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【決定版】『4プロセス』の使い方とレベル

『4プロセス』で取得可能な偏差値

『4プロセス』で取得可能な偏差値は55*です。

*全統記述模試(河合塾)の偏差値。
*問題集と模試を紐づけたり、生徒が実際に取得した点数から取得可能な偏差値を算出。

『4プロセス』で合格可能な医学部・上位校

ありません。

『4プロセス』の習得レベル(松濤舎の定義)

レベル1:5割以上の問題が自力で解ける

レベル2:8割以上の問題が自力で解ける・・・偏差値55

『4プロセス』の使い方

問題を解く

『4プロセス』の使い方は非常にシンプルです。問題を解いて解答を読んでいくだけです。

計算問題や基本操作をスムーズに行うことが本書を使う目的になります。もし計算方法や基本操作がわからず解けなければ、×マークをつけ、すぐに解説を見ましょう。

解説を読む

『4プロセス』の解説は不親切ではありますが、一応操作はひと通り載っているため、解説を読んで確認しましょう。

×マークが付いた問題を復習する

解けた問題には◯マーク、解けなかった問題には×マークを累積していきます。×マークしかついていない問題を優先的に復習しましょう。復習は原則として3日以上を空けるルールにすると短期記憶になりません。

『4プロセス』の特徴

①計算問題・基本操作をスムーズに行うための問題集|『4プロセス』の特徴

『4プロセス』は、計算問題・基本操作がスムーズに行えるようになるための問題集です。よって、『4プロセス』だけをやっていても偏差値55までしか到達しません。計算問題・基本操作しか掲載されていないため、典型問題の解法暗記は本書では行えません。

②オーバーワーク|『4プロセス』の特徴

1つの計算・基本操作に対して10問前後掲載されていることがあります。正直これはやりすぎて、計算問題・基本操作だけに時間を使いすぎるという欠点があります。

『4プロセス』の活用法

『4プロセス』の特徴でお伝えしたように、『4プロセス』は計算問題・基本操作だけをオーバーワークにやるような問題集になっており、時間をかけても取りたい偏差値が出ないリスクが高いため、使わなくてよいなら使いたくない問題集です。

残念ながら多くの学校で『4プロセス』を宿題にしたり、定期テストの出題範囲として指定してきます。提出必須の宿題であればやらざるを得ませんが、そうでないならやらないほうが賢明でしょう。

『4プロセス』の代替となる問題集

『4プロセス』をやるのであれば、上記のような網羅系の教科書傍用問題集に最初から取り組んだほうがよいです。上記問題集には、各セクションの最初に必要十分な計算問題・基本操作が掲載されており、この量で十分だからです。

計算問題・基本操作はさくっと終わらせ、典型問題の習得にできるだけ時間をかけましょう。

上記問題集でも、レベル1,2の問題が解けても偏差値55までしか出ず、レベル3,4の問題(=典型問題)が解けるようになれば偏差値65〜67.5が出ます。ここに時間をかけたいものです。

『4プロセス』に関するQ&A

学校で『4プロセス』をやるよう言われます。どうしたらいいでしょうか?
松濤舎では学校でやるよう言われた問題集はやる方針を推奨しています。やはり学習の基盤は学校にあり、そこを疎かにすると足元が揺らぐからです。ただ、無駄だとわかっているものに時間をかけるのはもったいないので、できるだけ要領よく終わらせるようにしましょう。例えば、授業中に終わらせてしまったり、休み時間に片付けてしまうのがよいでしょう。
『4プロセス』で成績が伸びました。どうしてですか?
計算問題・基本操作がスムーズにできるようになることで、典型問題をスピーディーに解き切れるようになります。ここがボトルネックになっている人は『4プロセス』をやることで成績が伸びます。ただ、『4プロセス』だけでは偏差値55までしか取れず、それ以上の偏差値は、FGや青チャートのレベル3の問題以上に取り組まないといけません。また、FGや青チャートに載っている計算問題だけでも十分なので、まずはこれらの問題集が瞬殺できることを優先しましょう。