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【決定版】『まるまる使える 入試小論文』の使い方とレベル

 

『まるまる使える 入試小論文』を推奨する理由

松濤舎では、小論文対策に時間をかけるべき生徒には小論文対策用として本書『まるまる使える 入試小論文』を1冊やり、過去問演習をして対策完了しています。

数多ある小論文対策教材として本書を選ぶ理由は下記です。

『まるまる使える 入試小論文』は原理原則が少なく明朗

これはもっとも重要だと考えます。

小論文対策教材は様々な過去問を取り上げそれぞれの解き方をただ紹介しているものが多く、過去問や本番では使い物にならなかったり原理原則(っぽいもの)が多くて使えない、というものが多いです。

その点、本書は原理原則がシンプルでわかりやすいのです。目次の一部を抜粋してみました。

  • 小論文には型がある
    • 小論文に文章力は重要ではない
    • イエスかノーかを答えるのが小論文だ!
    • 小論文には『型』がある
  • 小論文入試の出題と採点の実際
  • 小論文を書く心構え
    • 説得せよ!
    • 独創的な意見を書く
  • 小論文でしてはいけないこと
    • 内容の七か条
      • 道徳やきれいごとに逃げてはならない
      • 感情的になるな
      • 決めつけるな
      • 優等生の論理を振り回すな
      • 弁解するな
      • 手紙調は避けよ
      • 生半可な知識は振りかざすな
  • 原稿用紙の使い方
  • メモの取り方
    • 小論文の質は、メモの量と質で決まる、と言っても誇張ではない
  • 構成の仕方
    • メモを取り終わったら、すぐに構成に移る
    • 四部構成で四つの段落が原則
  • 文章作成の方法
    • 書き出しの基本パターン
      • 文字どおり、疑問文で始める
      • 客観的事実で始める
      • 結論で始める
      • 定義・分類で始める
      • 個人的体験で始める
    • 「展開」で深く掘り下げる
    • 「結論」では余計なことは書かない
    • 時間配分を考えておく

いかがでしょうか? 他書と比較していないとわからないかもしれませんが、大変体系的かつシンプルにまとまっており、知りたいと思うことが必要十分に含まれています。

本書を通して原理原則が身についたら過去問を解いて対策は完了します。

『まるまる使える 入試小論文』の使い方

順に読み進め、演習問題になったら実際に解いてみます。

解答解説を読み、なぜそのような解答になるのか、原理原則を押さえた答案が書けていたか振り返りましょう。

『まるまる使える 入試小論文』の指定について

松濤舎では、さらに勘所を押さえた小論文対策を行うためオリジナル教材を作成しました。そのため現在は『まるまる使える 入試小論文』を指定教材にはしていません。