[推奨]松濤舎の指定問題集です。
『システム英単語』で取得可能な偏差値
『システム英単語』で取得可能な偏差値は67.5*です。
*全統記述模試(河合塾)の偏差値
『システム英単語』で合格可能な医学部・上位校
国公立医学部
岡山、名古屋市立、筑波、金沢、山梨、新潟、広島、長崎、熊本、岐阜、信州、三重、滋賀医科、和歌山県立医科、浜松医科、鹿児島、群馬、鳥取、札幌医科、山口、福井、徳島、大分、高知、香川、愛媛、宮崎、山形、琉球、福島県立医科、富山、秋田、佐賀、旭川医科、島根、弘前
私立医学部
東京医科、昭和、東邦、自治医科、藤田医科、東北医科薬科、産業医科、近畿、兵庫医科、久留米、北里、愛知医科、杏林、日本、福岡、岩手医科、獨協医科、東海、聖マリアンナ医科、東京女子医科、帝京、埼玉医科、川崎医科、金沢医科
医学部以外
阪大・名大・東北大・九大・北大・東工大
『システム英単語』に言及している合格体験記(一部)
『システム英単語』の語彙量と偏差値の関係
・ミニマルフレーズ(2,200語)の意味が想起できる :偏差値65
・派生語(1,390語)と熟語(535語)の意味が想起出来る:偏差値67.5
『システム英単語』の使い方
『システム英単語(カード)』を使った場合の覚え方
カードを切り離したら、ミニマルフレーズを見て、日本語訳が想起できるか確認します。想起できたら「覚えられた束」に加え、想起できなければ「復習すべき束」に加えます。
これを短期的な復習をせず最後まで行います。
2周目以降は「復習すべき束」に入った単語のみを対象として復習します。2周目で覚えられた単語は「覚えられた束」に追加します。
これを何周も繰り返していくだけです。
なお、「覚えられた束」に入った単語も時間が経てば当然忘れますが、優先度が高いのは一度も覚えられていない単語ですので、「復習すべき束」を優先的に暗記してください。
そして、模試の前など折を見て「覚えられた束」の復習をし、忘れているものがあれば「復習すべき束」に加えるといった方法で勉強してください。
これがもっとも効率的な単語暗記法です。
できるだけカードを使ったテスト形式で覚えてください。
英単語とその意味を照らし合わせて覚えていく方法は非常に非効率であることが科学的に知られているからです。日本語の意味を隠し、英単語の意味が答えられるかテストする方法で覚えていってください。
単語帳を使った『システム英単語』の覚え方
背景が青くなっているところ(コロケーションになっているところ)だけが対象です。それ以外の、単語のみ単独で掲載されている箇所はやらなくてOKです。
システム英単語を使用する理由は連語(コロケーション)で覚えられることにあります。よって、赤文字の部分だけでなく、英文をまるごと指などで隠し、和訳が想起できるかテストしながら進めてください。
英文を見て意味が頭の中で想起できなかった単語には、それとわかるマークをつけ、そのマークのついた単語のみ復習します。マークは累積していってください。
英単語を手で書いて覚えようとするのは非常に効率が悪いことが科学的に知られています。
そもそも英単語を覚える主目的は長文読解ができるようになることです。英作文対策は別途行うため、英単語を手で書いて覚えようとするのは絶対にやめましょう。
関連記事
『システム英単語』にかける時間
ミニマルフレーズ1つ:10秒以内
『システム英単語』の特徴
『システム英単語』の特徴①
どんな形で、どんな意味で、どんな語と結びついて使われているかを徹底調査されている。
『システム英単語』の特徴②
名詞なら、単数形・複数形、冠詞の有無や種類、どんな動詞の目的語になることが多いか、前後にどんな前置詞が来るかを踏まえ掲載している。
例:fertileは40%以上、soilを伴ってfertile soil(肥えた土壌)として登場する。
『システム英単語』の特徴③
動詞なら、各変化形の比率、目的語としてどんな名詞が多いか、後ろにどんな前置詞が来るか、を踏まえ掲載している。
例:esteemという動詞は、ほぼself-esteem(自尊心)という形で使われるため、本書でもself-esteemとして掲載
例:supposeは44%が受け身で使われているため、本書でも過去分詞形で掲載
『システム英単語』の特徴④
他の単語帳に載っている第一義は、実際その意味でほとんど使われない場合も多い。
『システム英単語』の特徴⑤
ミニマルフレーズは最も重要な意味、形、連語関係を踏まえて作られていて効率が高い。
例:『ターゲット1900』のように、一語一義で単語を覚えていく単語帳は、一義しか覚えられないため微妙。
例:『速読英単語』のように、長文中で単語を覚えていくのは、文脈依存になってしまうため微妙。
例:『Duo3.0』のように、例文を覚える単語帳は、不要な単語も多く含まれているため微妙。
『システム英単語』の補助教材
システム英単語は派生語・熟語まで覚えることで偏差値67.5まで取得可能です。しかし、派生語・熟語は単語帳に散在していて勉強し辛いです。
そこで松濤舎では派生語・熟語のみをまとめて一覧にし、テスト形式で覚えやすくしたオリジナルの補助教材を作成しました。これによって徹底的に派生語・熟語を覚えることができ、偏差値67.5まで最短で取得できるようになります。
『システム英単語』に関する注意点
『システム英単語カード1,2』の使用を推奨
カードを使った学習が効率的であることは科学的に立証されており、効率的な単語暗記のための必須アイテムです。『システム英単語』はカードが別売りされており、2冊で約4,000円ですが、コスパ最強です。
なお、カードにリングを通すと「覚えた/覚えてない」で分けにくいので、リングを通さないほうが使い勝手はよいです。
『システム英単語』の復習について
分散学習が、長期記憶に有効であることが科学的にわかっています。
よって、最初から最後の2,200語まで1周し、その過程で覚えたカードの山と、覚えてないカードの山に分け、覚えてないカードの山だけを2周めします。さらにその過程で覚えられた山と覚えられていない山に分け、3周めは覚えられていない山だけを復習します。
集中学習はNG!
同じ単語を短期的に繰り返することを集中学習といいますが、これは覚えた気になるだけで長期記憶に寄与しません。あえて期間を置き、敢えて忘れさせてから復習するようにしてください。復習する間隔が長いほど長く覚えておけることも科学的にわかっています。
よって、シス単の2,200語を最初から最後まで通してやり、再び最初に戻って復習するという勉強をすれば、勝手に復習間隔は最大化されるというわけです。
毎日やる必要はない
英単語は毎日やる必要はなく、結局「どれくらいの間隔を置いて復習するか」が重要であることが、科学的に知られています。例えば、毎日10ページずつ進めて1ヶ月に1周するのと、1ヶ月に1日単語暗記をする日を作って一気に1周するのは学習効果が一緒ということです。
まとめると、「英単語は次の日、1週間後、1ヶ月後に復習すべき」や「英単語は毎日やるべき」といった言説にはエビデンスがなく、非効率なのでやめましょう。
*参考文献
『システム英単語』で「日本語⇒英語」や「書き出し」は不要
『システム英単語』を使用する目的はあくまでも、「長文問題で得点すること」です。よって「日本語⇒英語」や「書き出し」をする必要はありません。
実際、横浜市立大学医学部の合格者も「最初は色々と気になって確認していたのですが、一周終えるのに時間がかかったので、英語→日本語ができたら次に進むようにしました。カードでは細かいことを気にしない方が効率が良いのかなと思います」と言っています。
『システム英単語』に関するQ&A
- 前置詞を入れる( )が答えられなくても復習対象にしますか?
- はい。前置詞も合わせて覚えたいです。
【決定版】英語の勉強方法と年間スケジュール
英語の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。
『システム英単語』の単語掲載数
章 | 見出し語数 |
---|---|
第1章 Basic Stage | 600 |
第2章 Essential Stage | 600 |
第3章 Advanced Stage | 485 |
第4章 Final Stage | 336 |
第5章 多義語のBrush Up | 180 |