
東京科学大学医学部の小論文・面接の実施について
前期
・小論文:実施しません
・面接:個別試験時に実施
後期
・小論文:個別試験時に実施
・面接:個別試験時に実施
東京科学大学医学部の小論文・面接の配点
前期
・面接:配点は非公表
※共通テスト:180点、個別試験:360点
後期
・小論文:100点
・面接:100点
※共通テスト:500点、個別試験:200点(面接・小論文のみ)
東京科学大学医学部の小論文出題形式(後期)
出題形式
問題文を読み、設問に答える形式。英文であることもある。
試験時間
120分
文字数
100~500字
東京科学大学医学部の小論文過去問
2025年度
〔1〕次の文章を読んで、設問に答えなさい。
〔イアン・ハッキング著、渡辺博訳「表現と介入ー科学哲学入門」(2015)より〕
設問1 傍線部について、それぞれの「規準」を150字以内で説明しなさい。
設問2 傍線部について、どのように科学に向き合う必要があるか。科学史における具体例を挙げて500字以内で説明しなさい。
〔2〕次の文章を読んで、設問に答えなさい。
〔シーナ・アイエンガー著、櫻井祐子訳「選択の科学」(2010)より〕
設問1 文中の医学上の問題について、患者や家族などが選択することの欠点を、400字以内で説明しなさい。
設問2 医師として、医療情報や取り得る選択肢を、患者や家族へ説明する際に留意することについて、あなたの考えを300字以内で述べなさい。
2024年度
〔1〕次の文章を読んで、設問に答えなさい。
〔池上彰著「相手に「伝わる」話し方」(2002)より〕
設問1 傍線部のように言った理由を100字以内で説明しなさい。
設問2 傍線部のようにいうのはなぜか、筆者の考えを踏まえて150字以内で答えなさい。
設問3 傍線部について、あなたの考えを250字以内で述べなさい。
〔2〕次の文章を読んで、設問に答えなさい。
〔桐野高明著「医療の選択」(2014)より〕
設問1 傍線部の意味を200字以内で説明しなさい。
設問2 日本の医療提供体制について、傍線部の言葉を用い、その問題点も含めて300字以内で説明しなさい。
設問3 日本に必要な医療の改革について、あなたの考えを300字以内で述べなさい。
東京科学大学医学部の面接形式・雰囲気など
面接形式
前期
面接官3人:生徒1人
後期
面接官5人:生徒1人
所要時間
前期
5分程度
後期
5~10分程度✕2
雰囲気
面接官によっては、厳しく追求されることもあります。特に後期は、和やかではないと感じた人が多いようです。
東京科学大学医学部の面接過去問
・東京科学大学を志望する理由
・大学でやりたいこと
・自分の長所、短所
・併願校について
・日本の医療のあるべき姿とは
・尊厳死についてどう考えるか
複数人の面接官が、それぞれ順番に質問をしていきます。前期は一般的な質問が中心ですが、後期は受験生の意見を求める質問が多くなります。面接官によっては、答えについて深く追求してくる人もいます。