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【決定版】『化学の新演習』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録
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『化学の新演習』を使った合格実績

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

『エクセル化学』+『化学の良問問題集』+『新演習』で合格

医学部医学科

大阪大学、東京医科歯科大学 など

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『化学の新演習』で合格できる大学

『化学の新演習』で偏差値72.5まで取得可能*です。

(*)ロジック:実際に生徒が到達した習得レベルと合格校の平均偏差値や、全統記述模試で取得した偏差値を比較し、現実的な偏差値を割り出しています。

『化学の良問問題集』で偏差値72.5が取得可能ということは、河合塾のボーダー偏差値**で、偏差値70の大学までが対応可能の目安と考えてください。

(**)ボーダー偏差値は河合塾が発表している値で「昨年、その偏差値を取った人の50%が合格した偏差値」が定義です。科目別では発表されません。パスナビで表示される偏差値も、この河合塾のボーダー偏差値です。

『化学の新演習』で取得可能な偏差値

松濤舎では、問題集ごとに独自に習得レベルを定義しており、習得レベルと偏差値の関係まで割り出しています。

『化学の新演習』の習得レベル

レベル15割以上の問題を、自力で解ける
レベル28割以上の問題が、自力で解ける:偏差値72.5

『化学の新演習』の問題数

計331問

問題数★★★★★
1. 物質の構造3616164
2. 物質の状態4211247
3. 物質の変化88304612
4. 無機物質の性質4727173
5. 有機物質の性質7221429
6. 高分子化合物4612259

『化学の新演習』を課題に組み込む

以上のように、「志望校が決まる」⇒「偏差値が決まる」⇒「問題集の習得レベルが決まる」⇒「解くべき問題数が決まる」というロジックが成り立ちます。

松濤舎ではこのロジックをもとに、定量的な課題を作成して、徹底した管理指導を行い、高い合格率を誇っています。

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『化学の新演習』の使い方

問題を解く

次の模試の範囲を対象として、問題番号順に解いていきます。

わからなければすぐに解答を見てOKです。解けなかったら×マーク、解けたら◯マークをつけていきます。

随時、教科書傍用問題集や『化学の良問問題集』に戻り、該当範囲でどのようなことを学んでいたか、その知識で『化学の新演習』が解けなかったか、確認しましょう。

人は、新しい知識は既有知識と関連付けて取り込んでいきます。『化学の新演習』で扱っている問題は難しいものが多いですが、これまでに習った問題と紐づけることで、効率よく定着します。

復習する

次の模試の出題範囲を1周したら、再び最初に戻り、×マークが付いた問題を復習します。

2周目で出来るようになる問題は少ないはずです。×マークを累積していきましょう。もちろん、解けるようになった問題には◯マークをつけ、そのような問題は3周目以降は放置します。

一度◯マークが付いた問題は、模試前までは放置しましょう。できだけ勉強時間は「新しい知識を増やすこと」に使いたいため、◯マークが付いたことのない問題を優先的に回します。模試前になったら、一度◯マークが付いた問題も忘れている可能性があるので、◯マークが付くまでに時間がかかった問題から優先的に復習するとよいです。

(補足)短期的な復習について

分散学習が基本とは言え、たまには短期的な復習がしたくなるのも人の常です。

たとえば、その日に勉強したことを寝る前にざっと確認したり、昨日勉強したことが気になって見てしまうなど。

こういった短期的な復習はしてもOKです。ただし、短期的な復習をして解けたからといって◯マークは付けないようにしましょう。一つの目安として「3日以上空けて解けたら◯マークを付ける」というルールにしておくと、◯×マークの意義が損なわれません

このルールを破ってしまうと「◯マークが信用できないから、全部の問題集を復習する」といったことに陥り、非常に効率が悪いため注意が必要です。問題集を1周するときから上記のルールで運用し、復習すべき問題を重点的に復習するようにしましょう。

受験勉強の9割以上は復習の時間です。いかに復習を効率的に行うかが受験勉強の肝であり、そのためには解ける問題に時間をかけないようにすることがポイントとなるのです。

なお、短期的な復習は、短期記憶になるので意味がない長期記憶につながる分散学習を阻害するということになり、安心感が得られる以外にメリットはありません

これがわかった上で、短期的な復習と付き合っていきましょう。

『化学の新演習』1問にかける時間

20分

『化学の新演習』に関する前提

本書『化学の新演習』は、ほとんどの受験生にとって不要です。

『エクセル化学』だけで偏差値67.5、『化学の良問問題集』までで偏差値70が取得可能なので、『化学の新演習』が不要な人がほとんどです。

目安として、東京大学理科Ⅲ類、京大医学部、阪大医学部、東京医科歯科大学医学部、慶應義塾大学医学部を志望する人のみ『化学の新演習』まで入りましょう。

『化学の新演習』の前にやること

『エクセル化学』などの教科書傍用問題集と『化学の良問問題集』を習得し、偏差値70近く取れている必要があります。

『化学の新演習』の次にやること

市販の教材でやるべきものはないので、過去問演習に入りましょう。


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