国際医療福祉大学の小論文・面接の実施対象者
一般
小論文:1次選考。ただし、小論文の評価結果は一次選考では使用されず、2次選考で使用されます。
面接:2次選考。ただし、2次選考は1次選考合格者のみに実施されます。
共テ利用
1次選考合格者。2次試験では学力テスト(英語)・小論文・面接を実施。
国際医療福祉大学の小論文・面接の配点
一般
- 1次試験:550点(英語:200点、数学:150点、理科2科目:200点)
- 2次試験:段階評価
共テ利用
- 共テ:900点
- 2次試験:段階評価
国際医療福祉大学の小論文出題形式
時事的なテーマについて、60分・600字で論じる形式です。医療テーマとは限りません。なお、日本語での出題となります。
国際医療福祉大学の小論文過去問
2019年度入試
昨年12月に成立した外国人労働者の受け入れ拡大に向けた改正出入国管理法(入管法)が、本年4月1日に施行されます。わが国の人口減少が進む中、労働力の確保が大きな課題となっていることが、その背景としてあげられます。政府は、新設される在留資格「特定技能」によって介護分野に5年間で最大6万人の受け入れを見込んでいるといった報道もあり、医療福祉分野においても今後外国人労働者の数は増加していくものと思われます。外国人労働者の増加が、これからのわが国の医療福祉や社会に与えるであろう影響およびその問題点と対策について考え、600字以内で述べなさい。
2018年度入試
2016年における日本の出生数は、1899年に統計をとり始めて以来はじめて100万人を下回る水準となり、少子化が進んでいることが報じられました。少子化の原因については、親となる世代の人口が減少していることに加え、晩婚化と夫婦二人の間の平均出生児数低下などが指摘されています。その背景には様々な社会的要因があるとも言われており、子ども・子育て支援は、重要な政策課題ともなっています。 少子化についての問題点を整理したうえで、あなたの考える対策案を600字以内で述べなさい。
2017年度入試
英国のEU(ヨーロッパ連合)離脱、米国でのTPP(環太平洋経済連携協定)交渉やNAFTA(北米自由貿易協定)の見直しを掲げるトランプ大統領の選出により、自由貿易と保護貿易をめぐる議論が起きているが、第二次大戦後のIMF(国際通貨基金)・GATT(関税及び貿易に関する一般協定)体制(ブレトン・ウッズ体制)が転機を迎えているかもしれない。これらを踏まえて、自国の立場で自由貿易と保護貿易について600字以内で論じよ。
国際医療福祉大学の面接形式・雰囲気など
面接形式
面接官3名:生徒1名
※1,2回目で面接官は変わります。
所要時間
約30分×2回(面接の間は約5分の待機時間あり)
雰囲気
穏やかな雰囲気(圧迫等なし)
国際医療福祉大学の面接過去問
面接(1回目)
- 3分で自己紹介
- 医師を志望する理由
- 本学を志望する理由
- 大学でしたいこと
- 併願校について
- 長所と短所
- 部活動について
- 趣味
- 国際性とは何か
- 海外で医療に従事したいと思うか
- 地域医療について知っていること
など、志望理由書に書いた内容に関する質問、その人自身について深掘りする質問がメインとなります。
面接(2回目)
- 3分で自己紹介
- 情報の正確性を保つためにしていること
- 最近読んだ本、自分の人生に影響を与えた本
- 最近気になる(医療)ニュース
- 体外受精、代理出産、出産前診断の利点と欠点
- 原発問題について
- 遺伝子操作について
- 安楽死について自身の考えを述べよ
- メディアの信憑性についてどう思うか
など、時事に関する質問がメインとなります。
「〜について知っていますか?」と聞かれて、わからなくても素直に「わかりません」と答えることが重要です。面接官から説明があったあと、それについて自分の考えを述べる(ディスカッションする)流れになります。