聖マリアンナ医科大学医学部の小論文・面接の実施対象者
1次試験合格者
聖マリアンナ医科大学医学部の小論文・面接の配点
- 1次試験:400点(英語:100点、数学:100点、理科2科目:200点)
- 2次試験:200点(面接:150点、小論文:50点)
1次試験400点に対し、2次試験200点と配点比率が高いです。2次試験は、2020年度入試から小論文が50点・面接が150点と、面接比率が高くなっています。
しかし、よほど大きなミスをしない限り、1次試験(筆記試験)の点数のまま最終合否(補欠順位)は決まっているという印象です。
聖マリアンナ医科大学医学部の小論文出題形式
1,500字程度の日本語文章を読み、その要約や題名付け、内容に絡めて自分の意見を述べさせるような出題がされます。
医療知識は特に問われません。また、日本語文章のテーマは医療であるとは限りません。
聖マリアンナ医科大学医学部の小論文過去問
- 松田雄馬『人工知能はなぜ椅子に座れないのか 情報化社会における「知」と「生命」』(2019年度1日目)
問1 この文章に、あなたが考えた題名を20字以内でつけなさい。
問2 著者は、なぜ羽生善治永世七冠のインタビューを引用したのだと考えますか。100字以内でまとめなさい。
問3 この文章を参考にして、医療従事者や患者と人工知能やコンピュータ技術の関わり、利点と欠点などについて、あなたの考えを300字~400字にまとめなさい。
- 神谷美恵子『生きがいについて』 (2019年2日目)
問1 この文章の内容を40字以内でまとめなさい。
問2 筆者が考える「生きがい」とはどのようなものか、具体的に100字以内でまとめなさい。
問3 この文章を参考にして、病気を患っている者が「生きがい」を感じられるようにするには、どのようなことが大切と考えるか、あなたの考えを300字~400字にまとめなさい。
- 坂田勝彦『ハンセン病者の生活史 隔離経験を生きるということ』(2018年度1日目)
問1:文章の内容を40字以内でまとめる。
問2:「隔離による文化」とはどのようなことか、具体的に100字以内でまとめる。
問3:文章内容を参考に、感染症と社会との関わりのために医師に求められていることについて、自分の考えを300~400字で述べる。
- 中村雄二郎『臨床の知とは何か』(2018年度2日目)
問1:20字以内でタイトルをつける。
問2:ヒポクラテスとイオニアの自然哲学者やクニドス派の医者たちとの考えの違いを、100字以内でまとめる。
問3:患者の病気を診断し、治療する医師としてのあるべき姿とはどのようなものか、自分の考えを本文の内容を踏まえて400字以内で述べる。
聖マリアンナ医科大学医学部の面接形式・雰囲気など
面接形式
面接官3名:生徒1名
所要時間
20分前後
雰囲気
穏やかな雰囲気
聖マリアンナ医科大学医学部の面接過去問
- 医師を志望する理由
- 本学を志望する理由
- 大学でやりたいこと
- 長所と短所
- 自己PR
- 併願状況について
- チーム医療において、医師には医学知識以外に何が必要か
- iPS細胞には倫理的な問題があるか
- 音楽か映画を選択して、どのようなものかを説明し、好きな理由やどんな人にどうやって勧めたいかを述べる
- 足りない素質を1つ。それを改善するにはどうしたらよいか
- 聖マリアンナ医科大学が必要としている学生像
一般的な質問ばかりであり、医療知識も不要です。