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【無料】英文添削サービス「Hi Native」の使い方

「Hi Native」を紹介する背景

近年難関大学を中心に、多くの大学の英語の試験では自由英作文や英訳が出題されるようになっており、ライティング対策の重要性が増しています。

一方で、自分のライティングが自然な英語になっているどうかを自力で判断するのが難しいのはもちろんのこと、多くの学習者にとってネイティブ感覚を持って採点してくれる先生を見つけるのも簡単ではないと思います。

そこで、今回はネイティブによる英語添削を無料で提供しているサービス「Hi Native」を紹介します。

Hi Native

https://hinative.com/ja

「Hi Native」の概要

「Hi Native」は自分が学びたい言語のネイティブスピーカーに直接質問をすることができる外国語学習サービスで、英語のみならず、110もの言語が学習可能です。全世界に500万人以上のユーザーがおり、世界中のネイティブスピーカーに自然な表現を教えてもらうことができる非常に便利なサービスとなっています。

確かなネイティブ感覚を持ったユーザーに、最適な表現を教えてもらったり、自分のライティングを添削してもらったりすることができるため、「Hi Native」を上手く使いこなせば、入試における英語のライティングを大きく伸ばすことができます。

以下では、「Hi Native」の操作方法や詳しいサービス内容を見ていきましょう。

「Hi Native」の操作方法とサービス内容

まずはじめに、「Hi Native」を使用するにはアカウント登録を行う必要があります。Google、Twitter、Facebook、Emailからの新規登録が可能です。

その際、興味のある言語や国と地域に加えて、自身の母語と詳しい国や地域の登録が求められます。ユーザーの中には日本語学習者も多数存在しており、私たちが外国語を教わるかわりに日本語のネイティブスピーカーとして彼らの学習を手助けすることで、「Hi Native」のシステムは成り立っています(日本語に関する質問への回答は任意です)

「Hi Native」の質問テンプレート

さて、登録が完了するとすぐにサービスを使用開始できます。「Hi Native」では、様々な質問テンプレートが用意されており、これらを利用することで簡単に質問ができます。

質問テンプレートは以下の通りです。

  • なんて言うの?
  • この表現は自然ですか?
  • 意味を教えてください
  • どうちがうの?
  • 例文を教えてください
  • ~~の発音を音声でおしえてください
  • この発言は自然ですか?
  • 気になる国や地域について質問したい
  • 自由に質問したい

自分の質問に沿ったテンプレートを選択し、質問内容を書き込んで投稿することで、ネイティブからの回答が返ってきます。

「Hi Native」を使って東大自由英作文を添削してもらってみた

ここからは実際に「Hi Native」をどのようにライティング学習に使用するのか見ていきます。「Hi Native」にはブラウザ版とアプリ版がありますが、今回はブラウザ版の画面を用いて紹介します。どちらも操作方法やサービス内容に大きな違いはありませんが、アプリ版だと使用できるテンプレートが一部制限されてしまうようです。

では一例として、「Hi Native」を使用して東京大学の英語の入試問題にチャレンジしてみましょう。1998年度の東大英語の自由英作文の問題は以下の通りでした。

次の英語で示された見解に対して、賛成、反対、いずれかの意見を英語で述べよ。

Young people in Japan should have the right to vote in elections from the age of eighteen.

(日本の若者は18歳から選挙権をもつべきである)

東大英語の自由英作文(1998年度)

2016年に18歳選挙権が実現しましたが、この当時、選挙権を持っていたのは20歳からでしたね。それはさておき、18歳選挙権の是非についてどのような主張がありうるか考えてみましょう。

「なんて言うの?」を使ってみる

賛成派の意見として、「少子高齢化が進むなかで、若年者の意見が政治に反映されにくくなることは大きな問題である。」という主張が考えられます。では、さっそく質問テンプレート「なんて言うの?」を選択し、日本語のまま入力してみましょう。

すると約5分後、さっそくこのような回答が返ってきました。

With the declining birth rate and aging population, the opinions of young people will be less likely to be reflected in politics. This could be a major problem.

Hi Native回答より

付帯状況のwithや助動詞couldを使いこなした、ネイティブらしい英文を教えてもらうことができました。このテンプレートは英語で何と言えばよいか全く見当がつかない場合でも、日本語を用いて質問することができます。英語の学習を始めたばかりでも使いやすいテンプレートだと思います。ただしある程度のレベルまで達すると、自分でアウトプットをする練習をしなければ、なかなかライティング能力を伸ばせません。

そこでおすすめなのが、「この表現は自然ですか?」というもうひとつのテンプレートです。これを使用することで、自分が実際に書いた英語がネイティブにとって自然かどうかを知ることができます。

「この表現は自然ですか?」を使ってみる

先ほどは賛成意見を述べたので、今度は反対意見を考えてみます。「18歳はだれに投票するかを決めるには若すぎる。」という主張を英語でこのように書いてみました。

Eighteen are too young to make decision in who to vote.

自作回答

するとすぐ、この英文は「不自然」だという評価が返ってきました。「この表現は自然ですか?」というテンプレートを用いると、英文の自然さを4段階で評価してもらえます

その後10分ほどして、さらに以下のような添削が返ってきました。

Eighteen year-olds are too young to make the decision on who to vote for.

Hi Native回答より

冠詞や前置詞の間違いなど細かい点まで添削してもらい、自然な英語を学ぶことができました。

いかがだったでしょうか。「Hi Native」は簡単に、無料でネイティブスピーカーからの添削を受けられる有用なサービスなので、是非大学入試のライティング対策に使ってみてください。

最後に

一点気を付けてほしいのが、添削者はネイティブスピーカーであっても、英語の専門家ではないということです。そのため、時々文法的に正しくない回答が送られてくることがあります。

なるべく複数人の回答を参考にするほか、疑問点は必ず辞書や文法書で調べるようにして、正確なライティングの能力を身に付けましょう。