問題集を1日単位の学習計画に落とし込む方法

結論:1周にかかる2−3倍の期間で問題集は終わる

前提として、勉強というのは新しい知識をできるだけたくさん覚えることであり、知っている問題を解いている時間が一番無駄である、ということに同意してください。よって、問題集には◯×をメモし、一度◯のついた問題はできるだけ放置し、まだ解いたことのない問題や×しか付いていない問題のみを解くようにしてください。

さて、1周目に問題を解いて解けた問題に◯、解けなかった問題に×を付けます。1周目ですでにできるようになった問題が半分あったとすると、2周目以降は半分の勉強時間で足りるようになります。一度、解答解説を読んでいるので1周目よりは時間がかからないかもしれません。そうして2周目が終わると、3周目はさらに半分の時間で済むようになっています。そう考えると、1周目にかかる時間を1とすれば、無限等比級数を用いて、

1+1/2+1/4+…+1/2^n+…=2

となるので、結局1周にかかった時間の倍の時間があれば習得できるということになります。よって、例えば2ヶ月後に対象の問題集をひと通り終わらせたいと考えた場合は、その半分の1ヶ月で1周するようペース配分をすれば、できない問題だけを繰り返し2ヶ月後には問題集が完了している、ということになります。もし300問が載っているとしたら、30日で1周するためには1日10問解けばいいですね。1問15分としたら150分(2.5時間)であり、平日の勉強時間だけでも十分に問題集を終わらせることができますね。

問題集にかける時間が半分になるというのはなかなか難しい、と考える人は、1周目にかけた時間の2/3の時間で終わらせられると仮定して考えてください。この場合は、

1+2/3+(2/3)^2+…(2/3)^n+…=3

となるので、1周にかかった時間の3倍の時間で完成させられるような計画を立てたら良いのです。よって、3ヶ月後に問題集を終わらせたいと考えた場合、1ヶ月で1周するペース配分で計画を立てたら良いのです。

とてもシンプルですよね。

放置することを恐れない

一度◯の付いた問題は放置する前提で考えているのですが、放置することを恐れないでください。できるだけ復習する間隔を置いた方が、長期的に記憶に残ることが学習科学で知られているからです。敢えて放置し、模試や入試前に復習しましょう。

問題集の問題数をカウントする

問題集の問題集をカウントしましょう。それを、先述の通り1ヶ月にかける時間で割ったら1日あたりのノルマの完成です。

現役生の場合、平日と休日で勉強時間が異なりますので、7日分の計画を1週間で遂行するよう調整すると良いでしょう。