
▼松濤舎を選ばれた理由、きっかけ
医学部志望で高校3年生夏休みまで鉄緑会に通塾していましたが、消化不良を起こしておりました。そして、その流れのまま大学受験に臨み、いずれの大学も一次試験通過もままならないという結果に終わり、浪人が確定しました。その時点で、本人も実力不足は認識していたものの、鉄緑会のような集団授業ではなく、マイペースに自分の進度・習熟度に応じて学習を続けられた方が良いと考えていました。そこで、松濤舎さんのHPの情報等から、本人のペースで学習をすすめつつも進度状況に応じて、適宜のアドバイスや教材の提供をいただけるのではないかと期待して、松濤舎さんの入塾を決めました。
▼受験勉強にはどのように関わっていらっしゃいましたか?
本人は、決められたルールは守るというタイプで、通塾していた1年間は、本当に淡々と学習を続けていました。全3回の全統模試ごとに期間スケジュールを立て、それを週間・日々の学習計画に落とし込み、その日々の学習内容を記したメモを作成していたので、それをいつもLINEで送ってもらっていました(本人の希望を踏まえ、松濤舎さんを薦めたのが私で、実際に松濤舎さんでどのような指導をされるのか興味があったので子どもから報告を受けていたというのが実際でしょうか。)。学習自体は、当然のことですが、本人がするものですし、「スポンサー」(親)として報告を受けていたという感じでしょうか。
▼松濤舎にお任せいただけたのはなぜですか?
入塾後は、「進捗管理シート」を毎週更新していただき、苦手だった物理についてはほぼ個別指導に近い形でアドバイスをいただいたり、また、進度に応じて分野別問題集(オリジナル)の課題をいただくなどして通塾していた1年間、特に物理の習熟度が高まったようです。また、過去問演習に入る段階では、「過去問管理」という形で配点・目標点等を記載した一覧性の高いシートを作成していただき、本人もそれを踏まえながら、どの程度の点数を取れば良いのか意識して学習が進められたと思います。
▼合格の秘訣は何だったと思われますか?
通塾させていただいた1年間(実質10ヶ月弱ですが)では、本当に安定した実力を身につけることができたと思います(全統模試3回の結果はほぼ浮き沈みがない状態でしたので)。「それが、合格の秘訣でした」とご報告できれば良かったのですが、本人が本番に弱いため(未だに原因不明ではありますが・・・)、志望校の一つである昭和大学医学部の合格はいただけたものの、他大学の結果は芳しいものではありませんでした。これは、医学部に限るということになりますが、一般受験枠の定員数が年々減少し(地域枠の増加等)、その少ない枠を同じレベルの多数の受験生(およそ2000人程度でしょうか)が激しく争う結果、本当に試験問題の相性や当日のコンディション、その他些細な要因で、合否が分かれてしまうからだと感じました。ですから、医学部の合格には、最低限の安定した実力養成は必要ですが、そこから先は、本当にわからないというのが率直な感想・思いです。
▼松濤舎はどのような人にオススメしたいですか?
学習は自分自身でするものという意識が強く、ただ、その自分の方向性や進度管理の「コーチ」が欲しいという方、そのコーチも「熱血」というよりは、理論的・理性的な「コーチ」が合うという方には本当におすすめだと思います。