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エクセル化学
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使用する問題集;トップダウン問題集
化学の良問問題集
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化学の新演習
浪人・再受験生の基本スケジュール
一般的な難関大学を受験する場合
4月〜6月末:『エクセル化学』の基本問題までの400問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日10問、1問5分、1日合計1時間。
7月〜8月末:『エクセル化学』の標準問題、論述問題、エクササイズ、発展知識、実験問題、思考問題の約100問が対象。2ヶ月完成。1ヶ月で1周ペース。1日3問、1問20分ペース、1日1時間。
9月〜11月末:『化学の良問問題集』の全約340問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日8問、1問15分ペース、1日2時間
12月〜:『エクセル化学』『化学の良問問題集』復習しつつ、過去問演習へ
一部の最難関大学*を受験する場合
※東大理Ⅲ、京大医学部、阪大医学部、慶應医学部
4月〜6月末:『エクセル化学』の完成(すでに一定問題は解ける状態で4月を迎えている前提)
7月〜8月末:『化学の良問問題集』の全約340問が対象。2ヶ月完成。1ヶ月で1周ペース。1日10問、1問15分ペース、1日2.5時間
9月〜11月末:『化学の新演習』の全約330問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日8問、1問20分ペース、1日2.5時間
高3生のスケジュール
4月〜6月末:『エクセル化学』の基本問題までの400問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日10問、1問5分、1日合計1時間。
7月〜8月末:『エクセル化学』の標準問題、論述問題、エクササイズ、発展知識、実験問題、思考問題の約100問が対象。2ヶ月完成。1ヶ月で1周ペース。1日3問、1問20分ペース、1日1時間。
9月〜11月末:『化学の良問問題集』の全約340問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日8問、1問15分ペース、1日2時間
12月〜:『エクセル化学』『化学の良問問題集』復習しつつ、過去問演習へ
高2生のスケジュール
高2は、次の2パターンのどちらかのケースが多いです。
・化学基礎、生物発展 or 物理発展
・化学発展、生物基礎 or 物理基礎
基礎科目は、定期テスト対策期間に学校指定の教科書傍用問題集をやっておけばOKです。あまり時間はかけず、その分を英語と数学にかけたほうがよいでしょう。
また、選択しない理科科目にはできるだけ時間をかけないほうがよいので、早めに理科選択してしまいましょう。
高1生のスケジュール
高1は、次の2パターンのどちらかのケースが多いです。
・化学基礎のみ
・生物基礎&物理基礎
基礎科目は、定期テスト対策期間に学校指定の教科書傍用問題集をやっておけばOKです。あまり時間はかけず、その分を英語と数学にかけたほうがよいでしょう。
また、選択しない理科科目にはできるだけ時間をかけないほうがベターです。早めに理科選択は決めてしまいましょう。
化学の特徴
覚えるべき知識は限定的。知識に比例して安定的に得点できる
化学は覚えるべき知識が限定的です。
簡単に言えば、エクセル化学の知識さえ頭に入れれば、偏差値67.5近くの国公立医学部であっても合格点を取ることが可能です。
知識には単純知識と手続き知識があります。
単純知識とは、無機化学の物質名や性質などのことで、手続き知識とは、理論化学の計算問題や有機化学の構造決定問題のようなものです。
どちらも覚えることは少なくないですが、限定的であり、覚えてしまえばほとんどの大学において合格最低点に届く点数を取ることができます。
現役生に多いですが、化学が間に合わないのは大変勿体無いです。『宇宙一わかりやすい高校化学』があれば独学で進められるので、間に合わなくなりそうになったら独学で進めるようにしてください。
英語と数学を優先すべき
化学は重要な教科ではありますが、習得するのにそこまで時間がかからない教科でもあります。
分散学習の観点から早めに取りかかり、薄く長く勉強しますが、1日あたりの勉強時間は英語と数学に最も多く時間配分するようにします。
英語は単純に覚えるべき知識(特に単純知識)が多いですし、言語の性質上、触れる時間の絶対値を増やす必要があります。
数学も覚えるべき知識(特に手続き知識)が多いですし、一定時間を置いてから復習してやっと理解するといった現象が起きる教科です。
英語と数学を優先しながらも、『エクセル化学』が確実に習得できる状態にはなるようスケジューリングすることがポイントとなります。