当てはめや典型問題を網羅的に解くことを重視している一方、本書は網羅性に欠けたり、本質理解には繋がりにくいものの、実戦的な解き方が多数載っており、問題を解く上で非常に役立つ参考書になっています。
「ちょっと一言」「知っておくとトク」「Q&A」が秀逸
『物理のエッセンス』は体系的な参考書とは言えないのですが、それは裏を返すと、随所に載っている「ちょっと一言」「知っておくとトク」「Q&A」に重要な説明が載っているからとも言えます。物理は、こうした「この一文で全てが繋がった(理解できた)」という感覚になる科目だと思っており、本書にはそういった知識が多く散りばめられています。
欠点は他書で補える
『物理のエッセンス』には正直欠点もあるのですが、それでも指定教材としているのは、他書で補うことができるからです。例えば、導入については『一度聞いたら絶対に忘れない物理の教科書』で補うことができますし、体系的でなかったり網羅的でないところは『宇宙一わかりやすい高校物理』で補うことができます。逆に言えば、これら2冊には、『物理のエッセンス』に載っているような「IF-THEN」の実戦的な知識やTIPSがあまり掲載されていません。「これ一冊で十分」という完璧な一冊が物理にもあればいいのですが、現状ではこれらを所持することで互いに補い、また多角的に理解することで、深めていくことになります。
『物理のエッセンス』の前にやるべきこと
『物理のエッセンス』の後にやるべきこと
『良問の風』と『名問の森』に入りましょう。
実は、どちらも『物理のエッセンス』と同じ著者が同じ出版社から出版している問題集で、『物理のエッセンス』に掲載されている問題よりも難しい問題を掲載しています。
『良問の風』の方が『名問の森』よりも平易な問題を扱っているため、易しい順に進めようと思えば『良問の風』に取り組んだのちに『名問の森』に取り組むという形になりますが、『物理のエッセンス』の内容を全て理解できた人であれば、『名問の森』の問題の解説も理解できるので、『良問の風』を飛ばしていきなり『名問の森』に取り組んでも良いです。
いどちらの問題集に取り組む際も、『物理のエッセンス』を副読本として活用し、解説で分からない部分があれば『物理のエッセンス』に戻ることをおすすめします。
『物理のエッセンス』と並行すべきこと
『物理のエッセンス』の位置付けと役割
『物理のエッセンス』と代替可能な参考書
『物理のエッセンス』の対象者
『物理のエッセンス』を購入するタイミング
『物理のエッセンス』と同じカテゴリーの参考書
『物理のエッセンス』と他書の比較
物理の完全攻略法
医学部・上位校受験生向けに物理の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。
『物理のエッセンス』の目次/問題数
『物理のエッセンス』に関するQ&A
力学:114問
波動:70問
熱:33問
電磁気:95問
原子:40問
『物理のエッセンス』に関するQ&A
- 『物理のエッセンス』はどのような参考書ですか?
- 『物理のエッセンス』は、高校物理の基礎を解説した参考書で、力学、波動、熱、電磁気、原子の各分野をカバーしています。例題や練習問題を通じて、直感的な理解と実践的な解法を学ぶことができます。
- 『物理のエッセンス』の使い方は?
- まず講義部分を通読し、次に例題を解いて解説を確認します。理解が不十分な場合は講義部分に戻り、練習問題を解いた後、間違えた問題を重点的に復習することが推奨されます。
- 『物理のエッセンス』を使う前に必要な知識は?
- 特に前提知識は必要ありません。教科書を読んでいない状態からでも取り組むことができ、基礎からしっかり学ぶことが可能です。
- 『物理のエッセンス』の次に取り組むべき問題集は?
- 次におすすめの問題集は『良問の風』と『名問の森』です。『物理のエッセンス』で基礎を固めた後、より難しい問題に挑戦するための良いステップとなります。
- 『物理のエッセンス』の習得レベルはどのように分かれていますか?
- 習得レベルは、レベル1(講義部分を通読)からレベル4(練習問題の8割以上を自力で解ける)まであり、段階的に理解を深めることができます。
- 『物理のエッセンス』の問題数はどのくらいですか?
- 各分野の問題数は、力学114問、波動70問、熱33問、電磁気95問、原子40問となっており、幅広い問題に取り組むことができます。
- 『物理のエッセンス』が他の参考書と異なる点は?
- 本書は教科書よりも平易な説明が特徴で、必要十分なポイントに絞った解説が行われています。これにより、理解が進まない方にも適した内容となっています。
- 物理の問題を解く際に『物理のエッセンス』はどのように役立つのか?
- 本書は基礎事項を詳しく説明しており、難問に取り組む前提知識を提供します。問題解決の際に必要な考え方を身につけることができます。
- 『物理のエッセンス』を効果的に活用するためのポイントは?
- 講義部分をしっかり読み、例題を解いた後に間違った問題を復習することが重要です。また、解説を副読本として活用することで理解を深められます。
- 『物理のエッセンス』の構成はどのようになっていますか?
- 本書は講義型の構成で、解説、典型解法、例題、練習問題が繰り返し登場します。これにより、段階的に知識を定着させることができます。