>>[残席僅か]1月入塾の個別相談会はこちら

【決定版】『地理Bの点数が面白いほどとれる本』の使い方とレベル

『地理Bの点数が面白いほどとれる本』で到達可能なレベル

共通テスト地理Bで8~9割が取得可能です。つまり、本書一冊で共通テスト地理Bに必要な基礎知識が網羅できます。

『地理Bの点数が面白いほどとれる本』の4つの特徴

グラフや資料が豊富

地理のテストでは、グラフや資料の読み取りが度々出題され、地図やグラフの精密な読解力が問われます。

本書『地理Bの点数が面白いほどとれる本』には、共通テストや模試などに出てもおかしくないグラフや資料が充実しています。また、非常にカラフルなので飽きることなく学習できます。

地理の根本原理が詳しい

「地理の根本原理」とは、例えば、「この地形はどのようにして形成されたのか?」や「どうしてこんな現象が起こっているのか?」というような物事の根本にある理由や原因のことです。

勘違いされがちですが、地理は単なる暗記科目ではありません。地理の問題を解くには、地理的な概念の理解や適応が必須です。この本は、そういった「地理的な概念や因果関係」にフォーカスした本です。知識を単なる暗記で終わらせず、「どのようにしてそうなっているのか?」や「なぜそうなっているのか?」というような根本的な原理についての解説が豊富です。見たことのない問題に対しても柔軟に対応する力が身につきます。

共通テストに必要な基礎知識はこの1冊で十分

共通テスト9割に必要な基礎知識は、この一冊で網羅することができます。

地理の分野には、大きく分けて「系統地理」と「地誌」があります。その両方とも、この本一冊で学ぶことができます。一冊にまとまっているので分量が少ないと思われがちですが、情報量も多く、しっかり内容のまとまっている参考書となっています。

演習問題付き

各章の最後には、「チェック問題」として演習問題が用意されています。

各章で学んだ内容をすぐに確認できるので、内容の定着に役立ちます。また、解説も非常に丁寧で、その解答に至った理由なども詳細に書かれています。

『地理Bの点数が面白いほどとれる本』の使い方

系統地理を通読する

系統地理をしっかり理解することが地理での得点の要であり、地誌の学習がよりスムーズに進みます。

地誌を通読する

ただの暗記として考えず、系統地理の知識を使って頭で考えながら学習する

問題演習でわからなかったところを本書で復習する

通読が終わったら問題演習に入ります。

共通テストの過去問や予想テストなどの問題演習に取り組み、わからないところがあれば本書に戻って確認します。わからないことがなくても、すべての知識が問題で取り上げられるわけではないので本書の該当箇所を読むようにしてください。

『地理Bの点数が面白いほどとれる本』の次に勉強すること

共通テストやセンター試験の過去問などで演習を積みましょう。わからなかったときは、本書『地理Bの点数が面白いほどとれる本 』に立ち返ることが重要です。

『地理Bの点数が面白いほどとれる本』の対象者

共通テスト地理Bを受験する全ての人が対象です。

『地理Bの点数が面白いほどとれる本』学習時のポイント

どうしてそうなっているのか?に目を向ける

地理という教科において、全く同じ問題や単なる知識問題が出題されることは少ないです。

今まで見たことのない問題を解くとき、これまで学んできた地理的な概念や根本にある現象の理解をもとに解答を考えることが重要になります。この傾向は、共通テストでは顕著に現れるでしょう。

例として、2021年度の共通テスト地理Bの第一問を考えます。この問題は、仮想的な大陸の気候についての問題でした。こういった問題には、「日本の大部分はCfaだ!」といったような単純な暗記で解答することはできません。

「どうしてそのような気候になるのか?」や「その気候の特徴は何が原因なのか?」というような現象の根幹にある原理を知ることが必要です。

本書『地理Bの点数が面白いほどとれる本』には、地理の根本原理について詳しく書いてあるので、学習の際に「原理を理解する」ことを意識して学習しましょう。

地図帳をつかう

地図帳で地名や位置関係などを確認するようにしましょう。地理のテストにおいて、地名や山脈名の名称だけを覚えていても意味がありません。「どの場所に何があるのか?」「位置関係はどうなっているのか?」が非常に重要です。

わざわざ地図帳で開くのは非常に面倒ですが、ここをサボってしまえば学習効果は激減するので、必ず地図帳を併用しましょう。自分で白地図などを印刷し、調べた情報などを書き込んだ「my地図」を作ってみてください。

『地理Bの点数が面白いほどとれる本』の注意点

アウトプットは別途行う必要がある

本書『地理Bの点数が面白いほどとれる本 』は、インプットをメインとした参考書です。

各章に演習問題がついていますが、それだけでは足りません。演習は、演習系の参考書や共通テスト、センター試験の過去問などで行うようにしましょう。

会話形式である

本書『地理Bの点数が面白いほどとれる本 』は生徒と著者の会話形式によって書かれています。会話形式が苦手な人には本書は適していないかもしれません。

しかし、必要な情報はしっかり書いてあり、「なぜ?どうして?」という疑問に重点的に答えていく構成になっています。

『地理Bの点数が面白いほどとれる本』の目次

第1講 地図と地理情報

地球と地図

第2講 系統地理

大地形/小地形/地形図/気候要素と気候因子/気候区分と植生・土壌/降水と海洋/農業/林業・水産業/エネルギー・鉱産資源/工業/地域開発と環境問題/人口/村落と都市/商業・観光業/交通・通信/貿易・資本の移動/国家・民族

第3講 地誌

東アジア/東南アジア・南アジア/西アジア・アフリカ/ヨーロッパ/ロシアと周辺諸国(旧ソ連諸国)/アングロアメリカ/ラテンアメリカ/オセアニア/日本