A. もっとも重視すべき指標です。
偏差値は「受験者の中でどの順位帯に位置しているか」を示す指標です。
偏差値はもっとも重視すべき指標です。
偏差値の意味をざっくりと説明すると「受験者のうちどれくらいの順位帯に位置しているかを意味するもの」です。受験は相対評価であるため、相対的に高い順位帯に位置することが求められます。だから偏差値を最重視するのです。
もし大学入試が相対評価でなく絶対評価であれば、偏差値など気にする必要ありません。絶対値として取りたい点数に対してどれくらいビハインドしているのかだけを気にすればいいですからね。
河合塾の全統記述模試の偏差値を採用
私たちは、河合塾の全統記述模試の偏差値を採用しています。理由は、
①問題が教科書範囲からしか出ず、基礎〜応用問題がバランス良く含まれているから
②受験者層が医学部・上位校受験をする人たちが多いから、です。
難しすぎる問題や簡単すぎる問題では実力が測れませんし、受験者層が偏っていたら順位帯の意味をなしません。
合格者の平均偏差値を目指すことが重要です。
目指すべきは合格者の平均偏差値を取ること。これを、高3の10月にある第三回全統記述模試まで行います。つまり、受験勉強の90%は全統記述模試の偏差値を上げることを目指すべきです。
言い換えると、教科書範囲から出題される全統記述模試で高い偏差値を取得するためには、教科書範囲を徹底的に学習すれば大学受験は成功するでしょう。